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眼は心と知識でみえている ジュリー・アンドリュースの眼
真実のみえる眼がほしい、これは二十歳ごろの私がよく口にしていた言葉。今でもその時の心の感覚や体温を、鮮明に覚えている。親元を離れて自立しようとしていた頃だ。
なぜそんな事を思い出したのか、それは『偉大なワンドゥードル 最後の一匹』(1974年ジュリー・アンドリュース著)の翻訳を読んだからだ。忘れもしない女優ジュリー・アンドリュース主演『メリー・ポピンズ』(1964年ビル・ウォルシュ監督)は、私
今年もいいものに出会いたい
今東京にいます。
甥っ子の卒業式やいろいろあるのですが、ひとつの目玉は観劇でした。
昨年のある時期、
チケット争奪戦に参戦し
(初心者だったからの、たぶん)、
数度のチャレンジの後、
(途中諦めようとしましたが)手にしたのでした。
ある日見た魅力感じるポスターに興味を持っていたところに、友人からも行きたいとの声があって、
そうだよな
こんな感じで行動や新しい経験が繋がるのだなって。
痺れる
過ちて改めざる これを過ちという
ふと耳にしてずっと心に残った今週の言葉。
「過ちて改めざる、これを過ちという。」
その通りだ。
明日も命が続くのは、
昨日までの過ちを改めるため。新たな経験をして、思考を更新するため。
世の中が変わっていくと感じる今。己の思考もリフレッシュする時。毎年歳を重ねているから、より肝に銘じたい。
改めて、毎日を思いっきり、大事に
今まで生きてきて
何かを躊躇したり
やりたくてもやらなかったり、は
そんなに無いと思うのだが
今から
今年から
今度の春からは
「今だ」と思ったら
「これだ」と思ったら
カッコつけずに
心配せずに
いろいろ思わずに
行動しよう、と思う。
そんな春を待つ雨の日。
新しい価値観をさがして
またもや大きな自然災害。
自然災害を超えて、
いろいろな事を考えさせる。
思い出してみると、
(こんなことまでも、
日々には忘れてしまうのだ)
私が仕事を辞めて
「なにか違う価値に向かう時間をもちたい」と
感じて実行したのも、
3-11そのさなか。
いままで信じていた価値観の外に
放り出されたような感覚、
そしてそれを受け止めなければ、
正式に生きていないような感覚、
受け止めるも受け止めないも
芸術のことは自分に従う
今、東京に来ています。
広島ではテレビは観ないのですが、こちらでは録画は観ます。
小津安二郎監督の番組を観ました。そこで出てきた言葉。有名なフレーズとの事ですが、私は初めて目にし、思わずメモしてしまいました。
『なんでもないことは流行に従う
重大なことは道徳に従う
芸術のことは自分に従う』
毎日を芸術の域で
積み重ねたいものです。