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学校教育について

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学校教育について考えたこと
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みらいの校則についてすごくよく考えてみた。

みらいの校則についてすごくよく考えてみた。

新しい時代の学校のみらいの校則として相応しいことはただ一つ「がんばりを認めよう」であると私は考えている。

どうしてそう考えるに至ったか、経験をもとに書いていきたい。

私は苦手なことが多かった。運動すること、絵を描くこと、物を作ること、字を書くことなどが不得意といえるレベルを超えてできなかった。

苦手なことについて努力をしなかったわけではない。一生懸命に逆上がりの練習をしてもやはりできないので

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いい学校 悪い学校を見分ける方法

学校には大小さまざまな問題が起こります。あれだけ子どもがたくさんいれば問題が起こるのは当たり前です。問題が起こること自体は当然であり、悪いことではありません。

大事なのは、問題が起こった時にどう対応するかです。そして問題が起こった時の対応で、そこがいい学校か悪い学校か判断できます。

自分の子どもが学校でトラブルに巻き込まれた時に、校長や担任に「授業を見たい」と言ってみてください。

ここでなん

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学級崩壊の90%はこれが原因です。

学級崩壊の90%はこれが原因です。

学級崩壊が起こる大きな原因は一つだけです。私は20年ほど前からそう思い続けています。

巷では、社会の変化、発達障がいのある子が増えたこと、家庭のしつけ力の低下など、いろいろな原因が述べられがちです。

しかしそれらは学級崩壊の本質的な理由ではないです。

学級崩壊の原因は、学級崩壊が起こるクラスの担任教員の力量不足です。

これは、特に子どもの年齢が低い学校で当てはまります。例えば高校生くらいに

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今の学校では教えてくれない、本当は一番教えてほしいこと

今の学校では教えてくれない、本当は一番教えてほしいこと

日本の子どもは自尊感情や自己肯定感が低いと文部科学省の調査で分かり、話題になってから何年もたちます。自尊感情や自己肯定感が低いことは大きな問題です。

子ども達の自尊感情や自己肯定感を高めるにはどうしたらいいか議論や実践が多くされています。

それが必要なのは分かっているのですが、その前提としてもっと大事なことが、学校教育の根底から抜けていて、あまり私たちの意識にも上りにくいのかなと思います。それ

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新時代の学校で行われる危ない教育

新時代の学校で行われる危ない教育

現在の学校教育では、主体的・対話的で深い学びの実現が求められています。一見するととてもいいことのように感じますが、これは相当な危険性をはらんでいるように、私は感じています。その危険性について、書いていきたいと思います。

数年前に文部科学省が学習指導要領を改訂して、いよいよ学校現場には主体的・対話的で深い学びができるような授業を本格的にしなければいけない、という空気が漂っています。

主体的・対話

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