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貴方に知ってほしい!足腰が弱くなる年齢

☆筋肉のピーク時からの減少

年齢を重ねると、私たちの体はさまざまな変化を経験します。その中でも、筋肉の減少は一般的な現象で、特に20〜30代がピークで、60代に入ると急速に筋量が減少します。さらに、80歳までにはピーク時の筋量の30〜40%に低下すると言われています。

☆足腰の弱さとは?

足腰の弱さは、日常生活に大きな影響を与えることがあります。長い距離を歩けなかったり、階段を上るのが難しくなったり、つまずいたり滑ったりして転倒するリスクが高まったりします。足腰が弱くなることは、個人の生活の質を低下させる可能性があることから、その予防や対処は重要です。

☆二足歩行の進化

二足歩行は、人間にとって大きな進化の一部です。これにより、両手が自由になり、腕や手を使ってさまざまな文明を築くことができました。赤ちゃんはハイハイや四つ這いで移動を始めますが、幼児期には二足歩行を習得し、階段を上ったり、走ったり、飛んだりする能力を発展させます。しかし、年齢を重ねると、運動機会が減少し、足腰の弱さを自覚することが増えてきます。

☆ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?

足腰の弱さは、最近では「ロコモティブシンドローム」とも呼ばれています。これは年齢や運動器の疾患に関連する状態で、足腰の衰えを含むさまざまな健康問題を指します。

☆足腰の弱さの主な原因

足腰の弱さは大きく2つの要因に分けられます

1. 年齢による筋力とバランス力の低下
年齢を重ねると、筋力やバランス力が減少します。特に下肢の筋力は急速に低下し、バランス力も低下します。

2. 運動器の病気
変形性関節症、変形性脊椎症、骨粗鬆症、筋肉減少症(サルコペニア)などの運動器の病気が足腰の弱さに関与します。

☆サルコペニアの重要性

サルコペニアは筋力の低下だけでなく、身体機能の低下にもつながります。骨密度の低下にも関与し、骨と筋肉の両方の健康に影響を及ぼします。

☆足腰が弱くなる兆候

足腰の弱さを感じる前兆がいくつかあります。以下の7つの兆候がある場合、足腰が弱りかけているかもしれません

1. 片脚立ちで靴下がはけない
2. 家の中でつまずいたり滑ったりする
3. 階段を上るのに手すりが必要である
4. 横断歩道を青信号で渡りきれない
5. 15分くらい続けて歩けない
6. 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
7. 家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である

これらの兆候を感じる場合、早めに医療機関の受診を検討し、コーチングやトレーニングを通じて足腰を強化することが重要です。足腰の健康を維持し、健康な老後を迎えるために積極的な対策を取りましょう。

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