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生きようとしてるから死ねないんだ

当たり前か。


余裕で人生の半分以上を
死にたいと思って生きてきてるけど、
“いつか本当に自殺するんだ、死ねるんだ”
と思ってたのは少し前までで、
今は、私には“死ねない”ことに気付いて、
“生きる”ことを選択している。
んー、
“生きる”ことを選択することを決めた。
っていう感覚に近いかな。

生きるしかないんだから、生きる。


どうせ生きなきゃいけないんなら、
少しでも楽に、ほんの少しでも楽に、
なるべく生きづらさを減らすように、
できる限り生き苦しさを減らすように、
頑張ろう。
と思って生きている。


“そのうち死ぬからその日まで踏ん張ろう”
が使えなくなったからね。




夢や憧れ、過去の多大な労力と未来の計画を全部投げ捨てて、心を守るために、自分に合う仕事に就いた。

金銭的にも体力的にも負担は大きいけれど、心を守るために、実家を離れた。

親や家族と連絡を取ったり会ったりする頻度をできる限り減らしたり、

誰かとの少し先の約束を常に入れるようにしたり、

大切な人には自分から連絡するようにしたり、

食べるもの、飲むもの、行く場所、人間関係、遊び、趣味、時間の使い方、お金の使い方、、、
日常の中にある、小さな小さな1つひとつの選択を、“楽に生きるため”を基準にして選ぶようにしたり、

ちゃんと自分と向き合おうと、
今後の人生を少しでも楽にしようと、
精神科受診をして、合う病院を見つけるために何か所も試してみたり、
何種類もの薬を色々試してみたり、
カウンセリングに通ったり、


なるべく“生きる”を選択できるような環境を自分で作るようにしてるし、

もうほんとに、これでもかってくらい、
いつもいつも、
“楽に生きるための選択はどれだ?”
って考えてる。

実は、そんなふうに考えることを意識できるようになっただけで、私はめちゃくちゃに成長したのです。
そんなふうに考えて生きる未来なんて、一度たりとも想像したことなかった。





なのに。


こんなにも楽さを優先して生きてるのに、
こんなにも苦しみを最小にするために考えて動いてるのに、
今の自分にできる、最大限の生きやすさの中で生きてるはずなのに、

それなのに、
こんなにも苦しくて苦しくて苦しくて
こんなにも辛くて窮屈でたまらない。

え、ここまでしてるのに、
こんなにも生き苦しいの?
もうそれこそ、死にたくなるじゃん。

救いがないよね。
希望がないよね。



生きようとしてることが“苦しい”を強めてて、「死にたい」を強めてるっていう状況だから、意味わかんない。

ただ、「死にたい」が強くなろうと、今の私は生きようとしてるから、死ねない。
死ねないような、死なないような、色んな工夫や仕掛けを日々の中に撒き散らしてるんだから、そりゃ死ねないのよ。



てことで、最近は、
生きようとするんじゃなくて、死のうとしながら生きれば、わりと簡単に死ねる日がくるんじゃないかなと思って、色々考えている。

「生きる」から離れる。
「生きなきゃ」「死んじゃダメ」を手放す。「死ねる」にもっと自ら近づいていく。


仕事やめて、一人暮らしの家を解約して、全部荷物持って、実家に戻ろう。

今まで親や家族にはひたすら隠し通してきた、親子関係のわだかまりのことや精神疾患のこと、打ち明けよう。

心の療養とか勝手なそれっぽい理由作って、無職で実家暮らししよう。

大切な人たちとの連絡頻度は、バレない程度に少しずつ少しずつ減らしていこう。

趣味も、遊びに行くのも、楽しいことするのも、どんどんやめていこう。

時間をかけて、できる限りの人間関係を終わらせて、私の最期と関わる人を最小人数にしよう。



私にとって苦痛なことを率先してやって、
今の私の“生きる”を支えてくれていることを全部手放していく。

それを続けていけば、そのうち自然に死ねる日がくると思うんだ。











これらの行動を実行する覚悟ができたとき、
それは私が死ぬと決めたとき。


私の一番の望みを、やっと叶えられるとき。












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とても感情的に、でもどこか冷静に、この記事を書き上げた。



いつか、私が世の中とのお別れを実行できたとき、もしかしたらnoteで繋がってくださっている方の中に、のん🐻‍の投稿がなくなったことに気付いてくださる方がいるかもしれない。
それを考えると、なにも音沙汰なく消えるのは申し訳なくて、なにかしらの前振りは必要な気がした。

私自身、noteで交流していた方が突然いなくなって、心配したりモヤモヤした経験があります。noteのみの繋がりである以上、noteからいなくなったら、いくら心配しようがなにも知ることはできないことを痛感し、すごくモヤモヤした記憶で終わっています。
それを、私が原因で誰かに経験させてしまうことだけは避けたい。心からそう思っています。
だから、この記事を投稿することを決めました。



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