見出し画像

秋のすごし方④〜里芋 #0030

秋分も過ぎました。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、秋の彼岸をすぎても、記録的な暑さ。。年々秋が短くなっている気がします。


咳や喉の不調多いですね!

秋は「乾燥の季節」といいますが、今年はまだ暑いし湿気もあります。
そして朝晩は涼しくなり、寒暖差や流行り風邪などで、喉をやられてる方、周りに多くないですか?
乾燥の咳というより、痰がらみの咳が多いように思います。

痰の多い咳の(漢方)生薬といえば「半夏(はんげ)」です。
半夏はサトイモ科の植物になります。

そこで、今日は「里芋」についてのお話です。

実家の今年の初掘りの「里芋」

「里芋」について調べてみよう!

「里芋」

五味:甘・辛
五性:平
帰経:脾胃・大腸


中医学で「里芋」は、胃腸の働きを助け、痰を排出します。便秘改善や、リンパ節の腫れにもよいと言われています。
秋から冬にかけて取りたい食材です。

ぬめりはそのままで!

よくあるレシピでは「塩でもんでぬめりをとる」とありますが、ちょっと待って!!
そのぬめり成分がよいので、ぜひそのまま使ってください。
お気軽にお味噌汁の具にしたり、定番の煮物にしたり、洋風にグラタンにしたり、色々使えます。
買ってすぐ洗って、泥や皮の周りのふわふわしたところを取り除いて、乾かしておきます。使う時、濡らさずに皮をむけるので、ヌルヌルせず、料理のハードルが下がりますよ笑。


大根おろし激辛でした…

蒸し里芋の大根おろしかけ

私が好きなお手軽里芋レシピは「蒸しサトイモの大根おろしかけ」

①里芋をキレイに洗う
②片方を少し切る
③10~15分蒸す
④少し冷ましてから、絞り出すようにつるんと皮をむく
⑤大根おろしとお醤油かけて、いただきます!

大根にも、消化を助ける働きや、咳を止め痰をとる作用がありますので、一石二鳥!

お月見団子風に盛り付けてみました。
秋の実りに感謝、里芋でお月見(十五夜)しませんか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?