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腹がいっぱいでも就寝できぬ



昨日の投稿で三浦しをんさんの本をご紹介したのだが、こうなるとその記事では名前だけの登場となった北大路公子さんの本についても紹介せねばという思いが芽生え、日をまたがずして急激に花を咲かせたのである。私は何を言っているのだろうか(知りません)。


私の中ではエッセイ二大巨頭であるお二人。


彼女らのエッセイについて、前回は「それぞれ雰囲気が違う」くらいしか述べなかった。
なので具体的にどう違うのか、そしてそれを踏まえつつ、北大路さんの作品の良さとは、さらにそれらを読んでいる方へ伝えるにはどういう文章にしたら良いのか…………


と考えていたら、眠れなくなった。


どうしよう! 明日は早起きする日なのに!

しかし、ここで焦ると益々目が冴えてしまうことは二十数年の人生で学習済みである。私はおもむろにイヤホンを装着し、BGMを再生した。微量の音がなっていると、いい感じに気がそれて眠りやすくなるのである(個人の見解です)。


はっと目が覚めた。時間を見ると小一時間が経過していた。どうやら、寝落ちできていたらしい。

このまどろんでいる状態を逃さぬよう、慎重に、しかし手早くイヤホンを外し電源を切った。基本的に朝まで寝落ちはしないため、いつもこの作業を行なっている。


定期的に眠れていないという事実が発覚したところで、残念なお知らせです(私にとって)。


その後も数回にわたって目が覚めるのである。

もう考え事の影響はない。ならば、ここ数日の真冬日のせいだろうか。ストーブを消した瞬間に室温が下がる今日この頃、数時間経てばあっという間に寒い部屋が完成する。分厚い布団をかぶっているとはいえ、隙間から侵入する冷気に反応してしまっているのかもしれない。


しかし、もう一つ。目覚めるたび気になることが……。


ちょっと、おなかが痛い気がする……

昨晩、食べすぎたかしら……



二十数年生きていても、ちょうど良い腹具合は全く学習できていないのであった。




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