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文学フリマ東京37〜出店にかかった経費編〜

文学フリマ出店のためにいくらかかったのか計算してみました。

  • 出店料:6,500円

  • 本の印刷代:39,792円(60部)

  • 本をつくるためのツール代:2,728円/月×2

  • 小物:約4,700円

  • 交通費:約4,000円

  • 合計:60,448円

それぞれ補足します。

出店料:6,500円

文学フリマに出店するために、事前に6,500円支払いました。

1つのブース(長机半分)あたり6,500円なので、ブースを2つ確保する場合は13,000円になります。

椅子の数を増やすと、もうちょい高くなります。

ここは節約できない部分です。

本の印刷代:39,792円(60部)

グラフィックさんに印刷をお願いしました。

60部で約4万円、つまり1部あたりの原価は約667円となりました。

もし節約するとしたら、こんな感じだと思います。

  • ページ数を減らす

  • 紙などの質を下げる

  • もっと安い会社に発注する

  • 一度にたくさん印刷する

一度にたくさん印刷すると安くなるので、勇気のある人は一度にたくさん発注すると良いかもしれません。

わたしは何部売れるのか分からないこと、内容を直したくなる可能性があることから、まずは60部にしました。

5万円以内におさまれば、仮にまったく売れなかったとしても許容できるなと思っていました。なので、そんなに割高だなぁという気持ちはありません。

本をつくるためのツール代:2,728円/月×2

AdobeのInDesignというツールを使いました。

無料ツールを使う場合、ここは0円に節約できます。わたしは無料ツールでどうやって本を作ればいいのか分からなかったので、大人しく課金しました。

個人的にはInDesignの操作が難しくて、なかなかハードに感じました。InDesignについては、また別の機会に書きたいです。

小物:約4,700円

会場に持っていった小物たち

当日の設営に使うものを購入しました。

〈100均(セリア)で購入したもの〉

  • ポスターを保護するカバー×2

  • 付箋

  • メモ帳

  • 領収証

  • お金を置くトレイ

  • マスキングテープ

  • 透明の養生テープ的なもの

  • 机に敷く布

  • 机全体を覆うビニール

〈Amazonで購入したもの〉

  • ブックスタンド(見本の本を立てるもの)

  • ポップスタンド(ポスターを支えるもの)

  • リングスタンド(値段を掲示するもの)

基本的には100均で揃うので、まずは100均に行った方がよかったなと思います。

Amazonで注文した後に「もしかしてこれ、すべて100均で揃うのでは…?」と思い100均に行くと、だいたい似たようなものが売っていたんです。ちょっと悔しい。

もしすべて100均で揃えていたら、小物はトータルで1,500円程度に抑えられていました。勉強代とはいえ、3,200円も損してしまった!一番の節約ポイントはここでした!

100均は偉大!まずは100均!

交通費:約4,000円

千葉県君津市からの参戦だったので、交通費が地味にかかりました。これは節約できないところ。

遠方から新幹線や飛行機で向かった方は、交通費だけでも2〜3万円かかり、宿泊費や食費もかかっていると思います。大変だ。

合計:60,448円

こうやって全て計算すると、意外とお金がかかっているなと思いました。

印刷代の39,792円ばかり気にしていたのですが、出店料や交通費も意外とかかっていますね。

今回の場合は1冊1,000円で60冊売れると、ちょうど経費=売上となり、赤字が回避できるライン。

わたしは文フリだけでなくネット販売もしたかったので、文フリには39冊しか持参しませんでした。なのでそもそも文フリだけで赤字回避はできないようになっていました。(印刷代をペイできれば十分すぎると思っていた。)

「自費出版っていくらかかるの?」と何人かに聞かれたので、簡単にではありますが、まとめてみました。参考になると嬉しいです。

本づくりの振り返りや反省もしていきたいと思います。

https://note.com/1107x1107/n/nd2609415c9bf

毎日投稿345日目。






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