記事一覧
夢ある者を成功に導く仕事(自己紹介に代えて)。
ダブルライセンス、IT、金融、経営経験...
それらのいずれもが自分にはなくて。
自分は何を強みに、中小企業診断士として仕事ができるだろう?
中小企業診断士になる訓練・実務補習の際、周りのキラキラパーソンたちに気後れしてたんでしょうね、指導教官の先生にこんなことをこぼしたかもしれません。
冒頭の写真の書は、そのとき、指導教官の先生からいただいたもので。いまでも手帳にはさんで持ち歩き、節目に見返
最近、納得感のあったマーケティングの話
ダイの大冒険、スラムダンク、タッチの続編MIX。
サイダーやビールの復刻版。
これらは、いわゆる「リメイク」というやつで。
ああ、もうエンタメとかって頭打ちで、新しいものって出ないよねー、とか、若者ってやっぱり、古着よろしく、リメイクに関心が高いんだな、とか。
そう思いがちなんだけど、いやいや、それって違いますよ。マーケティング的には、こうなんです。今日は、そういうお話。
40代が復刻消費、
ベテランの技を社内に残したいとき最初にやること、それは。
なんちゃらモデルにあれこれ理論、これこれ分析。
経営学のフレームワークはアメリカ発のものばかりだと思われがちだが、日本発のものもある。
そのひとつがナレッジ・マネジメント。
ベテラン社員の知識や経験、技術を社内でしっかりモノにしようという考え方。暗黙知の形式知化と、よく言うやつだ。
そこには必ず、年を重ねることへのリスペクトがある。
今日はそんなお話。
東奥春秋 ワンオペ(2024/5/16
会社のパーパス、自分の仕事にどう使う?(日経MJを読んで想うこと)
マラソン大会に出ると、だいたい折り返し地点を過ぎたあたりでだんだん苦しくなってきて、いつも思うことがあって。
それは、「なんでこんなことしてんだろ、俺?」です。
健康になりたいんだったっけかな、タイムを伸ばしたいんだっけかな...
巡り巡って立ち返るのが、「あ、そういや走るのが好きだからだ」。
趣味ならこれで十分だと思うのですが、ビジネスでこうなったらどうするよ?今日はそんなお話。
企業パ
イノベーションのお手本のような話
大企業では、成功体験に引きずられて、ゲームチェンジするようなイノベーションを起こすのは難しい。
書籍から電子書籍へ、ガラケーからスマホへ、レンタルDVDから動画配信へ。ゲームチェンジはいずれも、小さい会社が巻き起こしてきた。
大企業にとっては、やりたくてもできない「イノベーションのジレンマ」(イノベーションの父・シュンペーター先生)というやつである。
ただ、やりようによっては、大企業でもイノ
マーケティングとブランディングについて語るときに私が語ること(日経MJを読んで想うこと)
「とりあえずワコールの下着買っておけば間違いないみたいなイメージが男性の僕にはある」(30代、地方在住・既婚男性 談)
だいたい同じイメージを、私も持っています。ただ、競合もトリンプくらいしか知らないんだから、実際のところ、世の男性はよく分かってない。
でも、ランニングする人なら、機能性タイツCW‐Xは知ってるよね。C3fitも着圧がいいんだけど、CW-Xの方がオシャレだよね。カジュアルなランナ
図解でスッキリ!マーケティングの勘所
マヨネーズと言えば?ドレッシングと言えば?当然、どこの冷蔵庫にも必ずあるキユーピーでしょ。
押しも押されもせぬキユーピーでも、顧客理解が足りないという。今回は、キユーピーさんが顧客理解に行きつくまでの前後関係を読み解いて、マーケティングを流れで理解したいと思う。
キユーピー「直販」で顧客理解深く(2024/4/5 日経MJ)
D2Cと言われると、途端に意味不明で敷居が高くなるが、なんのことはな
給食費無償化批判、お客様は置き去り。
出産費用、医療費、待機児童、学費、放課後問題、急な呼び出し...
