アウトドアビジネス考察note

キャンプ場やアウトドアビジネスについて分析したりします。 地方在住の中小企業診断士。

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キャンプ場ビジネス考察 -斑尾高原キャンピングパーク-

人気キャンプ場の収益構造やビジネスモデルを分析して儲かるキャンプ場に必要な要素を学ぼう、という趣旨で毎回ひとつのキャンプ場にフォーカスして売上構造を分析しています。今回もキャンプ場検索・予約サイト『なっぷ』が主催する『なっぷAWARD2019』からの人気キャンプ場シリーズ第4弾、東日本エリアの口コミ部門に選出された(まだらお)斑尾高原キャンピングパークです。 キャンプ場概要 所在地は長野県飯山市にある斑尾高原スキー場と同じで、夏場のスキー場活用施策として始まった経緯がありま

    • キャンプ場ビジネス考察 -長瀞オートキャンプ場-

      人気キャンプ場の収益構造やビジネスモデルを分析して儲かるキャンプ場に必要な要素を学ぼう、という趣旨で毎回ひとつのキャンプ場にフォーカスしていきたいと思っています。今回も日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト『なっぷ』が主催する『なっぷAWARD2019』からの人気キャンプ場シリーズ第3弾、東日本エリアのアクセス部門に選出された埼玉県秩父の長瀞(ながとろ)オートキャンプ場です。 目次 ・キャンプ場概要 ・事業構造 ・売上規模予測 ・まとめ: 長瀞オートキャンプ場のここが凄い

      • キャンプ場ビジネス考察 -ACN南紀串本リゾート大島-

        人気キャンプ場の収益構造やビジネスモデルを分析して儲かるキャンプ場に必要な要素を学ぼうという趣旨で毎回ひとつのキャンプ場にフォーカスしていきたいと思っています。今回も日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト『なっぷ』が主催する『なっぷAWARD2019』西日本アクセス・予約部門1位に選出された和歌山のACN南紀串本リゾート大島です。 目次 ・キャンプ場概要 ・事業構造 ・売上規模予測 ・まとめ: ACN南紀串本リゾート大島のここが凄い ACN南紀串本リゾート大島概要 19

        • キャンプ場ビジネス考察 - THE FARM(ザ・ファーム)-

          人気キャンプ場の収益構造やビジネスモデルを分析して儲かるキャンプ場に必要な要素を学ぼうという趣旨で毎回ひとつのキャンプ場にフォーカスしていきたいと思っています。今回は日本最大級のキャンプ場検索・予約サイト『なっぷ』が主催する『なっぷAWARD2019』予約部門1位にも選出された千葉のTHE FARM(ザ・ファーム)です。 目次 ・キャンプ場概要 ・事業構造 ・売上規模予測 ・まとめ: THE FARM のここが凄い THE FARM(ザ・ファーム) 概要2010年に会員制

        キャンプ場ビジネス考察 -斑尾高原キャンピングパーク-

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          アメリカで拡大中のキャンプ版 Airbnb は日本でも成功するか

          個人宅を宿泊施設として提供するためのプラットフォーム、といえばアメリカ発のAirbnb ですよね。最近は ◯◯版 airbnb という表現をスタートアップ界隈のニュースで見かけることもありますが、同じく不動産を活用したシェアリングエコノミーのスタートアップにHipcamp という会社があります。 こちらが手がけるサービスはまさにキャンプ版Airbnb。個人が所有している遊休地をキャンプしてよい土地としてHipcamp に登録すると、Airbnb のようにキャンプしたい人とマ

          アメリカで拡大中のキャンプ版 Airbnb は日本でも成功するか

          農家は農泊よりグランピングをやるべき

          少し遡り今年の2月7日に日本ファームステイ協会の設立が発表されました。ファームステイとは農業・漁業体験と宿泊をセットで提供する民泊の一種で通称『農泊』と呼ばれています。鳥取県の平井知事が会長理事に就任しており、地方の民泊は農泊路線で拡大していくのかなという予測をしていました。ですが民泊を取り巻く環境やアウトドアの盛り上がりを見ていて、いまやるなら農泊よりもグランピングの方が魅力的だと思う理由を今回は書いてみたいと思います。 グランピング利用者層の拡大と旅館業法の適用を受けな

          農家は農泊よりグランピングをやるべき

          グランピングの次はトレーラーステイ? アウトドアの最新トレンド Caravan Outpost の魅力

          いよいよ暖かくなってきてアウトドアアクティビティのシーズンに入りましたがグランピングブームは今年も継続、都市型のグランピング施設や女子会と掛け合わせたプランも登場するなどファッション文脈からのアーバンアウトドアも盛り上がっているようです。 「グランピング」ブーム継続、今年は"手軽さ"や"女子会"がキーワードに 5月9日には、京急グループとスノーピークによる新たなグランピング施設「snow peak glamping 京急観音崎」が6月9日より営業を開始するという発表もあり

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          星野リゾートが考える都市観光戦略はアパホテルと民泊の市場を奪う?

          本日4/5のTravel Voice に星野リゾートの新ホテルブランド発表に絡めた今後の観光戦略に関する記事が上がっていました。 星野代表が語るビジネスホテルの商機と勝算、星野リゾートが新展開する「都市観光ホテル」を第4のブランドに 個人的に星野リゾートの宿はよく利用します。今までハズレを引いたことが無く総じて満足度の高い宿泊体験が出来るので、どこか旅行にいくときの宿探しで近隣に星野系のホテルや旅館があるとそちらを優先して予約したくなる魅力と安心感があります。今回はそんな

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          キャンプ場サイトの今後を考えてみる

          ここ数週間、放置されたキャンプ場や遊休地がないか日光と鳥取を訪問していました。いくつか放置されているキャンプ場はあるのですが、個人所有のもの、市の管理下に一応あるもの、とどちらもすぐに管理業者として入れるものではなく、一筋縄ではいかない状況でした。が、つい昨日鳥取の岩美町という海辺の街で土地が見つかるかもしれないという連絡を受けて、地道な活動に光がみえかけてきました。。 さて、今回はキャンプ場の探し方について。いま、キャンプに行きたいと思ったらどうやってキャンプ場を探します

          キャンプ場サイトの今後を考えてみる

          今キャンプ場の経営は儲かるのか

          1月17日の日経新聞電子版にこのようなニュースがありました。 スノーピークがコンサル会社 キャンプ場再生など自治体支援 アウトドアギアメーカーのスノーピーク社がキャンプ場を運営する自治体向けに、運営支援事業を本格開始するということです。スノーピーク社は本社を構える三条市を始めとして各地にキャンプフィールドを展開しています。これらで培ったノウハウを元にコンサル事業をおこなっていくようです。 鳥取市にもいくつかキャンプ場があり、市の管轄になっているものがほとんどで、指定管理

          今キャンプ場の経営は儲かるのか