AI時代の出版ゼミ

スマホがあれば出版できる

📚1ページ目:ホンギュラリティってなんなの?はこちら
📚2ページ目:個人の時代の仲間集めはpush型からpull型へはこちら
📚3ページ目:正義3.0はこちら
📚4ページ目:アイディアを発酵させるはこちら
📚5ページ目:スマホがあれば出版できるはこちらのページです
📚6ページ目:アーティストよ、筆を取れ。出版は爆発だ!はこちら
📚7ページ目:10冊売れると10,000円。 電子出版の印税の話はこちら

【5ページ目:スマホがあれば出版できる】

大野:いよいよ今週末が初回だね。今週おうどうだね!

木村:もうすぐおうどうだね。笑。(何にでもすぐ<〇〇おうどう>と付けるのは劃桜堂(かくおうどう)のお約束身内ネタです。)だいぶね、スライドも完成しつつあってさ、いい感じだよ。

まだ途中までですが、スライドは30枚を超えました

大野:いいねいいね、改めて見ると木村くんが半年で4冊の出版に関わったのって、ペースやばいね。笑。なんでこんなペースで出せたの?

木村:本の内容としては前からずっと練ってて、出版を連続でできるように準備は水面下でもちろんしてたんだけどね。あと、出版のために必要なのがwordだけでいいってのも大きい。

大野:wordってあの?パワポとかエクセルとかと同じあのword?

木村:そうそう、オフィス系の。電子書籍もペーパーブックもwordだけ。表紙はデザイナーさんにお願いしたけどね。

大野:まじか。wordなんて今やスマホに入ってるじゃん。専用のソフトとか全くいらないんだ!

木村:4冊のうち1冊は出版社から出して、あとの3冊はAmazonのセルフパブリッシングサービス使って出版したんだけど、wordだけだね。アドビ系のソフトみたいな、有料のアプリとか専用のデータ扱うとかも全くない。

大野:おれたちふたりとも今年26歳でさ、大学入るときにパソコンとwordとかその辺のソフト全部入れさせられたじゃん。大学で入れたから多少安く入れられたけど、今もうもはやスマホとかタブレットなら全くの無料だもんね。

木村:そう、だからめっちゃ簡単だよ。電子書籍とペーパーブックもほとんどデータ同じでいいし。電子書籍用に目次をハイパーリンク設定するとか多少あるけど、そんなの簡単だからググれば出てくるし、後からでもおれに聞いてもらえれば教えるし。

大野:スマホだけあれば出版できるってことか。そしたらもう、Twitterするのと作業的には変わらないね。笑。Twitterそのまま本にしようかな。笑。

木村:あー、でも実際にそういう本も今あるよ!Twitterのスクショみたいなのがページに貼ってあって、細かく解説というか、補足が書いてあるような形で本になってるやつ。リツイートとかいいね数とかも含めて画像になってて結構面白い。

大野:おれ自分のツイート解説すんの?笑。そんなに深いツイートないんだけど。笑。(劃桜堂はツイ廃本屋さんです @kakuodou_books

木村:まあようは、そんな文章力とか表現力とか気にしなくていいんだよ。笑。小説を書こうって思ってる人は別かもしれないけど。重要なのは「新しいことが書いてあること」、「オリジナルの内容が書いてあること」それと「書いてあることがわかること」なんだからさ。

大野:Twitterくらいのさ、140字とかだったらいくらでも書けそうな気がするんだけどねぇ。あとはおれもnote書いてるからさ、そういうブログくらいの長さとか。

木村:文章も、長文でなくてもいいんだよ。例えば紙の本だったら、見開きで完結するようになってる本とかもあるじゃん。片方が写真とかイラストで、もう片方に短い文章が書いてあるやつとかさ。

大野:あー、あるねそういうの。待ってそしたらもう、リスク全くなくない?笑。お金だって売上から手数料が取られるだけで、初期費用はタダでしょ?出版するのもwordがあればよくて、それもスマホにタダで入ってるでしょ?

木村:そうそう。電子書籍はもちろん在庫ないから管理費とかもないし、ペーパーブックもプリントオンデマンドって言って、これも在庫ないんだよ。リスクまじでなんもないよ。データさえ作れればAmazonが後は全部やってくれる。

大野:プリントオンデマンドってなに?

木村:Amazonで買い物するときに、この本買いますポチってボタン押すじゃん。そのポチって注文が入ってからプリンターがガーって稼働して、製本して本になるんだよ。在庫がないから管理費もかかんないし、1冊単位で作れるから何冊以上売れないといけませんってノルマもない。当然売り切れもない。しかもプライム会員なら翌日配送だよ。

大野:Amazonやばいね。笑。なんかもう、難しいことなんもなくない?むしろ何が大変なの?笑

木村:もうほんとに、目次だけちゃんと作れれば後はどうにかなる。目次って本の骨格みたいなものだから、それがちゃんと作れれば枝葉のところ、細かい文章はあとからどうにでもなる。さっきも言ったけど短文の組み合わせでもいいから、そうすれば長文書くスキルはいらないし。目次の段階できちんと全体の構成ができれば、短文でも長文でもオッケー。

大野:それでゼミは目次作りをやるのね。てゆうかもはやそこしか必要ないくらいな勢いだね。笑。

木村:もちろん書くための中身は必要だけどね!そういうのもあって、アーティストさんとかクリエイターとか、そういう人こそ出版したらいいと思ってる。絵描いてる人、写真撮る人、ダンスする人とか、そういう自分で何かを生み出してる人に書いて欲しいと思ってるよ。そういう人なら実際、いくらでも書ける。


6ページ目【アーティストよ、筆を取れ。出版は爆発だ!】に続きます。


お知らせ

8月19日(日)16:00〜18:00に【入門編】AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座を渋谷で開催します。

