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【経験談】無駄な残業はしない❗させない❗発生させない❗の話

<おじさんDX Vol 108>

✅残業をしている光景を見て

その昔、在籍していた会社の前を通ると、明かりが点いていました。

時間にして21時過ぎ。通常なら勤務時間は、終わっているはずなのです。

私は「遅くまで何をやっているのだろう」と思い様子を見ると、1人で仕事をしている人が居ました。

✅『こんばんは!まだ、仕事しているの?』

そう私が、問いかけると、どうも反応が暗い。明日納品予定の仕事をしているらしいのですが、周囲には誰も居ない。


缶コーヒーを買ってきて彼に渡すとやっと一声。

✅彼:『いやぁ~マイッチャイマス!』

働き方改革の影響もあり、残業にシビアになっている事は、聞いていましたが、どうも上手くいっていないらしいのです。


彼は、どちらかと言うと、仕事が終わるまで帰らないタイプ


昔、私もそういうタイプでしたから、現代にはマッチしない古い仕事術です。個人的には、嫌いじゃないのですが、経験からして報われない事を知っています。

しかし、納品前日となるとお客様のことを考えれば、残業せざるを得ません。むしろそこに至るまでの経緯に問題があるのです。

✅彼:あともう少しで終わりそうです。


✅フォローしてスケジュールが狂う

この職場のシステムに課題がありそうです。


事実、前日になっても残業を行わないと間に合っていないのです。

✅私は、彼にこう問いかけます。
✅あれ?上司は?
✅彼:「お先~!後は頼むね!」と帰えりましたよ...。

数日前には、予定日に間に合わない事くらい、上司も知っていたとの事でしたが、他の仕事のフォローを頼まれ、彼のスケジュールが、圧迫されていたのです。



ちなみに、その受注を受けたのは、上司。


彼の話では、休日明けに会社に来ると、上司が、従業員を叱っていました。どうやらその従業員は、納期に間に合わない事を知っていながら、前日仕事を残して帰ったらしいのです。


当日の朝に判明し、彼は対応に追われ自分の担当の仕事を一旦止めて、顧客に延期して頂いた納期に間に合わせたそうです。


✅「それって...上司のマネジメントが、良くないのでは?」

彼:そうです。上司は、会社から残業させないように言われているから、特定の人にしか残業をさせません。むしろ上司も残業をしません。


残業しないのは良いとして、手伝うとか分担するとか無いのかな。と私は思いました。1人よりも2人で行えばそれだけ早く帰れる可能性もあります。


上司は、管理職で残業適応外だから、サービス残業をしない様子らしく、終業時間前になると、カウントダウンしているそうです。下手に残業に付き合わせると早く帰りたいオーラが出ており、彼だって気分が悪いどころの話しではなくなるようです。

管理職ならば、それ相応の給与と待遇を受けているはずなのですが、この上司は勘違いしていると思います。


彼:
✅「出来る事なら、残業なんか自分だってしたくないですよ」
✅「お客様の事を考えたら、そうもいきません」
✅「ですが、仕事の量は増える、残業はさせない、仕事を残す人は居る」

✅「これでは雪だるま式に膨れ上がるだけです」
✅「システム改善も何度も言いました」
✅「上司は、どうにか出来ているから、問題ないでしょ」と
✅「自分の評価に影響があるのか役員に言いません」

✅「事実そこかしこに綻びが出ているのにも、ストレスを感じています」

この職場は、彼以外「残業しない>お客様」の図式なのでしょうか。


✅貴重な戦力を失う

この残業が「この会社で最後の残業」と彼は、言っていました。彼の言う通りに周囲を見渡せば、整理整頓が疎かになり、クレンリネスも出来ていない様子でした。

✅彼:「退職届って、2週間前に提出すれば受理されるのですよね?」

ほどなく仕事が終わり、私も片付けを手伝いましたが、時間内できちんと仕事をしたい人にとって、こうした環境はつらいものです。


✅無駄な残業は「しない!」「させない!」「発生させない!」


そう思う おじさんでした。


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