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【悪用厳禁】ゲーム・サービスでの中毒性創出の悪魔的仕掛け「なぜやめられない?」

全国初のゲーム依存症対策条例

2020年3月、香川県議会で全国初となる「ネット・ゲーム依存症対策条例」が可決され成立した。条例成立の背景や概要は下記の通りである。

「県ネット・ゲーム依存症対策条例」は県議会の検討委員会でまとめられ、議員提案された。ネットやゲームの過度な利用は、学力や体力、視力の低下、ひきこもりなどを招くと問題視している。
その上で、18歳未満のゲーム利用を1日60分(休日は90分)とし、スマートフォンとゲームは中学生以下は午後9時まで、それ以外は午後10時までにやめるのを目安に、家庭でルールをつくって守るよう義務づけた。罰則はない。(朝日新聞 2020年3月18日)

また、WHOにおいても、2019年に日常生活よりゲームを優先する状態などが1年以上続く「ゲーム障害」を疾病として認定しており、依存症対策への関心は現在世界的に注目されている。

ゲーム依存症ニュース時のよくある反応

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このようなゲーム依存に関するニュースが発表された時、おそらく多くの人は次のように考えると思われる。
「確かにゲームには中毒性があるから。」

一方で、こんな疑問を持つ人は少ないと思われる。
「なぜゲームには中毒性があるのか?」
「人間は如何なる仕掛けでゲームに依存するのか?」

さらに、もし、中毒性を創出する汎用的な仕掛けがあれば、下記のように考える人もいると思う。
「その仕掛けを他サービスへ上手く転用し、利用促進出来ないか?」

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