◆あらすじ◆
会社や家族から疎外されている、定年を目前に控えた初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎。医者から末期がんによる余命宣告を受け、虚無感に襲われた犬屋敷は謎の事故に巻き込まれ、機械の体に生まれ変わる。犬屋敷と同じ事故に遭った高校生の獅子神皓も犬屋敷と同様に人間を超越した力を手に入れていた。自分に背く人々を傷つけるためにその力を行使する獅子神。獅子神によって傷つけられた人たちを救うためにその力を使う犬屋敷。強大な力を手に入れた2人の男たちのそれぞれの思いが激しく交錯していく。

原作未読。

同じ能力を授かったとしても捉え方や使い方で善にも悪にもなり得ると言う両極を描いた至って大真面目なストーリー。

木梨憲武が意外にはまり役感あったのと健の華麗なるアクション再びと美ボディ眼福と言う見応えあり。

予想外に面白かったんで拾い物だった。

本郷奏多と健のちょいブロマンス的な要素も個人的には嬉しかった。
奏多はこの役凄く良かった。

現社会の家族問題やネット＆スマホ依存、人間の盲信さを通して様々な″怖さ″を体験させられる点はなかなか興味深かった。