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【私的読書生活】週刊読書録vol.33(2022/8/13〜8/19)

お盆です。
恒例です。

BOOKOFFアプリキャンペーンの罠にハマった

まんまとね。
後ろの積読が目に入らないのかな?自分。

いや、でも今回ね、豊作だったんですよ。
ありがたや。

またいつか少しずつ紹介します。

そんな今週の本はこちら。


今週の一冊/どれも読めそうな気がしてくる

こういうのね、読むとね、どんな本でも読めるような気がしてくる。
でも、あらすじとか図解とかだけだと、読んだ気になるだけで(まぁ、それでもいいらしいが)、実際にその面白さとか読みどころまで考えられない感じがする。
その点、この本は社会学者の古市憲寿氏が、それぞれの名著の研究者に話を聞き取る対談集になっているため、実際に説明を受けるようだった。

“はじめに”で、著者が、述べるように、「プロの話は面白い」のだ。

引用をひとつ。

作品には「読み時」があると思うんですよ。出会ってそれがわからない時もあれば、出会ってそれが自分の中にスッと入ってくる時もある。自分の中にスッと入ってきたら、読み始めればいいんです。読書って義務ではありませんから。私がこんなこと言うのは変かもしれませんが、なにもプルーストを読まなくたって、普通の生活はできるわけですよ。
古市憲寿『10分で名著』64ページ
プルースト『失われた時を求めて』高遠弘美

「読み時」

いい言葉だな。
前に「挫折本」について記事を書いたけれど、少し考え改めようと思えた。

どんな本を挫折、いや読み時を待って「積読」しているか、お暇でしたら覗いてやってください。

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今週のおすすめ漫画/お暇もなかなか楽じゃない

ドラマ化もされてましたね。

ドラマの方は見ていないけれど、漫画は追って読んでいる。

出てくるどこかその辺にいそうな人々の、人知れぬ業がなんとも言えず気持ち悪い。
それはどこかに思い当たるところがあるからだ。
それが気持ち悪くて癖になる。
テンションが合わないとすごく引きずられるしんどい話なんだけれど、今回はフラットに読めた。

まぁ、まだまだまだまだ、先は長く闇は暗く
業は深いようだけれども。

続刊楽しみです。

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今週の2冊目+おすすめ漫画/涙と涎が溢れ出す

これは無理だ。
泣く。
あんまり、「絶対泣ける」とかに釣られないのだが。
思わず涙がこぼれた。
特にそれぞれのAnother Storyが、涙腺をゴリゴリ刺激する。

なので、今回は「気になる本」の代わりに、2冊目として紹介。

レシピはとっても美味しそう。
見直したら、またうるっと来てしまったけれど。
帯のコピー通りに。

実際に作って、今度は美味しいとよだれをこぼそう。


読んでも読んでも本は減らない。
そのことは幸せなことですよね。


最後までご覧下さり、ありがとうございました。
次の週も楽しく読んでいきたいと思います。

皆様にも、素敵な本との出会いがありますように。

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