ダイエット学習~動脈硬化予防~
前回、血圧を測ったときに、動脈硬化の傾向があるということが分かった。
今回は動脈硬化について学習をしていきたい。
①動脈硬化とは
まず動脈ですが、「動脈・静脈」でよく聞く、心臓から血液が送り出される際に使われる血管が「動脈」のようです。
(逆に、行き渡った血の帰り道が「静脈」かな?)
心臓からの血液は約20秒で全身に届けられるため、すごい勢いで血液を送り出すそう。
だから、動脈は柔らかく、耐久性があるもの、ということです。
血液を送り出すために、柔らかく強くあるべきものが、「硬くなる」ことが動脈硬化ということのようです。
②動脈硬化の原因
では、動脈が硬くなると何が悪いのか?
なぜ硬くなるのか?という点を纏めて行きたいと思います。
このあたり、ドクターハッシーさんが分かりやすく纏めてくれています。
硬くなる原理は、私の解釈で纏めると
・血液中が栄養過多状態となり、血管を傷つける。
・傷ついた血管を白血球など血液成分が反応し、攻撃・修復する
・するとかさぶたのように硬くなる
のようです。
また、脂質は血管にくっつきやすいようで、血管を詰まらせる原因にもなるようです。
血管に栄養がくっつくことで炎症が起き、修復する為にかさぶたになり硬くなる、というイメージでしょうか。
また、心臓から遠い位置にある血管ほど細いので、詰まりやすく動脈硬化を起こしやすくなるということです。
血管が詰まったり、硬くなると、脳や心臓など重要な臓器に塊が流れ詰まってしまったり、硬くなった血管は脆くなるので、破裂しやすくなる。
それが脳で起これば脳卒中、心臓で起これば心筋梗塞でしょうか?
非常に怖いですね。
なので、脂質や糖分などの過剰摂取で動脈硬化が起こる原因と直結しているのでしょう。
③動脈硬化の予防・対策
予防・対策は、他の症状、病気と同じように、
「食事・運動」
という生活習慣の改善がメインになってくるようです。
(1)食事
脂質や糖質が血管に過剰供給されることによって生じるのが動脈硬化ですので、それを防ぐのが野菜の摂取となります。
野菜に含まれる食物繊維が、血管や臓器での脂質や糖質の吸収をガードしてくれます。
また、塩分を排出する効果のあるミネラルを含んでいるので、動脈からの血液を和らげる効果もあります。
たんぱく質でも、魚に含まれるEPAという成分は動脈硬化の予防改善に効果があるようです。
(2)運動
運動については、専門的な内容が多く理解しづらい部分が多いのですが、適度な運動をすることは、血管の柔らかさを取り戻すのに効果的なようです。
座りっぱなしや、食後だらだらしてしまう、というのが血管にも悪影響のようですので、日ごろの運動習慣をつけることも重要ですね。
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