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家庭内通貨を発行したら商売が生まれた話

新型コロナが流行りだしたころ、一斉休校の過ごし方として話題になった"ママペイ"。
我が家でも家庭内通貨 "ママドル" を発行して、お手伝いをしたら10ママドルもらえる、30ママドルたまったら好きなお菓子を買える、などと流通させました。
あれからほぼ2年たち、すっかり定着したママドル。
計算が苦手な娘も、お金の計算ならできるように。
どうしても欲しいおもちゃのために、前借りをお願いしてくることがあり
金利の説明をしたり(無利子で貸しましたけど)、お金の勉強のきっかけにもなりました。

そんなある日。兄妹でなにやら楽しそう。
なんとお互いのおもちゃや文房具を、家庭内通貨で売買しているのです。
例えばハロウィンで使った魔女の帽子を息子がほしがり、
すかさず娘が「お客様、とてもお似合いですよ」と営業トーク。
値段交渉して、息子はお目当てのものをゲットし大満足。
娘はママドルが増えて大満足。
win-winの取引ができた様子。

普段から、きっかけがあれば投資や通貨について話したことはあったものの、子供たちだけで商売の話が始まるとは予想外でした。
お駄賃をポイント制でなく、通貨にしたからこそ生まれたおもしろい出来事でした。

高校でやっと金融の授業が始まるとのこと。
やっと!という感じですね。
家庭内で教えられること、経験させられることはしておきたいなぁと改めて思いました。


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