見出し画像

【激闘】寝ぐずりとの闘い

生後50日を過ぎた。

あっという間といえば、あっという間。
でも、その間に我が子は日に日に成長し、1日ごとにちょっとした変化を見せてくれている。

その成長を追いかけるように、パパママも必死に育児に奮闘する日々を送っている。

母乳育児に悩まされたり、黄昏泣きに右往左往したりと、苦悩の連続。
どうにかこうにか乗り越え、落ち着いたかに思えたのも束の間…

「一難去ってまた一難」とはよく言ったもので、また別の問題が立ちはだかることになる。

それは「強烈な寝ぐずり」だ。
寝かしつけの時に発動する「背中スイッチ」をいかに攻略していくか。

…と言ってみたものの、攻略なんてできるものではないとわかっている。でも、そうやって立ち向かう心持ちでいると少し楽しめる気がするような、しないような。

ということで「寝ぐずりとの闘い」のはじまりはじまり〜(実際はこんな呑気なものではない 涙)

画像1

何が原因で泣いてるの?

午前中から日中はわりと機嫌が良く、ぐずることも少ないが、夕方から夜にかけて大泣きすることが頻繁にある。

特にひどいのが、夜10時から12時ごろ。
原因不明のギャン泣きが続き、1時間もしくは2時間近く、あらゆる手を尽くしても泣き止まない。それが毎日のようにあるから、夜がくるのが恐怖だった。

我が息子を寝かしつけする時はこんな感じだった。

①授乳する。
②寝かしつけに入るが泣きわめく。
③小刻みにスクワットしたり、縦抱きで歩いたりすると落ち着いてくる。
④あやし続けると眠りにつく。
⑤しばらくしてベッドに置く。
⑥起きて泣く。
⑦先ほどよりひどい泣き方でギャン泣き。落ち着くまでにさらなる時間を要する。
⑧落ち着かないので母乳をあげる。
⑨怒り狂いながら飲む。(母乳が出ているか定かでない)

⇨また③からの先の見えない無限ループ
(おむつを換えたり、場所を変えたり、ミルクを足したり、いろいろ試すが効果はなし)

何が原因で泣いているのかわからないのが一番苦しかった。

母乳が足りていない?
おむつが汚れている?
温度や光が快適でない?
なんだろう、いったい…

母乳の出がそこまで十分ではなく、ミルクの混合で育児を行っていたため、母乳不足が一番の原因ではないかと考えていたが、ミルクを十分に飲ませた後も泣き喚くし、そうでもなさそうで…

原因は解明できないまま、我が子と向き合っているうちに少しずつわかってきたことがある。

❶時々、怒り狂ったようにおっぱいを飲む。
母乳が口からあふれている時もあったし母乳が出ていないわけではなさそう。
十分に寝ていない時に限って、怒り狂う素振りが見られる。
⇨眠たくて怒っている。母乳がほしいわけではない。

❷授乳後すぐにぐずる。
母乳が足りていないのかと思って、さらにあげていたが、あやしていたら寝る。
その後2時間以上寝るから母乳不足ではなさそう。
⇨寝ぐずりで泣いているだけ。

全てがこれに当てはまるわけではないが、大方そうであることがわかった。
(我が子の場合です)

それがわかっただけでも、対応の仕方がずいぶん変わり、こちらの余裕も出てきた。
「母乳不足かも?」と悩んでいたのも解消できたので、その不安もなくなった。

背中スイッチ攻略した…?

いつもは眠りについてから、「いけそうかな?」と独自の判断でベッドに置いていた。それでいける時もあれば、起きてしまってもう一度ふり出しからやり直す時もあった。
ある日、眠りについてから30分、時間が経ってから置いてみると、成功率100%(※注 その日に限る)

これは大発見!!!

30分経てば深い眠りに入るみたい。
じゃあ、30分待つのは大変だけど、抱っこしながらでも本を読んだり、スマホで動画を見たりできるし、そんなに苦ではない。有効活用できるじゃん!

・・・とすごく嬉しくなって「背中スイッチ」も怖くなくなった。

だが、それは昼間だけの話だった。

精神が崩壊しそうになった夜

「背中スイッチなんて怖くない!」
とその日の夜も、眠りについてから30分待ってベッドに置く、というのを実践しようと思った。

だが、昼間とは状況が異なった。

30分の抱っこ中でも、暴れて途中で起き出す。
起きてからまた、30分はかり直し。

昼間は心の余裕もあって、ずっと抱っこしていることに負担はなかったが、夜は眠気と疲労がたまってきて、精神的につらくなってくる。

結局、なんとか置けたのはいいが、次の授乳までほぼ時間がなく、睡眠時間は30分そこそこ。それが一回ではなく、次の寝かしつけも、その次も…となるから、精神が崩壊しそうになった。

(なんとか精神を維持できたのは、もうこれもnoteのネタにしようと思えたところがあります。誰かに言える、何かで発信できるってすごく重要)

向き合うことでしか道は切り拓けない

気が狂いそうになった夜は苦い経験として残っているが、
「これが絶対うまくいく方法!」なんてないのだなぁと実感している。

「30分待ったから」という決まった時間でうまくいくものでもないし、ネットやどこかの偉い専門家が提唱した方法がうまく我が子にあてはまるものでもないし、やっぱり日々地道に向き合っていくことでしかわからないことが、いろいろある。

寝かしつけをしながら、我が子にじっと目を見張る。

息遣いの変化
まぶたの開き具合
全身の重み
腕の力の入り具合

小さな変化を拾いながら「今ならいけるかな」と判断していく。


泣いている理由も、きっと何かを訴えかけている。

どうしたら心地いいか
どうしたら安心できるか
どうしたら満足できるか

不快と感じているものを取り除いて満たしてあげられるように向き合っていきたい。

答えはどこにものっていないし、正解は誰も教えてくれないけれど、我が子と向き合うことでしか見えない何かを、試行錯誤しながら、時には痛い経験もしながら、探っていくことで、「母親」の経験値を積み重ねさせてもらっているのかなと思う。

いつまでもうっかりで、ドジな母親かもしれないけれど、あなたのことはしっかりと見つめてあげられるそんな母親でいたいな。

画像2


あとがき。

寝ぐずりは現在進行形で続いていますが、大泣きすることはかなり減りました。
背中スイッチも日によって、「今日は調子いい!」「今日はめっちゃ無理やん」
とかいろいろありますが、まあ楽しむしかありません。

解決も攻略もしてませんが、
「何を望んでいるんだろう?」
という気持ちで今後も向き合っていけたらと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。