かいと

子育てをしないと決めた3児の父

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子育てをしないと決めた3児の父

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僕は子育てをしない

はじめまして。かいとです。3児の父をやっております。 突然ですが、僕はある事を決めています。それはタイトルにある通り「子育てをしない」と言うことです。 これだけ聞くとビックリしますよね?僕なら怒りすら覚えます。。。だけど、そうじゃないんです。ちょっとだけ言い訳をさせてください。 1人目の子が産まれ、僕が人の親になると実感した時.僕にはある思いが芽生えました。それは、「子育てとか教育とかそんな大層な事言える程自分て立派な人間なんだっけ?」です。 それに、父親ができること

    • 「多様性」という便利な言葉

      新学期を迎え我が子達もそれぞれ一つずつ学年が上がり、ますますパワフルに日々を過ごしています。 そんな中、小学3年生になった次男のクラスで先日行われた懇談会での話をしたいと思います。 新しいクラスでの初の懇談会と言うことで、保護者が一人ずつ新しい担任の先生や他の保護者に向けて自己紹介と自分の子供がどういった子かを紹介すると言った流れになりました。 そこで「うちの子はすぐに手が出てしまいますが本当はみんなと仲良くしたいと思っているはずなので仲良くしてあげて下さい」と自分の子

      • 学生の本分は勉強

        「学生の本分は勉強だ」なんて言葉を聞いた.または言われたことがある人は多いと思います。 僕も学生の頃にはよくそんな言葉を耳にしました。その度に早く大人になりたいなあなんて思ったりもしました。 しかしいざ自分が大人になり.そして親になってみて思うのは、大人の本分も勉強にあるのではないかということです。 学生時代が終わり所謂大人というものの仲間入りをしてはみたものの.相変わらず世の中には知らないこと、分からないことがたくさんあります。 さらに子供ができて「これってどういう

        • いろんな事を感じて考えて成長していくのかな

          先日うちの長男が放課後に友達と遊びに行って帰って来た時に、具合が悪いと言って来ました。 幸い少し頭痛がする程度でちょっと横になって休んでいたら痛みもなくなり.すっかり元気になりました。 長男に遊んでる時に具合が悪くなっちゃったの?と訪ねると.学校の4時間目の授業中に頭が痛くなって保健室に行った。食欲もあまりなくて給食もあまり食べられなかった。と答えました。 つまり遊んでいる時にではなく.元々具合が悪い中遊びに行ったというのです。 具合が悪いのを我慢してでも遊びたかった

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        僕は子育てをしない

          こだわりをもつのは自由だけど

          人にはそれぞれ少なからず「こだわり」みたいなものがあるかと思います。 こだわりをもつことが自分が自分であるが所以であるとも言えるかも知れません。 そんな自分自身のこだわりを他人にも共有しようとする人をちらほら見かける事があります。 しかもそれを共有.あるいは押し付けようとしてくる人は、自分がこだわりを持っている事柄が全ての人にとって大切であり.こだわるべき事であると思い込んでいるようです。 こだわりとは「ちょっとしたことを必要以上に気にする」という意味だそうです。

          こだわりをもつのは自由だけど

          自由も不自由も同じ事なのかな

          自分自身は自由なのか不自由なのか。 それは自分自身の行いを自分自身で決定する機会がどれだけあるのか、に左右されると思います。 比較的自由にやっていると感じる人もいれば、全然自由なんてないと感じる人もいます。 そして僕の予想では自由ではないと感じる人の方が多いのではないかと思います。 中には自由ではない自分自身の現状に憂いている人もいるかも知れません。 しかし僕は.本当に自由な人なんてほぼ存在していないのではないかと考えていて.自由だと思い込んでいる人が存在しているだ

          自由も不自由も同じ事なのかな

          「言ってくれてありがとう」

          僕はその言葉に感動したし.自分もそういう感覚を持たないといけないなと感じました。 これは我が家の小学2年生の次男に.食事中のマナーに関して僕が注意した時に返してきた言葉です。 何かを指摘された時に、その現在の状況でしか物事を考えなければ「ありがとう」なんて言葉は出てこないはずです。 今ここで指摘されなければ出先で、或いは学校で同じことをしてしまい.周りからマナーが悪いと思われてしまうところだった、という指摘されなかった場合の未来の状況が思い浮かぶからこそ出てくる言葉だと

          「言ってくれてありがとう」

          すぐサイコパスとか言ってくる人って何も考えてないよね

          僕はあまり感情が表に出るタイプではありません。 何かに驚いたり嬉しがったり悲しがったり怒ったりがあまりないです。 周りの人からもよく言われます。 もちろん全くなにも感じないわけではないのですが、反応が薄いと言った具合です。 その中でも「悲しがる」と言う部分の反応の薄さからなのか、人からはよくサイコパスではないかと言われたりもします。 僕はそう言われても特に気にしないのですが、中にはそう言われることで傷つく、或いは自分はサイコパスなのかと気にしてしまう人もいるかも知れ

