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「お変わりないですか」と聞かれて・・・何と言ったらいい? 出産アドベントカレンダー #18


「お変わりないですか」の答えづらさ

今通っている産婦人科の健診では、エコー検査のときに医師の先生がやってくる。
診察台に寝てお腹を出せるようにしてしばらく待っていると、
「こんにちは〜。お変わりないですか。」
と言いながら先生が入室し、エコー検査用のジェルをお腹に付け始める。

私はそこで一度も「実はこういうことがありまして」みたいな「変わりがあった話」を切り出したことがない。だって、

流れ的に切り出しづらくない・・・??

決まって「ハイ、、ダイジョウブ、デス。」と答えるのみになってしまっている。

「お変わりないですか」に対する応答は「前回の通院時から体の状況に変化があるかどうかを伝える」だと思うが、
その質問が「今からエコー検査を始める」という状況でなされるか「対面して問診や診察をする」ような状況でなされるかでは、答えやすさが全然違う。
その先生は「お変わりないですか」を挨拶や導入として使っているようだし、薄暗い検査室で目も合っていない。

似たようなことを課題視して言及している記事もあった。


自分の対策

そんな先生に毎度の健診をしてもらい、お産まで立ち会ってもらう以上は、申告や相談をしたいと思ったことは必ず伝えておかねばと構えるようになった。

質問したかったことや相談内容を忘れないように健診前にメモして準備しておいて、
諸々の検査後、最後に診察室で対面して先生からの今回の検診結果を聞く時間が少しあるので、そのときに一気に私からも話す。

先生はいつも結果をさらっと伝えたあと「じゃぁ次回は●週間後ですね〜」と言って締めに入るので、そこで「あのーお腹の右上がずっと痛いんですけど、ただの圧迫ですかね」とか「むくみがはっきり出るようになってきたんですけどどういう対処をすると良いですか」とか『変わりある点』を具体的に切り出すようにしている。

外来を受ける医師の先生は多くの患者さんを診るために毎度頭を切り替えて忙しいはずで、要点を押さえて簡潔に進めたい気持ちもわかる。
ただ、いち患者の診察時間としてはなるべく正しく詳しく診てもらい不安を解消しておく時間にしたい。

そのために伝えたい情報はあらかじめ集めておくから、先生側も「聴く機会」や「傾聴する余白」というのをはっきりとってもらえたら良いのにな、と思っている。


ちなみにこれは通っている産婦人科医院の場合の例で、これまでの人生のうちの通院体験が全部そうだったわけではない。
ただ短期間でこれだけ定期的な頻度で通院することは、私の場合これまでほとんどなかった。
妊娠出産が命懸けだからこそ、流れていきそうな「お変わりないですか」に屈せず、もっとコミュニケーションをとっておこうと、この病院に通ってから毎度意識している。



とはいえ出産まであと少し。健診としての通院はあと1回!

それでは!

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