記事一覧
Zach Ellis (Dead Tooth) - [Interview in Brooklyn vol.11]
Lトレインのモントローズアヴェニュー駅の東側、イーストウィリアムズバーグの中でもブッシュウィック寄りのエリアには、工場や倉庫が立ち並ぶ。そのなかの古めかしい大きな建物の幾つかは、元々は工場だったのを改築し、様々なジャンルのアーティストが作業場として借りることを前提に運営されている。今回インタビューしたザックの練習スタジオの建物、Danbro Studiosは、音量を気にせずにバンド練習が出来るよう
もっとみるHoney’s Tuesday vol.47 (7/13/21) レポート by Yoko Nips
第二火曜日がまたやってきました。Honey's Tuesday 第47回目、2021年の7月バージョンは、今までで一番盛り上がったような気がします。ここ最近のニューヨークは、パンデミック真っ只中だった時の静けさがまるで嘘のように、活気を取り戻してきています。そしてこの日も、今までじっと我慢していた皆さんの遊びたい気がここに集まったのでしょうか、そしてブッキングも素敵だったと思います。ハニーズがいつ
もっとみるジョニ・ペイン (アシスタントブリュワー at Kato Sake Works / ミュージシャン)[Interview in Brooklyn vol.10]
ニューヨークに日本酒の醸造所は二つしかないそうだ。
ひとつは、サンセットパークにある、ブルックリンKURA。
もうひとつは、ブッシュウィックのKATO SAKE WORKSで、私たちはオーナーのカトウ夫妻と仲良くさせていただいている。2020年3月、小さな醸造所の小さなカウンターバーで、まさにそこで醸造された日本酒を頂きながらテイスティングルームのオープン祝ったのだが、その数日後に、ニューヨーク市
Youth Yamada (ミュージシャン) [Interview in Brooklyn vol.9]
アメリカで生まれ、7歳のときに日本へ引っ越したというユース・ヤマダ。その時アメリカに残った母親とは、つまり7歳で生き別れたそうだ。大人になってニューヨークに引っ越して来てからなんとなく「20年近く会っていない母を探してみよう。」と思いたち、探してみたら近くにいることがあっさり判明し今は友達のような関係、というドラマティックな話を、録画をオフした後の雑談で淡々と語ってくれた。
近頃、毎日ユーチューブ
Hard Nips (バンド)[インタビュー in ブルックリン vol.8]
ブルックリンを拠点に活動する、4ピース日本人ガールズバンド「ハードニップス」。2010年からのオリジナルメンバーYoko Nips(ボーカル) と Gooch(ベース), 2013年から加入した Saki Nips(ギター) の3人に、ニューアルバム"Master Cat"の制作についてインタビュー。
Saki : サキ・ニップスです。ニューヨークのロングアイランドで育ちました。今はクイーンズに
RF3RD (イラストレーター) [インタビュー in ブルックリン vol.7]
毎月第二火曜に行っている 4533 studio 主催のマンスリーイベント、Honey's Tuesday vol.46、今回はミュージシャンのパフォーマンスだけではなく、RF3RD ことリチャード フォード 三世 が、ライブペインティングを披露してくれる。彼はプロのイラストレーターでもあり、グラフィクデザイナー、グラフィティーアーティストとしての仕事もしているが、私たちのイベントには以前、何度か
もっとみるWilliam Alexander (ウィリアム アレクサンダー) -ミュージシャン
4533 studio が主催するマンスリーイベント、6月8日のハニーズチューズデーは、ウィルこと、ウィリアムアレクサンダーが演奏してくれる。彼は2020年12月に、ロサンゼルスからニューヨークに引っ越してきたそうだが、ドラマーとしての仕事で、今もたびたびロサンゼルスには行っているらしい。 今回、彼にインタビューをお願いし、どこへ出向いたら良いかを尋ねたところ、ブッシュウィックの「マリアヘルナンデ
もっとみるDream Dads (B.P. & Jason)
「エレファント6」、1990年代〜2000年初期のアメリカにおけるアンダーグラウンド/インディー音楽シーンを語るには欠かせない、ジョージア州アセンスを拠点とした、DIY音楽のコミュニティである。インタビュアーのYoko Nipsがまだ大阪に在住し、アメ村のレコード屋KING KONG でギターポップコーナーを担当していた2000年、「エレファント6」のバンド達にいち早く目をつけ、まだ駆け出しのof
もっとみるA.G.(musician)
〜 僕が音楽を作る時、たまに少しクォンタイズ(音のタイミングの自動補正)をする。まあ30%くらいかな。絶対100%はしない。人間っぽい感触が必要だからね。で、ここにゆっくりベースを加える。これは一番良いベースじゃないけど、ここにあるから。スケール(音階)はいつもクロマティック(半音階)を使う。色々加えても、コントロールができるからね。〜
僕のアーティスト名はA.G.です。フランスで生まれ育って、
James (ミュージシャン)・Aaron(牡蠣ビジネス オーナー)
シンガーソングライターとして活動するジェームス。そしてパンデミックの間にミュージシャンから牡蠣ビジネスへシフトしたアーロン。
かつて一緒に音楽をやっていた二人に、イーストウィリアムズバーグの静かな住宅街にあるアパートの屋上でインタビュー。
文字通りウィリアムズバーグの東側に位置する「イーストウィリアムズバーグ」は、ウィリアムズバーグほど華やかすぎず、洗練されたレストランやバーと、昔からあるカジュア
ダン フォックス (ミュージシャン・コメディアン)
自己紹介をお願いします。
僕の名前はダン・フォックス。主にコメディと音楽を作っています。
NY州のウエストチェスターで育って、大学を卒業した後、NY市に2009年に来て、ブルックリンには2010年から住んでいます。
パンデミック中は何をしていましたか?
去年の3月から失業して、失業手当をもらっている。ありがたいギフトです、本当に。コメディを書いて、音楽を作って、たくさんの作業をしている。そう