FJAK-フョーク 45%ミルク ブラウンチーズ-
サロン・デュ・ショコラというチョコレートの祭典について、ほんの少しでも享受できたらいいな、などとおもっていたんだけれど、引き続き日常にとらわれチェックできずにいたから、もう完全に取り逃がしている感じです。まあ、いいか。
今日は、ノルウェーのクラフトチョコレートメーカーのFJAK Chocolateのテイスティングログを書いていきます。こちらは2015年ごろから女性2名によってチョコレート作りが始められ、2017年にノルウェー初となるクラフトチョコレートメーカーとしてスタートしたブランドなんだそうです。
ちょっと変わったタブレットもたまには体験してみたいとおもい、カゴ(WEB上でね)に入れてみました。
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45% ミルク ブラウンチーズ
香りのイメージは、プロセスチーズや有塩バター、チーズトーストに醤油。カリッとした塩気を含んだ、乳製品のにおいです。
口にするとまず初めに甘みがやってきて、そこに芳ばしさが追いかけてきます。イメージはふわふわのスフレチーズケーキや、チーズおかき(ブルボン)。それから甘くまろやかなカフェ・オ・レのミルクのまるい甘味。
終盤の方では、塩気と微かなケモノ臭。とんこつラーメンのスープみたいなアレです。口どけはさらりとして滑らか。
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これを開封したのは、11月前半だったのですが、その時期でも手指の温度で溶けかかってしまうくらいの緩さでした。
こちらのメーカーのタブレットは1枚53gくらい、以前は100gくらいのタブレットでもすいすい手が伸びていたんですけれど、最近はこのくらい(というのはこのFJAKのことです)のサイズでも充分と感じるようになってきました。
こちらのメーカーのはあと1種購入していたかなあ。他にもたのしいタブレットがラインナップされているみたいなので、ぼちぼち食べていけたらいいと考えています。
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それから、これはもう単独での記事にはしないとおもうのでここに書いちゃいますが、テイスティングをやってきて初めて、すごく苦手な味わいのものがありました。わりとたのしみにしていたんですけれど、え! っていうくらいだめでした。
それを開封したのはひと月ほど前です。そのときは飲みくだすのにも苦労した。そういうわけでふるえる手で保管庫に放り込んだままにしていたんですけれど、たまに目につくからすごく後ろめたかったんです。ずっと。
それで今日、もしかしたらまた感じ方が違うかもしれないとおもってもう一度手を伸ばしてみたんですけれど、やっぱりだめでした。
シンプルなビーントゥバーばかりでなく、色々試して味わいたいという気もちはやっぱり起こってくるので、これからも色んなフレーバーもチェックしていくつもりだけれど、正直ここまで味覚の合わない味わいのものがあるなんて想定していなかったので、ちょっとしたショックといった体験でした。
人気のあるタブレットらしいので、好きな方がおられたらゴメンナサイだけれどもまあ、味覚ってそれぞれの好みがあるし、この衝撃に2,160円払った私のコメントをどうか大目に見てやってくださいまし。
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今日の「ついつい」:バレンタイン前というので、どんなに小さなスーパーマーケットであってもちょっとしたブース(ワゴンのこともあるが)が出ていて、見てもほとんど買わないくせにどうしても1周しないと気が済まないものだから困っています(どうでもいいですね)。
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