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チーム戦は好きだけど集団行動は苦手な話

帰宅すると、部屋着に着替えて堅あげポテトを食べる。
最近のマイルーティーン。
普通に悪習慣。




さて、
私は知らない人(顔見知りを含む)が大勢居る飲み会が苦手だ。
特に、会が始まって15分で恋愛とか下ネタが飛び交い出すような、
そんな飲み会である。

これから語るのは、その大いなる言い訳と言って差し支えない。



私はチーム戦が好きだ。

昔チームスポーツをやっていた、ということもあり、秩序ある集団や体育会系のノリも特段苦手ではない。

皆で考えや技術を寄せ合って、共に戦ったり、より良いものをつくったりということに関しては、そのプロセス自体が非常に楽しいと感じる。


しかし私は、集団行動が苦手だ。


私にとってそこにどのような違いがあるか、というと、
「流れに流される強制力の大きさ」だと思う。



チーム戦にも、周りの流れに沿う行動は必要だ。

この作戦でいこう、と決まったら、その通りに動く必要があるし、
上下関係も考慮する必要が出るだろう。


一方で、例えば作戦を変更した方がいい、と思ったとき、
チーム戦では、それを主張することもまた、真っ当なことである。

流れには反する行動だが、「今更!!??」みたいな状態でもない限り、
ナンセンスだとは言われない。

それは、チーム戦が、「チームの成功・向上」を
目指しているからだと思う。

目標が達成されるのであれば、流れを変えたり、既存の秩序を見直したり、
といったことを厭う方がナンセンスだ。



しかし、集団行動は違う。


集団行動は、流れに沿うことが全てだ。
良くない流れが来ているとしても、船頭が望まない限り、流れは変わらない。

集団行動とは、船頭の流れに沿うこと、既存の秩序を維持すること自体が目標で、それを乱すことが一番の禁忌なのだ。



飲み会の話に戻る。

まず、大して関わりの無い人との会話は、ノリが掴みづらい。

しかし、その場に親しい人同士が居ると、その人たちのノリで会話が進み、彼らを船頭に流れが作られていく。

それが特に恋愛や下ネタの場合、
これは私の未熟さゆえというのも大きいが、

「これなんの時間…?」

という考えが巡る。
特に、顔見知り程度のメンツだったら尚更だ。


しかし、簡単に流れを変えることは許されない。
なんの時間?と思っている人の発言は、ノリにもどうも合わない。
そうやって一つ目の流れに乗れないでいるうちに、次の船頭の権利も取られてしまう。


とまあ、このようにして、本当にただ無駄な3,500円くらいが飛んでいく。


ここで主張したいのは、集団行動をすることが悪だとは全く思っていない
ということだ。

集団行動によって生まれる関係性や、楽しい時間がある。
それを楽しんでいる人が、世の中にはたくさんいる。


ただ、私にはそれを楽しむ能力が大きく欠けているということだ。
挙句、堂々とスマホなんかいじり始めて、ドロップアウトしてしまう。




約1,000文字に込めた、私の妬み嫉み。

世の、飲み会によって人の輪を広げている人へ。
どうか私に、手解きしてください。


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