見出し画像

職場にいられることに感謝しなければならないのか

私が最後に人事課の役職者と面談した際「今の環境に感謝しなければならない」と言われた。もう一人の役職者からは「俺たちも含めて誰にもなんの責任もない」と言っていた。

この2つの言葉が私をつなぎとめていた最後の糸を断ち切り、私は休職、そして退職をした。

無職になって初めて仕事があることのありがたみを感じる。身分が保証され定期的にお金が入ってくる。素晴らしいことだ。

就職できたのは会社が選んでくれたから。でもそれは会社や人事課や役職者に感謝することとは違うと思う。

私が労働意欲を持って就活して、そしてこれだけの能力を持っているからこの会社にいるのである。

そして究極的には健康を害さない仕事があってお金に困らずにいられるのはその人の天命とか運命で会社に恩義を感じることなどビタイチもないって今でも思ってる。

もう不景気が長く続き労働者が仕事を選べなくなって、働いても生活するのがやっとの今、仕事をくれた会社に感謝しようみたいなことが当たり前になっている。でもそういう主張をする奴はだいたいバブル時代に就職して机に座っているだけで昇任昇級してきた能無しおじさん、おばさんばかりだ。

最近らんま1/2を観ているのだけど、天道家は誰がお金を稼いでいるのか。パンダも整骨院で就職できてるよ。バブル時のアニメはすごく平和だ。

今振り返ってみると人事課の濡れ衣を着せられて追い詰められたのにその当事者からあの言葉を言われたことに腹が立つ。やったもん勝ちでやられたものが負けなのか。

無職の私がいうのも負け犬の遠吠えかもしれないけど、みんな能力があるから働けるのであって、会社に義理なんてないんだから。労働者ってもう少し強くなれないのかしら。今のままでは奴隷もいいところだと思う。

#脱サラ #ベルリン #移住 #語学留学 #労災 #労働問題 #精神疾患 #パワハラ #働き方 #三十路 #うつ病 #適応障害 #人生 #コラム #エッセイ #日記 #写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?