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医者からは聞けない、ウイルスに負けないカラダのつくり方④


こんにちは!
動ける&健康な身体をつくるトレーナー、坂下です。

今回もPART③に引きつづき、免疫力を高める方法について書きます。

注目の免疫ビタミン『LPS』を摂る

肌の免疫力をつくり、美容にも効くと注目される免疫ビタミン『LPS』
LPSには、ウイルスを食べたり抗体をつくるため重要な働きをする免疫細胞『マクロファージ』を活性化する効果があります!
乳酸菌や、食物繊維のβグルカンもマクロファージを活性化しますが、LPSはそれらの1000〜10000分の1の量でマクロファージを活性化できるほど強力な作用があるとされています。

LPSが多い食品➜めかぶ、ワカメ、玄米、シイタケ末、ほうれん草、レンコン

めかぶは『LPS』が特に豊富

ビタミン(A、B、C、D)を摂る

●ビタミンA
・たんぱく質とともに粘液をつくる
・グルタミンとともにIgA抗体をつくる
ビタミンB群
特にB1は粘膜の健康維持
●ビタミンC
激しい運動をする人には特に必要
ビタミンD
粘膜細胞同士を結びつけ、ウイルスの侵入をふせぐ
・ビタミンDを受けとる受容体が、多くの免疫細胞に存在する
・カテリジン、βディフェンシンなどの抗菌ペプチドを体内につくる
・炎症をふせぐ作用がビタミンの中でもっとも強力

ビタミンDのため、日光浴と、魚、きのこを食べよう

アミノ酸(グルタミン)を摂る

●グルタミン
筋肉づくり
にも重要なアミノ酸のグルタミンは、免疫力アップにもとても重要です!
・ビタミンAとともにIgA抗体をつくる
・胃腸のエネルギー源となり、粘膜の保護、炎症をおさえる
・胃潰瘍や胃炎のクスリとしても使われている

トレーニング後のサプリメントとしても有効

ミネラル(亜鉛、セレン)を摂る

●亜鉛
ビタミンAを体内にとどめ、粘膜や免疫細胞の働きを活性化します!
牡蠣(かき)は亜鉛含有量がもっとも多く、その他多くの栄養もトップクラス(他ホタテ、カニ、うなぎ、カシューナッツなど)

アスリートの免疫力にも重要

●セレン
抗酸化作用がつよく、がんの予防、治療効果までの研究成果が報告されています!
・人体に有害なヒ素、水銀、カドミウムなどの金属の解毒効果もあり

カツオ、マグロ、たらこなど

入浴で『ヒートショックプロテイン』をつくる

入浴などの熱により体内でつくられるたんぱく質。免疫細胞を活性化させます!
・細胞の修復や活性、代謝の向上
・目安は40℃で20分、41℃で15分、42℃で10分
・熱以外にも、低酸素、低温状態でも作られる

入浴で免疫力があがる

睡眠の質をあげる

日本人は世界一睡眠不足といわれています。
睡眠不足、質のわるさは万病のもとです!
・多くの人にとって、6時間以下の睡眠には多くのデメリットが指摘されている(時間確保)
・90〜120分前の入浴や、ねる前のストレッチ、アロマテラピー(鎮静効果のある精油)で副交感神経優位にしておく

睡眠の質をあげる

基本的なことを、しっかり実行しましょう!

最終回へつづく


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