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薬屋のひとりごと 小説解説 6巻

7巻読み始める前に先にまとめます!!わけわからなくなるということが分かったため!(日本語…?)
とか言いつつ相関図が本当にややこしく嫌になって先に7巻読み終えてしまいました。

ちなみに最新刊15巻も読みましたよ!短かったのですぐ読み終えてしまった~もったいないが猫猫→壬氏の矢印が太くなっておりかなり満足だし面白かったです!感想書くの楽しみィ~。

今回は6巻です!

フラグが立った二人が表紙ですね~かわいい。
まだ(15巻現在)くっついてないのはどういうことや。

序話

珍しくわかりやすい序話!
前回猫猫が白鈴仕込みのディープキッスを壬氏にかましたため、壬氏が馬閃で練習をするところを阿多妃に見つかる。というところからスタート!
しかし若気の至りとはいえ、先が思いやられる吾子ですな……阿多妃に合掌……。

今回は5巻の伏線未回収部分を回収する巻になっています。ここまでが薬屋に戻る猫猫かなー?といったところ。7巻からは医官を目指し登場人物も増えて新章って感じなので、一区切りかもしれませんね。ちなみに7巻からは宮廷に戻るため、もっと面白くなるという罠……。すげえわ~。ほんっと。

「もっと違うやり方があるだろうに」

壬氏→猫猫に超間接的なプロポーズをしたわけですが、相変わらず猫猫ははぐらかしています。
ロミオとジュリエットを題材にした小説を写本したことで不義を疑われ幽閉される里樹妃ですが、その小説を猫猫は「理解できない」と考えます。これは壬氏も同様でした。
壬氏は「もっと違うやり方があるだろうに」と言います。
与えられる恵まれた立場すべてを喜ばず、自ら猫猫を手に入れようと努力する壬氏らしい発言ですね。

与えられる立場だからこそ、与えられることに喜びを感じず、自ら手に入れることに喜びを見出す。

だから好きになった猫猫にこだわるのだろうし、手に入れるために努力を惜しまないのでしょう。壬氏のマゾ気質も生い立ちが深く関係していると思いますね。

一話~

まって。相関図かくのすら難しくなってきたよ?

白娘々と白い巫女関係は7巻に続いていてすっきりしませんが、里樹妃(卯の一族)の話はひと段落します。

大きく区切ると流れとしては下記

①西都後編で、花嫁自殺事件を解決する ※白娘々とつながる占い師が関係
②西都からの帰り道で克用登場、羅半一族と猫猫が会う ※羅半の狙いは蝗害対策
③帰ってきて隣町の爺さんのところで克用と再会 ※白娘々とつながる人物が登場
④里樹妃が陥れられ、白娘々とおなじ塔に幽閉
⑤里樹妃が自殺騒動、馬閃が救う

相関図が難しくなるのは、①②③の3つの家系図が出てくるためです。
さらに西欧関係も相関図に増える上に、7巻で明らかになる、巫女派と姶良派(子の一族と取引)に分かれており派閥がややこしい。
もう嫌になってくるレベルですが無理やりまとめるとこんな感じになりました。


6巻相関図


6巻相関図_隣町のみ

あまりに画像が大きくなりすぎたので隣町だけ別画像にしました。
これは昔の話を語るだけになっており、太字以外の人物は、登場するわけではないため、かなり読解が難しかったので解釈が違っていたらすみませんとしか…。ただ重要なのは赤字、赤色背景の白娘々(西欧関係)につながるところなので、そこさえ理解していればいいかと。

これだけ登場人物が出てくるとまとめるのが一苦労ですね。面白いは面白いんだけど。

次巻、医官となる猫猫。
宮廷仕えに戻るため、もっとおもしろくなっていきますねぇ。個人的に後宮には妃含め、魅力的なキャラが多いのでそっちの方が面白く感じますねぇ。しかもまだ増やすのかと泣きたくなる登場人物の多さになっていきますが、増える新キャラも魅力的という……。
それではまた次巻のまとめをおまちくだせぇ!!


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