みんなから好かれたい。
みんなから愛されたい。

そんな気持ちがずっとある。

誰からも嫌われたくないし
私も誰も嫌いたくない。

そんな気持ち。

でもそれは到底無理なことで。

小学生の頃、いじめられていた子がいた。

そんなに壮絶なものではなかったけれど、
不思議とその子の周りに人が寄らなくなった。

そこで思った。明日は我が身。

私も、他のみんなも、
いじめているグループの子たちに
嫌われないよう必死だった。

とにかく目立たず、いじめに同調し、
自分の身を守ったこともあった。

ある日、私に順番が回ってきた。
あ、これ、私の番か。

そう、小学生の頃のいじめって
クラスの一人一人が順番に
ターゲットにされていて。

遅かれ早かれ自分に順番が
回ってくるものでした。
(私が通っていた学校はそうでした)

なんなら、中学の時も順番が回ってきて、
昨日まで普通に話していた友達が
ふっと急に話してくれなくなったり。

話しかけてもどこかへ消えるように立ち去り。
ひそひそと聞こえる悪口、刺すような視線。

ああ、やってしまった。
何かしら、私の言動が彼女の気分を
損ねてしまったんだろうな。

今だからこんなに冷静に考えられますが、
当時は嫌われたくない、好かれたい、
そんな思いで必死だった気がします。

でも、結局そこから抜け出せたのって、
私が頑張って嫌われないようにしたからとか、
好かれるようにしたからとか、
そんなんじゃなくて。

ただ、一定の時間が経って
みんながいじめるのに"飽きた"から。

そうしてターゲットが移り変わっていく。

だから、いくら頑張ったって努力したって、
人の好き嫌いは簡単には変えられない。

ただ、時間が移り変わり、
ターゲットが移り変わるだけ。

学生ってなんとも窮屈で、
でも学校という社会が全てで。
大変だったなあ、としみじみ思います。

話はだいぶ逸れましたが
結局のところ、
"万人受け"って無理なんですよね。

誰からも好かれて、誰からも嫌われない。
そんなのはできっこない。

なぜなら人間は色んな環境で育ち、
色んな考え方を持っていて、
みんなそれぞれが"違う"から。

みんな意見が同じで、好きなものも同じで、
嫌いなものも同じで、全部同じで。

そんな社会だったら好き嫌いも生まれない。

でもきっと、人との関わりも生まれない。
だって、何も新しいことが起きないから。

人間で生まれた以上、
自分が楽に生きるためには。

万人受けを目指さない。

私のこのnoteだって
みんなからスキがもらえるわけじゃない。

もしそんなことがあったら
私のフォロワーは既に1億人を超えているはず。
でもそんなことは残念ながらありえない。（笑）

おそらく、私が書く記事は、
頑張れない人には共感できない。

上手く人を頼ってきた人、
要領のいい人には響かない。

でも、つい頑張りすぎて疲れてしまう人。
自分で色んなことを何とかしてきた人。
考えすぎてしまう人。人の目が気になる人。
真面目すぎる人。優しすぎる人。

そんな人たちに届け！と思いながら
私は今日もnoteを書いています。

私も万人受けを目指さない。

人の評価は気になるけれど。
承認欲求が強くて、たくさんの承認を
つい集めたくなってしまうけれど。

大切な人たちが分かってくれていたら
それだけでいい。充分幸せなこと。

そんな考え方で生きていきたい、
と思った今日この頃でした。

……なんか、真剣になっちゃったぞ。
みなさま、良い一日を！