見出し画像

読書好きだけど小説は手に取らない

わたしのことです。

一般的に「本好き」と言われてイメージする人物像って、小説が好きっぽくないですか?

好きな作家がいてその人の故郷を偲んだり、物語の舞台になった土地を原作片手に旅行する。

いかにも文学青年、少女って感じでいいです。
こういったイメージが本好き代表に感じるのは自分だけなのでしょうか。

でも本って一括りに言っても雑誌、漫画、実用書、小説、エッセイ、学術書、参考書など多岐に渡りますよね。

わたしは基本的にジャンル問わずどんな本でも手に取るのですが、小説だけは読まないと決めています。

本屋に行くとまずは、新書や文庫コーナーに向かいます。

一番眺めている時間が長い売り場は「岩波文庫」「講談社学術文庫」「ちくま文庫」の3つ。
特に「ちくま文庫」は「ちくま学芸文庫」共に自分の中でヒットするタイトルが多く、気がついたら手元にたくさんありました。

この出版社でも小説はあったりもするのですが手に取らず、ジャンル問わず色々な分野の簡単な解説書や入門を等を読む事が多いです。

でもそれを友人に以前伝えた時いまいちピンときていないというか、
その人は小説をよく読むので新書はジャンル外。

同じ本好きというジャンルに入れてもらえなかったような気がします。笑


じゃあなんで小説は手に取らないかというと、のめり込み過ぎてしまう時があるからです。

一度ハマってしまうと気になって他の作業が手に付かない。

読み終わるまで寝られない。

終わってしまっても寂寥感が残り精神的に引きづることがある。

そういう事が起きる小説が、稀にあるので避けるようになりました。

最後に読んだ小説は「ちくま文庫」から出ている三島由紀夫の『命売ります』というタイトル。

読み切るまで、その日やらなければいけない作業に全く手がつけられませんでした。

逆にハマらない時は全く進まないのでそれはそれで読まないという結果に。

ミステリーが元々好きでは無いので、東野圭吾作品も映像含めて1つも知らない状態。

村上春樹も『海辺のカフカ』の上巻途中でリタイア。

でも小説家のエッセイは好きで読むことはあります。

小説家の人生観や思想をその人が書いた物語から読み解くより、その人自信が直接考えをまとめたエッセイを読んだ方が分かりやすくないかって思ってしまいます。

遠藤周作の小説は読んだことないけど『眠れぬ夜に読む本』は好きでいつも枕元に置いてある。

でも彼の小説が原作の『沈黙』は映画で観ました。
原作は読まないけど映画化されると観ることが多い。

そして物語自体が嫌いなわけではなく漫画も好きで読む。
そこまで時間がかからないからでしょうか。
何故かは自分でも分かりませんが・・・

同じような人がいたらリアクションいただけると嬉しいです。

ありがとうございました!

本記事を気に入っていただけたり、為になったと思っていただけましたらサポートいただけると大変励みになります! もちろんスキやコメントだけでも十分です! よろしくお願いします。