夏休みにできるだけ
家を整理しようとするにも
書物、本、ノート、子供の作文など
どうも書類を手放せない

学校や図書館が
もう時代遅れだからとか
こどもが読まないから
と処分する本の中にも

大切な知識がうまっているのに
と手をのばしてしまう

そんな紙類を目の前に

今日はなんとなく座った

どんな小さな知識でも役に立つ
時には知っているかいないかで
人生が分かれることがあるから

だから
必死で知識で鎧をかためようとしているのか

ないと
出遅れるような
忘れ物をしているような
負けるような

そんな足りない気分にさせられるのは
そんな気分になるのは

自分に自信が無いから
自分の中に
全てはあると
何度も聞きながら
それを信じられていないから

自分を信じていないから
まさに漢字どおり
自信

この本がなくても
私は大丈夫
この知識がなくても
私は大丈夫

何がなくても
私は大丈夫

知識を手放しても
まだここにいる私

それだけで十分でなないだろうか

そうしたら
自分の本当の価値
生きる価値が
見えてくる気がする