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ダイエットの第一歩目は『何をするのか?』ではなく、『自分を深く理解する』こと。②

こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。

今回も引きつづき自分を深く理解し、ダイエットを成功させる方法をお伝えします。



日本人としての身体的特徴を知る。


前回、個人の遺伝子のちがいにより、ダイエット法もそれぞれまったく変わってくるとご説明しました。

そしてこれは、以前の投稿『糖質制限』でも書いた内容、
『人種や民族による遺伝子のちがい』
にも当てはまります。

ダイエット法についても日本と諸外国の歴史・食性が無視され、同じように広められているのが現状ですが、

日本人には、ご先祖様が積みかさねた歴史による身体的特徴が、遺伝子に刻み込まれています。

これを考慮せずにダイエットや健康を語るのはキケンだという話です。

日本人の食の歴史を知ることも、自分を深く理解することの大切な要素です。
↓(戦後の食の歴史)


ちなみに『糖質制限ダイエット』に関しては、
『お医者さんが本ですすめている』
という理由だけで良いものだと信用してしまう人が多いのですが、
正反対の意見を出している医師の方もいますし、
世界の有力な研究も同様に正反対の結果は多いです。


実は、『〇〇アレルギー』?


アレルギーといえば、食べものを摂取した直後〜2時間後くらいまでには症状があらわれる、
『即時型食物アレルギー』が有名です。

しかし、それに対して数時間後〜数日、長い場合は数週間たってからしか症状があらわれない
『遅延型食物アレルギー』もあります。

ですので、自分ではまったく気づいていないのに、〇〇が原因で思わぬ不調に悩んでいる、というパターンもふつうにあり得ます。

『遅延型食物アレルギー』を含むアレルギーの原因食品として、4,400品目のうちのトップ3が、
1位 たまご
2位 乳製品
3位 小麦食品
となっています。

2位の『乳製品』と3位の『小麦食品』は、過去の投稿でさんざんキケン性を指摘してきた食品なので説明はしませんが、


たんぱく源として、今も昔も大人気の
『たまご』が、アレルギー食品の1位

激戦を勝ち残り、堂々のアレルギー1位

『遅延型食物アレルギー』は、文字どおり症状が遅れて出てきて、症状の種類もさまざまです。

腹痛、過敏性腸症候群、アトピー、肌荒れ、湿疹、起立性調整障害、筋肉や関節の痛み、めまい、むくみ、しびれ、不眠、頭痛、肩こり、冷え性、喘息、うつ、イライラ、集中力低下、不妊、、、。そして体重増加。

ですので、ダイエットがなぜかうまくいかないことにも、もちろん関係しています。

腸の状態をわるくしてしまうと、食べものを吸収すべきカタチで吸収できず、途中でムリに吸収してしまうため、カラダは『異物が入ってきた!』とアレルギー反応を起こしてしまいます。

乳製品と小麦が腸にわるいことは投稿で詳しく書きましたが、

腸がわるい状態でダイエットの成功はありえません。(やせたとしたら、それは病気)

アレルギーの2位3位にもなっているおそるべき食品です。

しかし、
『完全栄養食』『プロテインススコア満点』
『ロッキーもイッキ飲み』

でおなじみ、カラダに良さそうな代表食品
『たまご』に関しても、

『アレルギー第1位』の他、
『2型糖尿病』『心血管疾患』のリスク

などが有力な研究で指摘されているなど、メリットだけではなく、多く摂ることには気をつけなければならない食品です。

遅延型食物アレルギーであるかどうかは、自分ではなかなかわかりませんので、

●なぜか調子がわるいときがある
●ダイエットがなぜかうまくいかない


という場合は、『遅延型食物アレルギー検査』
をした方がよいとおもいます。

アレルギー検査で、不調の原因がわかるかも。


次回最終、
『意外に食べている自分を知る』
へつづきます。



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