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喫茶店アルバム-Go upstairs-

 以前どこかに書いたとおもうんだけれど、うちの父はある縁によって、現在もコーヒー豆の焙煎を続けています。自身の店は2019年の後半に、いろいろの事情で閉めました。

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 仕事を終えて、そろそろ帰宅しようとしていたときに父からメッセージがきた。いま豆の焙煎中で、もうじき終るからコーヒーを飲みにおいでという誘いだった。豆の焙煎は、店を閉めた数か月後から同じオーナーのもとで続けさせてもらってたんだけれど、いま焙煎機を置いて焼いている店舗は、半年ほど前にオープンしたばかりのところ。そのうちに行こうとおもいつつ、果たせていなかったこともあって父の誘いを受けた。職場からだとちょっと行きにくいけれど、距離でいうと1.5kmほどなので、まあ近い。

 店に着いたら、父はまだ焙煎中だった。ちょうどオーナーもやってきて、コーヒーを淹れてもらってひと息ついた。

ブレンドコーヒー(たっぷり)

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 この店は、宿泊施設に併設されていて、受付と兼ねたような恰好です。玄関先で靴を脱いでスリッパで入店、というスタイルだったのがちょっと慌てました。とはいっても、しっかりしたカウンターや調度品が揃えてあって、立派です。これからの構想もいろいろみたいだけれど、今のところは15時くらいからの、コーヒーとウィスキーをそれぞれけっこうな種類取り揃えて提供する、そんな店です。メニューにはフード類もちょこっと書いてありました。カウンターには(まだそんなに遅くない時間だったんだけど)ウィスキーを飲むお客がひとり座っていた。

 オーナーと顔を合わせるのもけっこう久しぶりで、ちょこちょこと会話をしながらゆっくりコーヒーを飲みつつ父を待つ。お宿の部屋もどんな感じなのか興味があったけれど、予約が入っているみたいだったし、おとなしくねこを被ってじっとしていました。にゃあ。

オーナーは父を「マスター」と呼ぶから恐れ入る

 焙煎を終えた父としばらくしゃべって、店を出てうちに帰りました。まだ喫茶のお客は多くなさそうだったけれど、量り売りの豆もわりと好評みたいで、うれしい限りです。
 店の写真を載せてもいいとのことだったし、ついでにお宿のリンクも貼っておきます。

 近くには中町教会というわりと大きめの教会堂や、以前記事に書いた黄檗宗の福済寺などがあり、駅からも近い場所にあります。

↑福済寺(その他)の記事

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最近聞かないもの:コンパニオンのアルバイト。昔よく募集広告やアルバイトしている女の子を見聞きしたものだけれど、世情的にもうけっこう廃れていそうである。ふと思い出しただけです。

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