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【Schooでの学び】数学×歴史:江戸時代の数学とは?

先日、Schooの授業で江戸時代の数学について学びました。とても歴史深いものです。
数学の奥深さを味わってみてはいかがでしょうか。数学に対する見方が変わってくるかもしれませんよ。

1.江戸時代の数学教育的背景

江戸時代に数学の文化が花開いた理由は、以下の2つです。

①戦国時代が終わり、平和な時代が続いたから。
→確かに、江戸時代は、あまり戦いはなかった。「読み書きそろばん」と言われ、寺子屋で算術を学んでいた。
今年の大河ドラマ『青天を衝け』でも渋沢栄一がそろばんを使っているシーンがありますよね。
②労働時間が短かったから
→短い労働時間により勉強する時間が確保できたから。
江戸時代は、リカレント教育(大人の学び直し)が盛んだったと思います。

2.江戸時代の数学は、庶民が娯楽として楽しんだ

囲碁や将棋のように江戸時代の数学は、娯楽として楽しんでいました。まさに、ゲームのようなものですね。一般向け数学書『塵劫記』は、大ベストセラーとなりました。挿絵のついた興味を引く問題がたくさんあり、庶民の楽しみとなっていたそうです。

3.算額のヒミツ

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算額

算額とは、絵馬等に和算(数学)の問題・解答が記されたものです。
問題に正解したら、名前が神社の境内や寺院の仏閣に掲げられていたそうです。
さらに、数学者が研究結果を算額に記して発表もしていたそうです。

スクーでの授業を通して、江戸時代の数学は、奥深いものだと感じました。
『塵劫記』に遊び感覚で楽しめる問題が掲載されていたり、数学者が研究結果を算額に記していたりと。
現代も江戸時代のように労働時間が短く、プライベートの時間がたくさん取れたら良いなと思いました。


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