テレワークで仕事をする日は、必然的に通話でやり取りをする機会が増える。
リモート会議の時はWebカメラで顔を見ながらになることもあるけれど、ちょっとした要件の時はやはり通話のみの場合が多い。

だからか、顔を合わせて会話をする時より声に意識が向かう。

今日、後輩と電話をしていた時に気がついた。後輩の元気がない。
何気ない会話をしながら、様子を伺っていたけれど、やはり元気がない。
そうしたら案の定、ポツリポツリと相談事が出てきた。

その相談事の内容が難しい。
アドバイスはできるけど、解決はできない。
悪者がいるわけでもない。
あえていうなら、ダメ出しをする時は相手によって言い方ややり方を変えた方が良いってこと。
言っていることは正しくても、言い方によっては受け取る側が傷ついてしまう。

ただ、賢い後輩だからそんなことは分かっていて、上司が自分を傷付けるために言っていることも理解していた。

それでも辛い時は辛いよね。自信を無くしてしまっている時は、普段気にならないことも重くのしかかるし、全否定されてる気分になっちゃうもんね。

モチベーションを上げてあげるのも上司の仕事だと思うのだけど。そして、先輩である私の役目でもあるのだけれど。
これがどんな業務より難しい。

感性が関係する仕事は正解がないし、マニュアルもあってないようなものだから。
どうにか力になってあげられれば良いのだけど。力不足の先輩でごめん。
そして、早く業務終了後に「よし、じゃあ今日は美味しいものでも食べに行くか！」と、言える世の中になってくれ。

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