          すぐサイコパスとか言ってくる人って何も考えてないよね

          それって立派な人格障害ですよ。

          このような場で大々的に言うことではないのですが、かといってうやむやに遠回しなことを言っても伝わらないので敢えて言いますが、親にしてみれば子供が自分の思うように行動してくれた方が都合がいいことは確かだと思います。 しかしそう心で思うことと、実際に子供を支配しコントロールしようとすることは明確に違います。 このような言い方をすると自分は子供に対してそんな事しない、していないと多くの人がいうと思います。 しかし僕は思っているよりたくさんの人が自分の子供を自分の都合がいい様にコ

          それって立派な人格障害ですよ。

          子供を所有する親

          人はたくさんのモノを所有して生きています。 所有したいという欲求も持っています。 その所有したいという思いはだんだんモノだけに飽きたらず.モノ以外の存在をも手中に収めてしまおうと考えます。 それが「他人」です。 特に自分の子供なんかはすでに自分の所有物であると錯覚している人は数多く存在します。 所有物の管理責任は所有者にあり、子供の行為の責任は親にある。 この共通点が親が子供を自分の所有物であると感じさせる一因です。 そして所有物とは自分の自由に扱うことができるので

          子供を所有する親

          ストレスをなくそうと考えるのが間違っている

          ストレスが悪いものであると思い込んでしまっている人がたくさんいます。 そしてそう考えている人は大抵ストレスによって害を被った人が多いようです。 ストレスによって害がもたらされたのだからストレスは悪いものである、となる訳です。 これだけ聞けば確かにストレスは悪であるように見受けられます。 しかし本当にそうでしょうか?ストレスさえなければ万事うまくいくと言えるのでしょうか? しかしストレスというものを悪と捉え.ストレスはないほうがよいという考え方そのものが害をもたらして

          ストレスをなくそうと考えるのが間違っている

          いじめ

          集団生活を送る上で必ずといっていいほど耳にするのがイジメに関することかと思います。 自分がする、されるはもちろん.自分の身の回りの人がする、される.そして世の親たちが懸念するところが自分の子供がイジメをする、されるといったことではないでしょうか。 自分の子供がイジメをするのもされるのも親であれば誰もが望まないことかと思います。 イジメの話となるとよく聞くのがイジメを受けた、或いは受けているといった話かと思うのですが.僕が先ほどから「する、される」と加害側を先に言っている

          子供を否定するのは悪なのか

          最近では子供を否定しない教育方針が善しとされているのをちらほら見かけます。 子供のやる事なす事を否定していたのでは好奇心や挑戦する心が失われてしまうと言う訳です。 なるほど確かにそれは一理あると言えます。我が子には好奇心を持って色んな事に触れて貰いたいし、色んな事に果敢に挑戦して貰いたいと思うのが親というものかと思います。 しかし子供を否定しないと言う事が成り立つのかどうか.僕はそこを疑問に感じています。 確かにやたらめったらに否定をしないように心がける事はできるかも

          子供を否定するのは悪なのか

          子供の経済学

          子供も小学生くらいになってくるとなにかをコレクションしてみたりを始めます。 うちの子の場合だとポケモンカードを集めるのにハマっています。 子供の流行というものはやはり周りの友達の影響が多分にあるものなので.当然周りの子達もポケモンカードをたくさん集めているのですが.そういった時によく聞くのが子供同士のカードにおけるトラブルです。 友達同士でカードを交換したり.あげたり.貰ったりといったことがトラブルにつながるケースがあるようです。 といってもトラブルであると考えている

          子供の経済学

          人に迷惑をかけずして生きてはゆけない

          「人に迷惑をかけてはいけない」 これは誰しもが一度は言われたことのある言葉ではないでしょうか。 大抵の場合、子供の頃に親であったり学校の先生なんかに言われたことがあるかと思います。 そしてそのような教育の成果は.実に優秀な結果を招いていると感じることが日常生活において多々あります。 人の迷惑にならないように気配りを欠かさない人でこの国は溢れています。 一見するとこれはとても素晴らしいことに思えるのですが、はたして本当にそうでしょうか。 確かに人に迷惑をかけられて嬉

          人に迷惑をかけずして生きてはゆけない

          お金が幸福の尺度だとしたら世の中不幸な人だらけ

          一般的には持てる資源や資質が多くなればなるほど良いことであり、人間の幸福度にも大きく影響すると考えられると思います。なので人々はよりたくさんのお金を稼ぐ方法を模索したり努力を惜しまなかったりします。 この考え方は元々は概ね正しかったのですが、いつからかそれらに重きを置きすぎるようになり、しまいには幸福とは何かを考えた時の最適解であるかのように考えられがちになってしまいました。 その考え方で幸福になる人も存在するのですが、残念ながらそうならない人の方が多いのが世の中の事実で

          お金が幸福の尺度だとしたら世の中不幸な人だらけ