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遺伝レベルでメンタルが弱い自分がありのままの自分を取り戻すためにやったこと



遺伝レベルでメンタルの弱い自分が
ありのままの自分を取り戻すためにやったこと

この記事と動画は
・ちょっと今、メンタルマイナスなところにいるな
・ちょっと性格的に病みやすいな
・ちょっとメンタル弱い傾向があるな
という方が自分でメンタルケアをする時に

・こうするとスムーズにいくだろうな
・逆に罠に引っかかると、回復の足を引っ張るだろうな

という内容を話していきたいと思います。

どういう方にオススメ
・メンタルが弱い自覚がある
・周りにメンタル弱い人がいる
・メンタルケアの事を考えたことがある
・自分のメンタルを守っていくのってどういうこと?
・ありのままの自分とはなんなのか?

オススメしない
・遺伝レベルでメンタルが強い自信がある方
・そもそもケアなんて考えたこともない
・夢のような話を聞きたい方(非常に現実的な話をします)


この記事と動画で分かる事


が分かります。


冒頭の1と2の部分は無料にしていますので、
聞く価値があるなと思ったらご購入ください。
※動画内で2章まで無料としましたが3章まで撮ってしまったので
3章まで(冒頭20分)無料にしています。
全編約110分 15000文字以上になります。


現状

メンタルの問題に限らず、悩みって人に相談しづらい
→日本にはカウンセリングの文化が根付いていない
→最近は良くなってきたとはいえまだまだ根性論が根付いている

状況は変えて行きたいが
とはいえ現実的に…

僕の周りですら、よく聞く悩み
下手にメンタル関係とか重い悩み相談すると…

・いつのまにか友達同士に伝わって話のネタになっている
(話のネタにされたくない)

・病んでると大袈裟にされて心配されすぎる
(心配かけたくない)

・年上に相談したら説教大会になってなぜか怒られてる
(怒られたくない)

のような悩みや声があってなかなか現状、重い相談しづらい
(カウンセリングや傾聴の概念自体、日本では一般的ではない)

なので今回は他人に相談の前に
自己ケアする時に必要な内容
メンタルケア、回復、防御のための心構え的なものを
経験を交えて話せていければと思います。


自己紹介

主にオンラインで
メンタルケアやコーチングをしているユウキと申します。

年数で言えば10年以上
コーチング(相談やカウンセリング)の回数で言えば1000回以上
コーチングの指導で言えば2年ほどやってきました。

タイトルにあるように
僕自身も遺伝的にメンタルが弱い
+家庭環境も悪かった

という特性を持っています。
ズバリ家族や親族に精神疾患が多い
(うつ病、パーソナリティー障害、自殺者)

自分だけはメンタル弱くない思っていた
家族はそうでも自分だけは違う!と思ってた

メンタルの弱さを痛感したのが
→就職して1年で過敏性腸炎で入院した

過敏性腸炎はストレスとか過度な緊張でで起こる病気と言われている
→突然耐えられないほどの強い腹痛、お腹痛くて立ってられなくなった

→当時はとある重要施設の警備業
拘束時間は長い、昼夜逆転はあったが…(常駐警備)
むしろ自分のチームは上司が優しくていいチームだった

→1年たっての急に耐えられないくらいお腹が痛くなって入院
原因は仕事のストレスだった

まったくストレスの自覚がなかったから検査してみたら
ストレス耐性が人よりもすごく弱い
認めざるを得なかった
→自分はストレスがメンタルや体調に影響しやすい

そんな僕でも今は初対面の人にメンタルケアや相談に乗ったり、
人前でコーチング教える
かなり重めの相談などもヒヨらないで乗っていれる

遺伝レベルで弱いメンタルの自分が、本来の自分を取り戻すためにやったこと 
失敗談も交えて話せれば

心理的な知識、経験や、やってきたこと
失敗談なども含めながら紹介していければと思います。

この動画と記事で
やりたいこと、伝えたいことはシンプル

辛い状況でも、立ち直ったり、これから何か始めたり、
多少上手くいかなくても腐らずに何かしたい

という人の役に立ちたい。

人間一回、不貞腐れると回復がめっちゃ遅れるから
立ち直るのにすごく時間がかかる
(学習性無力感)

今、治療している、休んでいる がダメなんじゃない
それは必要なもの、必要な休息

何していても、どんな考え方でもいいから
どうか腐るのだけはやめてほしい

誰得状態(この状況、誰が得しているの?)
経験的にも価値観的にも本当によくないなと思った。

学習性無力感はその最たるものだな。
本当はやってみたいことがあるのに…でもどうせ…

本人も本当はそれ望んでないし…
どこかで折れてしまった、挫かれてしまった、立ち直らない学んでしまった

周りもそれ望んでないし…

誰も現状を望んでいない。
誰得状態

これを避けたい。

・前提として当たり前すぎてみんな忘れている事

メンタルの状態って人によります
精神状態は人による

なんで全く同じメンタル、精神の人がいないのか?

