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発達障害の事例&対策イラスト集 特性を伝えるのに良き

「発達障害」の反対って何?

発達障害じゃない人?健常者?なんて言うか知らなかったんだけど、この本では、「定型発達」って言ってます。

発達障害と定型発達 
自分はどっち?家族はどっち?

つまり、発達の観点で人は、発達障害と定型発達の2つに分ける考え方なんだと自分は解釈しました。
発達障害に当てはめられたら嫌な気持ちになる人もいるかもしれないけど、自分は、定型発達に当てはめられたとしたら、とても嫌な気持ちになるな。。。と感じます。
次女は、「どちらにも当てはめられたくない!」と言っていましたw
しっくり来てない分類に当てはめられるのってすごく嫌なことなんだなって思いました。男女の性別みたいなものなのかもしれない。

でも、定型発達の人にも不得意なことってあるんじゃないかな~と思うし、
どっちかに分けるのは難しいんじゃないかな~と思う。

困りごとの事例がイラストでわかりやすく沢山掲載している

事例ごとに、これ、自分だな~とか、これは長女!これは甥っ子!など、
当てはまる事例が出てくると嬉しくなる(笑)
次女は、あまり当てはまるものがあんまりなかったみたいだけど、それども、定型発達って言われるのは抵抗があるみたい。

我が家では、自分と長女は発達障害気味で夫と次女は定型発達気味のようなゆるっとした認識で、夫と次女は、いつも自分と長女ができなくて困っていることをフォローしてくれ、みんな苦手なことはしないようにしよ~っていうスローガンで生活が回っている。

発達障害に当てはまることがあったら、
一番に習得するべきは、できないことを周りに伝えるスキル

もし、困ってる方がいるなら、この本をぜひおすすめしたいです。

不得意なことに気づいて自覚して、自分と周りで工夫したら良いっていうことを、発達障害側から、定型発達の人に伝えるのってすご~く難しいんだけど、コチラの本は、そういうのを助けてくれそう。

この本があれば、

  • 学校の進学、進級の時とか、事前に先生に子どもの特性を伝えやすい!

  • 職場やみんなと関わる場面で問題が起こった時などに、できないこと・困難なことが理解してもらいやすい!

と思います。

進学・進級時、転職時、一番心配なのは、関わる人が変わってしまう恐怖。
また、できない人だって思われるところからスタートなのかなってネガティブになったりもするのです。

「できる」が少なくても
「できない」 → 「条件付きできる」がたくさんあったら良いし、
「条件付きでできない」 → 「できる」になることもたくさんあると思う。
工夫した「できる」は、ふつうの「できる」より、ミラクルが起こる可能性だってあると思う。

うまく伝えられたら、
学校生活も職場でも、過ごしやすくなる!

自分も小さい頃から、苦手なこと・できないことのせいで、自分がダメな人間だと思ってたし、できなくて大変だったことたくさんあって、学校もキライだったし、仕事も迷惑かけてばっかりだった。
幸運なことに夫は優しくて、そういう自分に理解があって、結婚後もたくさん助けてくれて、フォローしてくれて、できないことをできるようにサポートしてくれた。
理解ある人と結婚できたことがとてもラッキーだったんだけど、娘たちには、運に任せることなく、困難少なく過ごして欲しいと思っています。
二次障害を防ぎ、自尊心をキープできると、自発的に、みんなの役に立ったり、喜んでもらえることができるようになります!
娘たちはありがたいことに、学校大好き!
困ったこともたくさんあったけど、苦手なことやできないことも、緩やかに成長していると思う。
なにより、困ったら、考えて工夫するチカラがついてきていると思います。
困ったら考えて工夫することこそが、こどもにとって必要な学びになると思うし、今は発達障害なところがあっても、これから定型枠をはみ出して、定型外の想定外発達に発展するに違いない!!!と思っています。


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