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必ずやってくる死について、日々の読書から考える

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「死はたしかにやってくる、しかし今ではないのだ」―哲学で避けては通れない「死」について、セネカ師匠の文章も紹介しながら考察する。
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記事一覧

死について考察する6/n(後世&後生) : わんだろうより、親愛なるセネカ師匠へ

〈死について考察する〉シリーズ、今回でいったん、締めたいと思います。中締めってことで、ま…

死について考察する5/n(リンゴの木、植えます?) : わんだろうより、親愛なるセネカ…

桃の季節はあっという間に終わり、もう梨の時期。「幸水」の名前を見ると、えっ、無政府主義者…

死について考察する4/n(カンガルー・ノート) : わんだろうより、親愛なるセネカ師匠…

安部公房『カンガルー・ノート』。 ある朝突然、《かいわれ大根》が脛に自生していた男。 あわ…

死について考察する(一人称→二人称)3/n : わんだろうより、親愛なるセネカ師匠へ

さて、死んだらどうなる? ・極楽浄土/天国(あるいは地獄)みたいなところに行く ・輪廻転生①…

死について考察する2/n(イワン・イリイチ) : わんだろうより、親愛なるセネカ師匠へ

さて、一人称の死について。 わたしが衝撃を受けたのは、トルストイの中篇『イワン・イリイチ…

死について考察する1/n(生の短さ) : わんだろうより、親愛なるセネカ師匠へ

セネカ師匠の著作で、有名どころといえば『人生の短さについて』でしょうか。 すごくざっくり…