【21年秋アニメ研究】「見える子ちゃん」の分析【2：構成の分析】

2021年11月6日 18:15

※引き続き、2021年秋アニメ「見える子ちゃん」の第1話を分析します。まずは【1：鑑賞者の体験の分析】をご覧になることをお勧めします。

本記事全体のまとめ

※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです！

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クールな感じの女子高生・みこ。彼女は、ある日突然霊が見えるようになる。

みこは、あまりの恐ろしさに心の中では悲鳴をあげつつも……必死に平静を装い、見えていないふりをしてやりすごそうとするのだった。

▶第1幕（0-7分）

・夜、テレビで心霊番組をやっている。

・みこ（クールな感じの女子高生）の家。冷蔵庫の扉がふいに開くなど奇怪な現象が起こるが、みこは気づいていない。

・学校。みこが友人のハナと話していると、ユリア（同級生、特に親しいわけではない）が声をかけてきた「あのさ……やっぱり何でもない」。ユリアが立ち去る。みこは訳がわからない。

▶第2幕前半（7-13分）

・みこはその後、誰もいないのにボールがころころ転がっていくのを目撃したり、奇妙な気配を感じたりする。だが「あれ？」と思うだけで、すぐに忘れてしまう。

・昼休み。ハナが笑った「最近すぐ空腹になるんだ」「最近うちでは、しょっちゅう時計が止まったり蛍光灯が切れたりするんだよ。何でかなぁ？」。

▶第2幕後半（13-16分）

・放課後、バス停。辺りは真っ暗だ。バスを待つ間、みこがスマホをいじっていると、ふいにスマホの動きがおかしくなった。みこは仰天。そして気がつくと……目の前にグロテスクな格好をした霊が立っていた！霊は「ねぇ、見えてる？」。

・みこは咄嗟に恐怖を堪え、何も見えていないふりをした。その甲斐あって霊は間もなく消えた。直後、みこは心の中で絶叫した「超見える！」。

▶第3幕（16-21分）

・帰宅後。「今日は嫌なものを見たなぁ」などと考えながら歯を磨いていると……また出た！霊だ！みこは心の中では悲鳴をあげつつも平静を装い、見えていないふりをする。

・寝室。今度は布団の中に霊！みこは見えていないふりをしてやりすごす。

・朝。霊はいない。みこはホッとするが……学校で再び出現！みこはまたまた見えていないふりをした。

とは

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