hina

気ままにマイペースに好きなことを綴っています。 ときどき写真を撮ってあそびます。 日本…

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気ままにマイペースに好きなことを綴っています。 ときどき写真を撮ってあそびます。 日本の文化に魅かれ、本職とは別に "お箸コミュニケーター”としての活動を ぼちぼちと。 マガジン: ✧うつわのおはなし ✧こよみだより ✧和菓子のおはなし など

マガジン

  • こよみだより

    2020.冬至のときに、『こよみだより』を綴ろうと 小さく決心。 それから1年間、二十四節気(プラスアルファ)を綴りました。 今後も気が向いたら投稿します。 自分で撮った写真を添えることがマイルール。

  • 和菓子のおはなし

    『和菓子のおはなし』を含む自分の記事をこちらにまとめます。

  • うつわのおはなし

  • 写真

  • ラジオ出演の きろく

最近の記事

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花あふる にちようび

    • 春告鳥

      春はいちばん、すきな季節です。 風がそよぎ、花が咲き、新たな可能性が芽生える季節。 うららかで、おだやかで、自然の息吹を感じます。 そして学校に勤務している私にとっては、めぐる季節のなかで 最も大きな節目の時季でもあります。 出会っては別れ、別れては出会う。 年度変わりに生まれるさまざまな感情は、この季節がすべて包み込んでくれるよう。 今週は「春は名のみの 風の寒さや」のようですけれど、うららかな春は すぐそばまで来ています。 * * * 仕事のおはなし 私にして

      • きらきらの、ラスクのチョコレートを

        ハロー。 りょこうに行ったときは、非日常っていいなって おもったんだけど、 でもさいきん、なんでもない毎日を あたりまえに過ごせるのって、それは しあわせなんだなあって、しみじみ おもうクマです。 おうちの中で、あったかい ごはんをたべたり、 お日さまのあたる道をおさんぽしたり、 であったひとに「ごきげんよう。きょうもいいお天気ですね」ってあいさつしたり、 おひるねしたり、 だれかとおしゃべりしたり、 わらったり、 ハミングしたり、 ちゃぽん。って、おふろにはいったり。

        • こよみだより ✽ しみず あたたかをふくむ ✽

          二十四節気では 1月6日から「小寒」を迎えています。 二十四節気を3つにわけた七十二候では、今日、水泉動(しみず あたたかをふくむ)に入りました。 小寒といえば、「寒の入り」を迎えて厳しい寒さがつのる頃。次の「大寒」に向かい、冷たい空気に体が震えるような時季です。 今年は暖冬傾向といわれますけれど、私の朝の通勤時には 寒風が頬を刺し、吐く息も白く舞うようになりました。 その凍てつくような季節にあって、この次候。「水泉動」(しみず あたたかをふくむ)とは、なんと眼差しのやわ

        花あふる にちようび

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        マガジン

        • こよみだより
          42本
        • 和菓子のおはなし
          10本
        • うつわのおはなし
          32本
        • 写真
          49本
        • ラジオ出演の きろく
          14本
        • お箸のおはなし
          8本

        記事

          note更新できないまま年を越してしまいそうなので、年末のご挨拶を♡ 今年もおつきあいくださいました方へ 感謝申し上げます! 写真は職場の学食の、テーブル上のちいさなクリスマス。 学生のてづくりですって。^ ^ どうぞ あたたかなクリスマスを🎄 よいお年をお迎えください💕💕

          note更新できないまま年を越してしまいそうなので、年末のご挨拶を♡ 今年もおつきあいくださいました方へ 感謝申し上げます! 写真は職場の学食の、テーブル上のちいさなクリスマス。 学生のてづくりですって。^ ^ どうぞ あたたかなクリスマスを🎄 よいお年をお迎えください💕💕

          和菓子日記 〜和菓子の〈はじめて〉物語展へ〜(後編)