子どもにまつわる様々なサポートがあれば、子育てはもっとしやすくなる、結婚、出産、育児に関するマインドが前向きに変わるきっかけになる。
給食費無償化は、それ自体が目的じゃなくて、日本を上向きに変える第一歩、様々やるべきことのONE OF THEMなのである。
青森県、小中学校の給食無償化へ 全国初、予算案に関連費20億円(2024/
企業版キラキラネーム戦国時代に、共感を呼ぶ社名変更とは。例えばMIXI。
海外展開、経営統合、業態転換、多角化。
企業の成長戦略の延長線上の社名変更もあれば。
親会社が変わった、悪い印象を払拭したい。
必要に迫られた社名変更もある。
いずれの場合も、その会社が再び成長するための、まさに社運をかけた取り組みが、社名変更だ。
社名変更が10年で2倍超 業態変革へ覚悟、市場も圧力(2024/3/23 日経新聞)
記事にはこうある。
19〜23年までの5年間で社名
なんとなくをやめ、市場全体を盛り上げる。業界リーダーの戦略に学ぶ(日経MJを読んで想うこと)
日曜日、時刻は朝の5時。
父「行ってくるよ、一緒に行くか?」
私「(眠いしちょっと面倒だけど)...うん、行く」
そんなに釣り好きでもなかった少年時代。
休日の父からの釣りの誘いは、正直アンニュイなものだったけれど、釣具屋で必ず買ってくれるのだ。ガーナミルクチョコレートを。
その何気ないやり取りは、いつしか大切な思い出となり、いまやチョコと言えばガーナミルクチョコレート一択である。どんなに高級
卸売業の強み。それは信頼と仕組み(日経MJを読んで想うこと)
なるほど家電でメーカーの印象が強いアイリスオーヤマ。彼らは、作り手が卸売業者を中抜きして小売店に売るメーカーベンダーで成長してきた。いまはホームセンター・ダイシンなど小売店舗を持ち、お客様のニーズを把握してなるほど家電を創り、そして売る。そこに卸売業は必要ない。
Amazon、楽天、メルカリに自社サイト。生産者が消費者と直接つながり、消費者と消費者がつながる時代。そこには卸売という概念すらない。
これからの中小企業の勝ちパターン(2023年のまとめ)
「2023年の記録」を振り返ってみると、今年は、若手社員の離職(裏返してやりがい)に注目したり、価格転嫁(それは価値ある値上げ)に注目したり。日経MJや地元紙・東奥日報を読んだ感想を書いている訳だから、世の中的に、この2つがキーワードだったんだろうなと振り返ってふむふむと想っています。
若手の「もったいない離職」について
一口に離職と言っても、やむを得ない事情がある人もいれば、ここでは成長で
中小企業も、業界最大手カインズホームの戦い方に学べる。
いいものなんでも毎日安い、カインズホーム♪
これって私が若い頃の同社CM。
これってきっと、当時の同社の戦い方を表していた。
業界用語で言えば、EDLP(Every Day Low Price)。
時は流れ、2023年。
いま、同社がどう戦っているか、みんな知ってるかい?
その名も、くらしDIY。キャッチコピーは、創意工夫で未来のくらしはもっと楽しくできる。「やってみたい!」を提案する。
さすが
これからの日本の働き方 雇用形態を想う
今週の日経は、若手の仕事観を深掘りするオンパレードだった。その名も「会社と社員 変わる力学」、上中下の3回シリーズ。これはもう「日本経済新聞社という会社も、実は困ってるんじゃないか?」と思うくらいの切実な伝えようである(笑)。
せっかくここまで取り上げてくれたんだから、私もまじめに向き合ってみようかな、そんな想いで深読みしたのが、今回の内容です。
会社と社員 変わる力学(上) 若手、新興への