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↑これ、ダイエットじゃない? ダイエットの総合力を上げる『食の5W2H』とは?④

こんにちは!動ける&健康な身体をつくるトレーナー、坂下です。

今回がラスト、『食の5W2H』について。



どのように(How)食べるのか?

何を、誰と、いつ、なぜ、どこで、どれくらいの次は、最後の『どのように』を理解すること。
これは農法、調理法、食べ方、にわかれます。

①農法

日本は世界一の食品添加物大国でもありますが、有機農家数、面積ともにアメリカ、ヨーロッパなどにくらべ圧倒的に遅れています。

なぜか?日本人のオーガニックに対する意識が低く、売れないからに他なりません。

農薬・化学肥料の害
➜アトピー、アレルギーの増加
➜子どものIQが下がり、学習能力が落ちるとの報告あり

おどろくことに、有機農法であったとしても、日本では、JAS(日本農林規格協会)によるJAS法により、30種類の農薬の使用が認められています。

これ、アリなんです(・_・;)
商品はよく調べるしかないということです。

『うちは農薬30種類しか使わない、有機農家です!』
(・_・;)

②調理法

加熱調理
調理の仕方により同じ食材であっても、カロリーやビタミン・ミネラルなどの栄養量は変わってしまいます。

鶏もも肉でも、蒸し鶏、チキンソテー、チキンカツの順にカロリーは高くなり、蒸し鶏とチキンカツでは200キロカロリーも差がつきます(80g換算)。

蒸す➜カロリー、栄養の損失がもっとも少ない調理法。
煮る➜アクと油をとり除きましょう(カロリーダウン)。
焼く➜グリルで油を落としたり、ペーパータオルを使い油をとりましょう。
炒める➜鉄製のフライパンで油を最低限に。切り方の工夫、下茹など。
揚げる➜もっともカロリーが多くなる。素あげ、からあげ、フライの順に増大。

電子レンジ加熱はなるべく控えたい加熱法です。
水洗い、切り刻むだけでも、栄養は減っていきます。

『火食は過食に通ず』
『汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ』
〜ヒポクラテス〜

③食べ方

『誰と』のところでもお伝えしたように、リラックスした雰囲気のなかで副交感神経優位な状態が消化にベストな食べ方となります。

これは食の二次機能『楽しむ』を満たすことになり、栄養にもなります。

また、スローカロリー(ゆっくり吸収させる)のために、野菜などを先に食べる『ベジファースト』もあります。

しかし、遺伝子的にたんぱく質の吸収が得意ではないタイプの人がこれをしてしまうと、余計にたんぱく質が吸収できないなど、人によって食べ方の正解は違うので要注意です。

先に野菜だけ食べてから、おかず、最後にご飯、というのも現実的ではない、という方は、
よく咀嚼して(噛んで)食べていただければよいかとおもいます。

咀嚼のメリット

①消化吸収がおだやかになり血糖値があがりにくい
(肥満予防)
②あごの骨、歯が強くなる
③唾液をしっかり分泌(消化、抗菌)
④食べものを細かくし、消化の補助
⑤脳の働きをよくする、ストレス緩和

しっかり噛むことも、食事療法(ダイエット)の1つ。


ダイエットの『総合格闘家』へ

4回にわたり、私が学んできたダイエットの総合力『食の5W2H』についてご説明しましたが、

はじめにも書いたとおり、何かを食べる、制限する、運動する、長く息をはく、だけで『ダイエット』は達成されるものではありません。

現代人の最大の敵は病気。
その原因となる肥満、そのもととなる余分な脂肪を倒すための『ダイエット(食事療法)』に必要なのは、出来ることを駆使して戦う総合力です。

いくら強いボクシングの世界チャンピオンがいても、総合格闘技の世界チャンピオンと戦ったら、ほぼ総合格闘家が勝つはずですが、それはやれることの数が違うからです。
ダイエットも同じで、打つ手が多いほど勝つ確率は上がります。

『これさえやれば』『楽に』『一瞬で』など絶対にありません。
安易な反則技でヤセたとしても、あとでキツいお仕置きを食らうことになるので気をつけてください💀

ぜひ『食の5W2H』で出来ることを実践して、
ダイエットの総合力をあげてください。

総合格闘家時代。

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