          #和菓子のおはなし #色木の実  #残月 虎屋文庫の資料展『和菓子の〈はじめて〉物語展』へ行ってきました。虎屋赤坂ギャラリーで、本日11月23日までの開催です。 前回の記録はこちら。 今回は、その続きです。 資料展そのものの記録というよりは、会場の虎屋赤坂店で出会った和菓子について綴ります。 ・ 11月某日 虎屋赤坂店 地下のギャラリーで資料展をたのしんだあとは、3階の『虎屋菓寮』へ。 ここまで来て、食いしん坊の私が菓寮に行かないわけがありません。 そこで私が頂

          和菓子日記 〜和菓子の〈はじめて〉物語展へ〜(後編)

          和菓子日記 〜和菓子の〈はじめて〉物語展へ〜(前編)

          #和菓子のおはなし #金つば 先日、虎屋文庫の資料展『和菓子の〈はじめて〉物語展』へ行ってきました。虎屋赤坂ギャラリーで、11月23日まで開催されています。 和菓子の由緒や由来を知りたいなと思ったら、虎屋文庫に頼るのがいちばんだと思っている私。 今年はその虎屋文庫が、創設50周年を迎えられたのだそう。節目の年の資料展です。 ぜひぜひ行きたいと思いつつ、気付けばあっという間に月日が流れていました。会期中の私の休日はあとわずか。慌てて都合をつけて馳せ参じました。 ・ 11

          和菓子日記 〜和菓子の〈はじめて〉物語展へ〜(前編)

          和菓子日記 〜会津葵との出会い〜

          2023年 11月 4日(土) 世間の3連休。中日のこの日は、お仕事でした。 退勤後は用事があって東京駅へ。 約束の時間まで小一時間あったので、時間つぶしにと日本橋高島屋にふらりと入店。入ってすぐに8階の催会場で開催されている『味百選』の案内を目ざとく発見しました。食いしん坊の私は、「全国から厳選した老舗・名店がここに」という言葉に吸い込まれるように、エレベーターで8階へ、迷わず直行です。 催会場はパラダイスでした。 一歩足を踏み入れたとたんに、大阪の「やまつ辻田」さん

          和菓子日記 〜会津葵との出会い〜

          思い出を カンカラにしまって

          ハロー。 クマです。 今年は、えいえんに なつが終わらないんじゃないかな?って思ってたんだけど、いきなり あきがやって来て、それでもう、しもが おりるの? はやいなあ。 クマは なつの思い出がいっぱいで、季節についていけないよ。 今日は、その なつの思い出を。 うつわの旅行 九州に、うつわを見にいったよ。 *.✽.* 唐津 唐津焼って、あったかくていいね。 おしりの下のおっきなおさらも 旅館のおへやにあった ゆのみ茶碗も、 みんな 気にいっちゃった

          思い出を カンカラにしまって

          真夏の九州うつわ旅・5日目(その3) ~バイバイ九州、また来年。~

          8月に4泊5日で九州北部をめぐった「九州うつわ旅」の記録をしてきました。 最終日・5日目に訪ねた小鹿田焼の里についてはこちらです。 このうつわ旅の記録も、やっとこれで最終回。 今回は、最終日の夜ごはんの記録をして、その後 “あとがきみたいなもの“ を綴ります。 ❑ 5日目:8月12日 晴れときどき曇り この旅行も最終日の夕刻となる。 台風6号が九州に向かうタイミングと重なって、一時は行けないかと思ったし、行けたとしても なんにも行動できないんじゃないかと思っていたこ

          真夏の九州うつわ旅・5日目(その3) ~バイバイ九州、また来年。~

          真夏の九州うつわ旅・5日目(その2) ~いとしの小鹿田へ~

          肌寒ささえ感じる頃になりましたが... 「”真夏の” 九州うつわ旅」の記録を続けています。 4泊5日の最終日。小鹿田に行くことにした経緯はこちら。 今回はやっと、小鹿田焼の里に入ります。 ❑ 5日目:8月12日 晴れときどき曇り この旅行最終日。 私なりに深い思いを抱えて小鹿田焼の里へ向かった。 小鹿田焼きの里は、大分県日田市の深い山あいにある。急な斜面の川沿いに並ぶ、13軒の家からなる小さな集落で、うち現在9軒が窯元だ。 昔ながらの製法で300年前と変わらぬうつわ

