見出し画像

26歳で経験した流産

これは私の経験した流産のお話です。
当時気持ちが整理できず、いろんな方の体験談を見て気持ちを落ち着けようとしていた自分を思い出して、書いてみることにしました。
誰かの励みに少しでもなれればと思います。

当時の様子

26歳、営業職5年目。大学卒業まで運動部に入り、ゴリゴリの体育会系で生きてきた私は、体の丈夫さ、精神の強さには人一倍自身がありました。

当時勤めていた会社は、残業、深夜出勤も多く、不規則な生活が続いていました。(22時退勤・3時出勤などもざら)
最近でこそ女性の数は増えて来ているそうですが、当時は社員の2割ほどしかおらず、肉体労働も、ある程度免除されながらもやらざるを得ない環境でした。また、自分自身の「生真面目」性格も相まって、仕事を断ること・助けてもらうこと・さぼることが苦手で、自分を身を削ってまで仕事に奉仕してしまうタイプの人間でした(今もそのままかもしれない・・・(笑))

妊娠発覚

25歳で結婚し、26歳で妊娠が発覚。
もともと子供が大好きで、早く子供が欲しいと思っていたので、すごく嬉しかったです。
初めての妊娠で右も左も分からないまま3週目、4週目が過ぎていきまた。

5週目には胎嚢が確認できましたが、その時病院の先生に
「胎嚢が少し小さいね。2週間後にもう一度確認してみよう」
と言われました。

2週間後(妊娠7週目)の検診で再度産婦人科に行くと、胎嚢は3.7ミリ、心肺も確認できました。しかし、先生には
「多分大丈夫だと思うけど、念のため2週間後にもう一度検診をして問題がなければ、母子手帳をもらいに行ってください。胎嚢は成長していますが6週目くらいの大きさです。」
と言われました。

心肺が確認できれば問題ないとネットで調べていた私は、帰宅後、先生の言葉が気になり、「胎嚢小さい」「心肺確認後流産」等の体験談を見あさりました。
でも、心のどこかで、「まだ26歳だし、体も人一倍丈夫だし、私に限って流産はしないだろう。」と心のどこかで思っていました。

この時期はつわりも軽くあり、仕事も不規則だったので、双方の両親・会社の上司(係長)・同じ係の先輩(係内では私が最年少)には伝えておこうと思い、妊娠していることを伝えていましたが、「重たいものを持つ仕事・夜勤は免除してほしい」というSOSは出せずに、頑張ってしまう自分がいました。

3度目の検診

ここから先は

1,005字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?