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【子育て】母娘旅で気づいた「娘の癇癪の理由」♯058

我が家には2人の子供がいますが、日ごろから、子供と1対1で話す時間をつくりたいと、送迎、お風呂、家事の時間を活用して、なんとか時間を捻出しています。

ただ、やっぱり平日は「ながら」でしか話が聞けません。

ちょうど春休みが始まり、幼稚園児の娘の預かり保育も5日間の休園。この期間は仕事は早朝に済ませ、なるべく日中は子どもと遊んでいます。
小学生の兄はまだまだ休みがあるので(^^:)、息子は実家に預けて、娘と一緒に岡山へ日帰り旅行をしてきました。

今日は、そんな娘との旅行で気づいたことを書こうと思います。

まず、娘は
・私やお兄ちゃんの用事に付き添わせることが多い
・平日は一緒に遊ぶ時間がほぼない
・休日の家族全員でのおでかけは、大人+兄が関心がある「鉄道」「歴史」にまつわる場所を選ぶことが多く、娘が行きたい場所ど真ん中に訪れる機会は少ない。
ということもあり、この日は娘が好きなこと(サンリオ、プリンセス、人体)を体験できることを中心にプランニング。

・キティちゃん新幹線乗車
・川崎医科大学の現代医学教育博物館見学
・いがらしゆみこ美術館でお姫様体験

この3本をメインに据え、+αで倉敷美観地区を街歩きしてみました。

普段、意思が強く、こっちが「ダメ」と言ってもやりたいことは絶対にやろうとするし、逆に嫌なことはとことん反抗されるので、手を焼くこともしばしばなのですが、この日はものすごくご機嫌で、途中癇癪を起こすもすぐに収まり、本人も「楽しいことばっかりだから、今日はごきげんやで」と言っていました。
頑固で癇癪を起すのは性格なのかな、と思っていたのですが、一緒に旅をしてみると、娘がやりたいことがやれたら、こっちのお願いもちゃんと聞いてくれる。
「そっか、癇癪の理由は、毎日我慢しながら、本人なりに頑張っていることの反動なのか!」と気づくことができました。
そら、大人でも、自分のやりたいことを相手がやらせてくれなかったら不満はたまるもの。子供は好奇心の塊だから、やりたいことは沢山ある。
頭ではわかっているけれど、普段、カツカツの時間で生活していると、ついつい、そこに目をやれない自分に反省・・・

幼稚園では、お友達とのかかわりのなかで感情を整理しなければならない機会も沢山経験している旨、先生からも本人からも聞いていたし、家でも大人やお兄ちゃんの事情が絡み、本人が望むことすべてが通らない中、娘なりに我慢してるんだなぁ、ちゃんと娘のやりたいことを優先して時間つくってあげたら、娘の気持ちも落ち着くんだな、と普段の自分を反省するとともに、普段、娘なりに頑張っていることにも思いをはせることができました。

そういえば、息子が4、5歳の頃、引越し、夫の単身赴任、娘の誕生、コロナ、コロナ禍の渡英といろんなイベントが連続し、息子が不安定になっていた時期があり、当時、相談した幼稚園の園長先生からは「家でも幼稚園でもしっかり甘えさせてあげましょう」と言われたことを思い出しました。

そうだ、娘もまだ4歳。
まだまだ、うまく気持ちのコントロールなんてできないよな。

春休み、日中、仕事をやったとて、仕事も子供への対応も中途半端になってしまい、思うようにことが進まず「しんどいなー」と日々思っていますが、どうしてもやらないといけない仕事は早朝にして、日中はしっかり子供たちと向き合おうと決心。

そして、平日は時間に追われて、子供に癇癪を起されても、その背景まで十分に考えを及ばせることができず、その場しのぎの対応になりがちだけど、やっぱり「自分が忙しくならないための工夫」って大事。

そんなことに気づかせてもらえた母娘旅でした。

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