わたしも大好きなんです。
（あえての、も）
（ファンが多いことを信じて）

昔からテレビドラマが好きで色々観ていて、
おもしろいと思っていたドラマのいくつかが同じ脚本家さんだったことに気が付きました。
そのときの衝撃と感動と興奮は今でも忘れられません。

ドラマを観るときは役者さんで選びがちですが、
今は脚本家さんも気になります。

最初に脚本家さんを意識したのは
「Woman」です。
満島ひかりさん主演。
決して明るくはないストーリー。観ていて、悲しく苦しくなるくらい。
それでも気になって、毎週欠かさず観ていました。色々考えさせられました。
今までわたしが観たことのあるどのドラマとも似ていなくて、それでいて満島ひかりさんの演技が素晴らしかったのです。

このドラマを作った人は誰だろうとすごく気になって
坂元裕二さんか。。
とお名前を検索したら。
出てくる出てくる、有名ドラマが！！！

「東京ラブストーリー」？！！！
「ラストクリスマス」？！！！
「Woman」とはまったく違うテイストのドラマを発見し、びっくりしました。

そして、どハマリしてリアルタイムで観ていたドラマ。
「それでも、生きてゆく」
「最高の離婚」
これも坂元裕二！！！？

その後は坂元裕二さん脚本と聞きつけたドラマは観るようになりました。

覚えている限りで観たことのある坂元裕二作品はこちら。

坂元裕二作品の魅力の一つとして登場人物の会話の素晴らしさがあげられます。
私たちの日常会話でもありそうで、ない会話。
心に響くものからクスッと笑えるものまで。

毎分レベルで、名台詞が出てくる出てくる。
名台詞が無限にあります。
（そして坂元作品はタメ口よりも敬語が多い）

登場人物のキャラクターもかなり個性があって魅力的。

「最高の離婚」の光生
「カルテット」の家森
「大豆田とわ子と三人の元夫」の慎森
「初恋の悪魔」の鹿浜や小鳥

理屈っぽいキャラの人が出ていることも多いですが
それもかわいく見えてしまう、坂元マジック。
（ドラマだと面白くてかわいいけど実在したらかなりめんどくさい部類）

屁理屈多めだけれど、共感できる部分もある。
人間味のある登場人物が多いのです。

そんな坂元裕二さんの作品。
早く次の作品が観たくてみぞみぞ（♫）してしまうのですが
なんと、今年の6月に映画が公開！

「怪物」

キャストがもう素敵すぎる。
ブラッシュアップライフで最高の演技を見せてくれた安藤サクラさん。
永山瑛太さんの役、当て書きだそうですよ。
期待しかありません！！
絶対に観ます。絶対に。（興奮）

さらには2024年には「片想い世界」という映画も公開予定。
こんなに毎年楽しませていただけるなんて。
幸せです。。。

最後に、悩みに悩みましたが
わたしが好きな作品ベスト5を考えたのでお付き合いください。

＋＋＋

第5位
「最高の離婚」
男女の、夫婦の本音がバシバシ出てきます。
大なり小なりみなさん思うところがあるはず。

第4位
「初恋の悪魔」
林遣都さんの演技に見入ってしまいました。人って一面だけじゃないんだな、とあらためて思わされます。

第3位
「大豆田とわ子と三人の元夫」
とわ子とかごめの友情がとても素敵。三人の元夫たちの会話が癒やしです。小鳥遊さんには震えました。いろんな意味で。

第2位
「問題のあるレストラン」
負けないで欲しいと強く願って観ていました。女性であるということで嫌な思いをするなんて納得いかない。そんな想いを救ってくれるドラマです。

第1位
「カルテット」
大好きすぎて5回は観ています。
4人は永遠にそのままでいてほしいと思ってしまう。
あのメンバーに混ざりたい、というよりは
気になる大好きな人達を遠くから見守りたいっていう感じ。

＋＋＋

サブスクでドラマや映画を観るときに、まず「坂元裕二」で検索します。
何度も観たくなる作品ばかり。
観る前と観た後の自分が、少し違う気がするのです。

心を豊かにしてくれる作品たち。
これからも観続けたいと思います。