詳細はこちら👉 https://aipublish.peatix.com/
イベントページはこちら👉 https://www.facebook.com/events/205068223534630/?notif_t=plan_user_associated&notif_id=1533914736234533


【イベント概要】
AI時代の出版ゼミ 『つくる人の武器』としての出版講座

AI時代に力を持つのは、自らの感性、美学、哲学を技術を駆使して形にする “つくり出す人” です。

データやルールがあるものや、そこから導き出せる『正解があるもの』はAIに任せればいい。
データやルールのない『感性を元にした、正解のないものをつくり出す人』が活躍していくこれからの時代。

そんな時代に活躍する、アーティスト、デザイナー、パフォーマー、カメラマン。
はたまた、料理人やパティシエ、ライターや作家、映画監督に作曲家。
そんなアイディアと技術を駆使して『つくる人』たちにとって『著書』は武器になります。 
そんなAI時代に向けて、『つくる人の武器』としての出版講座を開催します。

☝️一芸払いという『つくる人』限定の支払いシステムも第2回から導入しました。ぜひ最後までご確認ください。

例えばアーティストなら作品の説明や制作過程をまとめた著書をポートフォリできるのはもちろん、
展覧会のグッズとして販売したり、それらをテキストに初心者向けの絵描き講座をすることもできる。
例えばパフォーマーなら自分のパフォーマンス動画を電子書籍にリンクさせて、
写真と動画と文章で作品を紹介することもできる。

しかもアマゾンの自己出版サービスを使えば、スマホだけで電子書籍もペーパーブックも出版することができる。
どちらも1冊から販売できるから、何冊以上売らないといけないというノルマもなければ、初期費用も無料でリスクもない。 

今までの本は、
専門技術と専用の印刷機と大量の販売ノルマのために、実績ある人の『終わり』の本でした。
これからの本は、
簡単な技術でAmazonから出版することができるために、これから活躍する人の『始まり』の本になりました。
つくり出す人の『1番最初の武器』へと、本の役割が変わりました。

出版への技術的、金銭的ハードルがなくなったいま、
必要な技術は本の骨格とも言える『目次作り』だけです。

目次さえきちんと作れれば、
・長文を書くスキルがなくともきちんと本になる
・実際に手を動かし始める前に内容を推敲できるので、高いクオリティの執筆ができる
・自分だけでは判断しにくい内容の良し悪しをきちんと判断できる

など、出版までの最も大きな関門をクリアすることができます。

半年間で自著も含めて4冊の出版に関わってきた講師が、
・なぜ今、つくり出す人が本を書くべきなのか
・目次をつくりためには具体的にどうしたらいいのか
について、ワークショップ形式で具体的レクチャーします。

ゼミ中には目次作りのノウハウを教えるだけでなく、
どのような切り口で本にすればヒットする内容になるかの個別相談はもちろん、
同じく出版に向けて努力するクリエイターの仲間ができるのも大きな魅力です。

6月15日の第1回を経て、さらにパワーアップした内容でお届けしますので、
つくり出すことを仕事にしている方、これからそのように生きていこうとしているみなさんにぜひ来て欲しいと思います。

☝️ゼミは3回ありますが、各回内容は同じですのでご都合の良い日にお越しください。

※一芸払いとは:AI時代の出版ゼミでは、アーティスト・デザイナー・クリエイター・ダンサー・カメラマン・パティシエ・ライターなど、何かを『つくりり出す』人を応援しています。そのような人向けに、通常料金の半額をそれぞれの『一芸』で支払うコースを用意しました。アーティストの方でしたら作品1点を参加費の代わりに提供いただき、パフォーマーの方はゼミの休憩時間でパフォーマンスを披露していただき、カメラマンの方でしたらゼミ中の撮影をしていただくなど、その方の『一芸』を提供していただくことで、参加費の半額とするコースです。
一芸払いは各回10名までなので、お早めにお申し込みください。
もし「私のこれは一芸払い可能なのだろうか」など質問がありましたら、Facebookもしくはpeatixからお気軽にお問い合わせください。

詳細はこちら👉 http://aipublishing.peatix.com

■講師情報
木村悠貴(きむらゆうき)

企画・プロデュースを行うフリーランス。人材研修会社の研修プログラム開発、出版プロデュースやインターネット動画の脚本構成などを行う。
人間の持つ『知性・感性・身体性』の3つに関する能力開発をテーマに掲げて活動中。

著書:『深層視考: 脳みそを使い切る!『囲んで・繋げて・考える』全く新しいiPad Proの使い方』 https://amzn.to/2IN394B

教育行政・法律部門 売れ筋ランキング第1位 獲得
教育行政・法律部門 新着ランキング第1位 獲得
Kindle Unlimited 人文・思想・教育学ベストセラー 獲得

2018年3月にスタンフォード大学で開催された国際AIシンポジウム「AAAI」にてゲストスピーカーとして深層視考を紹介。
他にもNPOや国立大学にて講演を行っている。

他にも篠田真宏著
「すごさ」の認め方 考え方の違う人と仲間になれる「器」と「技術」
子どもの「すごさ」の認め方 子育ての悩みを解決する60のインフォグラフィクス
仲間の「すごさ」の認め方 違いを強みに変えるリーダーが知るべき7つの脳力
など多数の本のプロデュースを行う。

■主催
劃桜堂(かくおうどう)

若者の本離れをなくす活動をしている移動式の本屋さん。
本以外の素敵なものとコラボした企画を行う。
ケーキ屋さんをブックカフェに変身させるイベントや真夜中に開催する美術展「深夜の美術展」の運営をしている。
企業理念は " please help me"

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