          真夏の九州うつわ旅・5日目(その2) ~いとしの小鹿田へ~

          真夏の九州うつわ旅・5日目(その1) ~小鹿田焼の里へ おもいを寄せて~

          8月に4泊5日で九州北部をめぐった「九州うつわ旅」の記録をしています。 有田焼「李荘窯」さんの世界を満喫した4日目の様子はこちら。 今回は最終日、5日目の記録です。 思いがあふれて、また長くなりました。ほんとうは現地の様子まで一気に綴ろうと思ったのですけれど、断念。今回はそこに行くまでの経緯を記録します。 ❑ 5日目:8月12日 晴れときどき曇り いよいよこの旅行も最終日となった。 心のふるさと、有田の地を離れるのはさみしいけれど、非日常はいつまでも続かない。 名残惜

          真夏の九州うつわ旅・5日目(その1) ~小鹿田焼の里へ おもいを寄せて~

          真夏の九州うつわ旅・4日目(その2) ~うつくしき 李荘窯の世界へ~

          8月に九州北部をめぐった「九州うつわ旅」の記録をしています。 季節はめぐり、10月の声を聞くというのに “真夏の” 記録をまだ終えずにいることを 情けなくも思いますけれど… めげずに続けてまいります! 旅の4日目は、朝から「九州陶磁文化館」を訪ね、午後は「福泉窯」の作業場を見学させて頂きました。 その後はまた、愛する有田焼の窯元を訪ねます。 ❑ 4日目:8月11日 晴れ! 佐賀県の有田町にて、朝からとても充実した時間を過ごしている。 福泉窯をあとにして、夕刻向かったの

          真夏の九州うつわ旅・4日目(その2) ~うつくしき 李荘窯の世界へ~

          真夏の九州うつわ旅・4日目(その1) ~大人気、福泉窯に潜入!~

          夏休みに九州北部をめぐった「九州うつわ旅」の記録をしています。 3日目は心のふるさと・佐賀県の有田町に入り、定宿のILHAさんに宿泊しました。 4日目は、あらためて有田焼を学ぶ1日となりました。 ❑ 4日目:8月11日 晴れ! この旅行、4日目にしてはじめて朝から晴れた。とても暑いけれど、気持ちがよい。 午前中は、ともに旅する親友チャルと別行動を。 いくら趣味があうからって、行きたい場所の優先順位まで いつもぴったり一緒とは限らない。限られた時間の中でお互いの望みを

          真夏の九州うつわ旅・4日目(その1) ~大人気、福泉窯に潜入!~

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          真夏の九州うつわ旅・3日目(その4)~いつものお宿・ILHAさん~

          真夏の九州うつわ旅・3日目(その4)~いつものお宿・ILHAさん~

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          真夏の九州うつわ旅・3日目(その3) ~ただいま、有田。麗しの今右衛門窯~

          九州北部をめぐった「九州うつわ旅」の記録をしています。 3日目。唐津駅近辺をたのしんだあとは、奥唐津の「櫨ノ谷窯」を訪ねました。 そして今日の宿泊地、有田に入ります。 ❑ 8月10日 雨が降ったりやんだり 奥唐津でしっとりと櫨ノ谷窯を見学したあと、私たちが向かったのは次なる宿泊地、有田。 雨はやんでいるけれど、どんよりした雲がたちこめている。 それでも、「ああ、有田に帰ってきたんだ」という あたあたかな感覚がじんわりと全身をめぐる。 有田出身でもなんでもないのだけれ

          真夏の九州うつわ旅・3日目(その3) ~ただいま、有田。麗しの今右衛門窯~