人間という同じ生き物なのに
全く同じ時間、同じ環境、同じ場所で生きてきた人間があなた以外にいないから

心理学でも遺伝と環境の影響を調べる時に双子を実験や調査に使う
→双子ですら似てても差異が出てくる

色んな方にコーチングしてきましたが、
みんな違う考え
違う意見を持っている
だからこそ傾聴とコミュニケーションが必要。

メンタルの問題は人による。が前提
その中で自分に合ったものを個人で選ばなければならない問題

メンタル限らずにあらゆるものに言える
=自分の物は自分で選択しなければならない

でもこの一見問題にみえるものが実は
ありのままの自分を取り戻す
ヒントであり、方法論。

1、そもそもどう考えてメンタルケアすればいいの?

苦しい現状になった時どう考えれば?
あなたはどうしたいのか?の問い

現状、苦しかったり生きづらさを感じる場面があると思います

=人はそれぞれ違う意見を持っている
=問題は無限にある様に感じたり、
どこから手を付ければいいのか?

→とてもじゃないが攻略できないような感覚

色んな方とお話してきましたが、
やっぱりみなさん何か抱えてますし、
迷ってますし、
割と周りからはメンタルが強そうと思われている方でも、
少し病んでる部分が見え隠れしてたりします。

(健康の問題、キャリア仕事の問題、人間関係の問題、お金の問題)
それなりに悩んで生きているんですよ。

だから悩むな、くよくよするな!
夢や目標を持って、希望を持って生きよう!
みたいなヌルい話ではなく。

でもこういうのっていざ主観で体感すると、
どうしても
孤独のような感覚になる
悩みは無限に思える感覚になる

お手上げなのか?
→NO 手はある

さっき
問題は人によって違う
=人の数×時間の数だけ悩みがある
=膨大な答え
方向性は選べる

とりあえず方向性という考え方

どっちに進むか?というスタート地点についた次点で
答えは有限になる。

人生のロジックツリー

悩んでいる時は、夢や目標や意義は見失っているし、
そのせいで行動、実行の選択肢が無限にある。
どっから手を付けていいか分からない。
これがぐちゃぐちゃになっているから混乱する。

悩みの中心地に自分が立っている状態は、
三角形が広すぎて円みたいになっている状態。

視野が広すぎる。
360度見まわしていたのが、取り合えず180度になったら半分になる

→悩みを一気に半分にする問い
→どうしたいか?
あなたはどうしたいですか?

という問いがスタート地点であり
方向性を決める事

まず仮でもいいから方向性を選んでみる

あなたはどうしたいか?
あなたはどうしてみたいのか?
=この質問はあなたの方向性を定める質問だから

→悩んでいる人は大体、混乱している
人に話したらなんかスッキリしましたって現象あるじゃないですか

コーチングしててよく言われるのが
ありがとうございました!
なんか話したら悩みとか問題が整理されて、スッキリしました。
これならいけそうです。
コーチングってすごいですね!

ありがとうございます。
と受け取りながら
(いや僕、何も特殊な事はしてないです。
あなたが頑張って脳を働かせて冷静になっただけです。)

→僕は一生懸命あなたの話を聞いて、あなたの頭の整理に努めただけ。
働いたのはあなたの脳、思考

本当の答えはあなたの中にあった。状態。
=童話の「青い鳥」状態。

でもこの混乱が強敵で
苦しみだったり、不安だったりを増幅させる
誰でもそうなる。

→その混乱を外したい。開放したい。

その質問が
とりあえず、あなたはどうしたいか?
どうしてみたいのか?

でその上で
→人間が積み上げた、知恵や、やり方を試す
現時点で分かっている正しい方法、おそらく有効だろうという手段を選ぶ

メンタル関係で言えば(薬物療法、心理療法、カウンセリング)

あなたは常に
どうしたいかの方向性の上に立っていて、
それは選べるという
スタート地点にまず立って欲しい

方向性が決まるから、やり方が決まる
さっきまでまるで丸いホールケーキの様に広がっていた混乱が
切ってショートケーキにしていくように
どんどん自分の方向性が定まって、尖っていく

