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「なんかすき」を語るvol.3〜無敵の小津安二郎〜

あぶねー更新忘れるとこだった⭐︎


今日は映画の話。

高校生の時に観た『麦秋』(1951年 小津安二郎監督)という映画が衝撃だった。

全てにおいて素晴らしい。

とりわけ、主演の原節子が素晴らしい。

圧倒的に美しいっていうのもあるけど、なんでしょう、なんなんでしょう、、

ちょっと言語化できないので彼女については後日また見直してから書くとして。


『麦秋』は簡単に言うと、

なかなか嫁に行かない娘を心配する家族のやきもきを描いた映画です。


テーマとしては今でもよくある感じなんだけど、

わたしはとにかく“家”という空間に重点を置く映画が大好きなんですよね。

狭い空間の中で、誰よりも近い関係性の人間同士が、暖かい時間や気まずい時間をともにするシーンってなんとも言えないですよね。

そのシーンの中心人物でない人の演技が光るし、

家具や机の上の小道具、食べているご飯、

その食べ方、すべてがめちゃくちゃいい働きしてるな〜としみじみ思いながらみちゃいます。

まあそれはどんなシーンでも同じなんでしょうけどね。

わたしは特に好きです。


こういう、どちらかというと”静”の映画の良さの虜になったきっかけがこの映画でした。

小津監督の作品は、きっと一番有名なのは『東京物語』なんだろうけど、

初めて鑑賞した小津映画ということもあってかこっちのほうが好きだな。


邦画の名作で観てないものが多すぎるから、ゆっくりみたいなぁ。

おやすみなさい。

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