で、仮に方向性が違っても軌道修正すればいい
止まったり戻ったりしても構わない。

だれも責めない。
むしろ僕は褒めたいです。

すこし抽象的なので
自分の例

→遺伝的にストレス耐性が弱い
→どうしたいか? 
とりあえず一般人並みのストレス耐性が欲しいな

→自分に合うストレスケアのワークとか
ストレスとは??本を読んだり、ワークとか
友達と一緒に取り組みを試してみる
→コーチング、コミュニケーション、傾聴、認知行動療法

→ゴールが見えてきた 
ストレスに強い最強のメンタル作り

方向性が決まったからゴールが見えてきた。

どうなれば実質クリアなのか?
やっていくと分かった。

じゃあ何しても壊れない無敵のメンタルって?
→なにしても壊れないメンタルはない

→人間は誰しも狭い箱の中に閉じ込められて半日くらいの時間を
軽くおにぎりみたいにぎゅっとされ続けると

たいていの人間は強烈なストレスでおかしくなる
→身体的な外傷があまりないのにぐったりしちゃう

僕なんかよりずっと考えてもメンタル強い人物
ネルソンマンデラ(南アフリカで差別と戦った偉人)

ネルソンマンデラのくじけそうになっている
ネルソンマンデラになりたいのか? 
すごく尊敬はするけどNO

一つの大切な気づき
「ゴール間違ってた」

図で言えば方向性を決めて
目標を決めたけど、少しズレてた
僕が愚かだった。
って話で終わってもいいんですけど

何をいいたいか?って考えてみると

=最初、人並のメンタルほしいなという方向性
→次に、最強のメンタル欲しい
→次に、最強じゃなくてもいいな

徐々に狭まってきている
=無限の問題じゃなくなってきている
=自分に最適化されてきている
=自分は本当は何が欲しかったのか分かってきている

僕が本当に欲しかったのは「そこそこの」メンタルの強さ
→1対1で人と深い話が出来る
→提案や自分の意見を忌憚なくしゃべれる

が出来ればよかった

2.メンタルが弱った時にみんなハマる2つの大きな罠

・一つ目、あまりに高い目的、目標を立てすぎて深淵に沼る
=哲学、心理学、仏教(スピリチュアル)
→それ人生すべてをかけて極めたいか??

→目標の壁が高すぎて挫折、深淵すぎて挫折する
→挫折するという事は、効果が実感できなくて途中でやめる

メンタルを守りたい、強くなりたい人は
→無敵のメンタルにはならなくてよくて
・気になる人にデートの誘いをしてみるコミュ力、魅力
・取りたい資格があるからコツコツ勉強する集中力、粘り強さ
・人気者になってみたいから上手く話せる度胸、プレゼン力がほしい
・競争になった時にヒヨらずにリスクを取って勝つメンタル

でもみんな最初はそれがよくわからない。
分かっている人は何しているのか?

方向性を一度、決めてみることによって
=自分何が欲しいかよくわからないな
の壁を突破している

経験的に大抵の人はトップアスリート並の強靭なメンタルはいらない
大抵の人は求めてないし、求められてもいない。

→人の心理はすごく奥深い
未だに学んでいるけどもまだまだ勉強不足を感じる

→人類に取って精神とは?そもそも意識とかってあるのか?
→人類にとってなぜ思考があるか?
→人の心理に普遍性あるのか?

わけわからなくなる
=哲学に転ぶ、スピリチュアル、宗教、占いだったり

勘違いしてもらいたくない
否定しているわけではない
哲学たのし~占いたのし~

占い師している知り合いがいますけど
毎日楽しそうでした。素晴らしいと思います。

それは占いに何か人生レベルの意義があるから。
それを探求するのは非常に有意義なテーマだと思います

人生の意義、意味を感じられる幸せだって思う人はそれでいい。
その人にとってそれが合っていた。

そうじゃない場合も多い
大抵の人は哲学者で人生終えたい訳ではない

やりたいことに挑戦したい
余計な不安や余計なストレス受けたくない
不安やストレスを感じても適切に対処したい

→毎日生き生き行きたい
→今辛くても腐らないでいたい

その思考の拡散しすぎを引き締めてくれるのが、
その問題、悩み
どうしたいですか?

方向性を決めて
試してみる 
みたいなものをまず
思考として育てて欲しい

心理学では近い概念として
【成長マインドセット】
→「人間の能力は努力により成長する」という考え方

【固定マインドセット】
→人間の能力や資質は固定的なものであり、努力などによって変わらないという思考です。

いきすぎると…
学習性無力感みたいな状態になる。

・メンタル改善の2つ目の罠

病んでしまったらそのまま病み続ける
=固定マインドセットからの学習性無力感

失敗から立ち直れない

もちろん必要な休息、養生もある
病気とか場合はしっかりお医者さんに相談して休んでくださいね

僕の例

遺伝的にストレス耐性が弱いのを認めなかったこと
そんな事ない!メンタル弱いはずはない!
→高校の頃、空手もやってたし!(関係ない)

→兆候はずっとあった、バイトもガーっと3か月働いたら
パタッと1か月休む

→いや、普通のハズ、劣っているはずがない
→遺伝的に弱いと認めてしまったらもう終わりだ

よくわからないプライド
→就職してたった1年で過敏性腸炎

→どこかで自分のストレス耐性の弱さを認めるべきだった
実は通信簿の結果はとっくに出ていた

→自分はメンタルが弱い。若干分かってた
→こういうのって本人は若干わかっている
→キツイ。
弱い自分を認めないといけないから

ここで言いたいのは

弱い自分や辛い現実を認めるんだ!
辛さを乗り越えるんだ!
という精神論を言いたいわけではなく

このブライド本当に無駄だったな
自分も改善のチャンスを逃しているし
メンタルの弱さで会社に迷惑かけたこともあったし
迷惑かけたいわけでもなかった
誰が得しているんだ??

このプライドを乗り越えて、
ようやっと自分への労りが出来るようになった。

一つ自分にとってのポイントだった

→今ストレスはどうだろうか?
自分自身で内省したり、
ムカついた時に信頼できる友達にちょっと話聞いてよって言える

人間って良くも悪くも変化しますから、
試して、小さな失敗、小さな成功をして、改善すればこれなら出来るな

アニメとかマンガとか映画とかドラマとか
なんでもいいですけど、
見ていてこれ好きだな、
これあんま好きじゃないなみたいなのだんだん分かる

アンパンマンもワイドショーも映画も同等に見ている人
って人そうそういないと思うんですよね
自分の好みって少しくらいわかる

自分への労りが出来るようになると深く分かってくる

感情と価値観で判断していない人間はいないから

どんなに賢い、頭がいい、論理的な人でも
自分の価値観の元、(どうしたいか?)
で判断してない人間いないですね

【成長マインドセット】
育てるためには?

→Q、じゃあ自分はどうしたいんだろう?
→Q、どうなれば自分はいいんだろう?

っていうのを自分に問うてみる

もうすこしストレッチして、実際に試してみると
ゴール。どうしたいかも変わっていく

そうしていくことで
自分なりのベスト(自分に合ってるもの)
ベター(安定しているもの)
が出来てくる

学習性無力感については重要なのでまた後半また詳しく話します。


3,ありのままの自分になると言うけどなんなのか?

ありのままの自分って結構前に流行りました
アナと雪の女王で レットイットゴーという曲がありました

ありのままの自分になるんだ
素晴らしい事

メンタル改善とか相談とかをしていて思うのが
ありのままの自分。本来の自分
を掴んでいる人

自分なりのベスト、ベターがある
=自分に合ったやり方、今自分がどうしたいか?がある

によって取り組んだり、新しい事を取り入れる

それによって
やりがいとか納得感
変化の体感(進捗感)があって生活している状態

アナ雪のエルサは家出して引きこもった事で
ありのままの自分を見つけた。
→完全に引きこもるのは違うよなって戻ってくる

ありのままの自分。というものに近い概念だな。

話を戻すと

まずあなたがどうしたいか?という問いが
方向性を決めて、やり方を決めて、

これは違ったんだ
or
これは自分に合ってたを集める

繰り返されて道(going my way)になる
好きに生きなよ

→小さく試して、小さく失敗して
=あ、これやる価値あるわ、頑張ろう
→これは楽しいわ、意義があるやろう
→逆にこれは合ってなかった

=客観的にそこそこメンタル強くないですか?

=自分らしく生きている人
=自分らしく生きている人はトライ&エラーを繰り返している


捕まえて欲しい前提

・方向性を(あなたはどうしたいか?)を決めて、長い目で見て欲しい
という前提を持って欲しい

・本来の自分を取り戻せている人は
=色々試してみたから自分に合っている

外から見て
=色んな事に挑戦しているよね
いつも生き生きして楽しそう

本人からすれば
→自分がこれやれば楽しいって分かっているからやっている

自分らしく生きている
→自分に合わないのを選んでいないから自分らしいだけ

信念がある
勝負強いな
この分野においてはこだわりがあるな
→自分はここ、こだわろうが分かっているからピンポイントでこだわっているだけ

結果メンタル強いよね
自分らしく生きているよね に見えている

その状態=結果自分らしく選択出来ている

前編は少し抽象的な部分が多かったので、
中編、後編からはもう少し具体的なフェーズに入っていきたいと思います

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