シネ・ヌーヴォ

大阪西区の九条にある映画館シネ・ヌーヴォです。

シネ・ヌーヴォ

大阪西区の九条にある映画館シネ・ヌーヴォです。

最近の記事

『ガーダ パレスチナの詩』ご報告

〈緊急決定〉『ガーダ パレスチナの詩』チケット収入53000円、募金17712円の合計70712円を「パレスチナ子どものキャンペーン」に寄付しました。ご協力くださったすべての皆さま、ありがとうございました。古居みずえ監督の『ぼくたちは見たーガザ・サムニ家の子どもたちー』上映も日程調整中です。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。 「パレスチナ子どものキャンペーン」 https://ccp-ngo.jp/get-involved/ 〈緊急決定〉詳細 https://not

    • 〈緊急上映〉『ガーダ パレスチナの詩』

      10月7日のイスラエルとハマスの軍事衝突からイスラエルとパレスチナ・ガザ地区で多くの犠牲者が出ています。 現在もイスラエルによるガザ地区への空爆と完全封鎖は続き、地上侵攻が行われようとしています。これ以上の犠牲者を出さないために、ガザ地区のことを知ってほしい、争いが続くことに疑問を感じて反対の声をあげてほしい、との思いで2005年にシネ・ヌーヴォで上映したドキュメンタリー映画『ガーダ パレスチナの詩』を緊急上映します。 古居みずえ監督メッセージ 「1日も早くガザの惨事

      • 「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」最終のご報告

        7月15日にスタートしました「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」はたくさんの皆さま方からご支援、ご協力をいただき、8月31日に終了いたしました。おかげさまで目標金額の800万円を大幅に上回る15,223,000円(1161人)のご支援をいただきました。皆さまからの身に余るたくさんのご支援とご厚情に、私ども一同、心が震える思いで深く感謝申し上げます。これで、今回の危機を乗り越えることができ、さらに存続に向けて大きな備えと勇気をいただけましたことに、心から

        • 「FNOプロジェクト」終了しました。

          「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」は8/31(木)23:59を持ちまして終了いたしました。 皆さまの温かいご支援から、存続に向けて大きな勇気をいただきました。心から御礼申し上げます。近日中に最終のご報告をさせていただきます。 今後とも末長く見守ってくださいますようお願い申し上げます。

        『ガーダ パレスチナの詩』ご報告

          〈ご報告〉8月28日

          7/15(土)よりスタートしました「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」は8/27(日)までに支援グッズとご寄付あわせて9736100円(801人/目標金額800万円の121.7%)のご支援をいただきました。本当にありがとうございます。 おかげさまで目標金額に達成いたしました。これからのご支援につきましては、今後の劇場運営の備えに当てさせていただきます。 情報拡散のご協力、応援メッセージもとても励みになっております。 8/31(木)まで引き続きど

          〈ご報告〉8月28日

          シネ・ヌーヴォの歴史⑦最終回

          「シネ・ヌーヴォ20周年プロジェクト」 2017年の20周年を前にした2016年に「シネ・ヌーヴォ20周年プロジェクト」として多くのご支援をいただき、3度目となる大きな改装工事を行うことができました。行った工事は、場内床面の完全リニューアル、同時に天井面の修復も行い、開館時の清潔感あふれるアート空間が甦りました。その他、トイレの改装工事、特にまだ和式のままだった男性トイレの洋式化を行いました。さらに、入り口看板取り替え、玄関周りのオブジェ補強工事など、クラウドファンディング

          シネ・ヌーヴォの歴史⑦最終回

          応援メッセージが届きました。③

          「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」に、 戸田ひかるさんより応援メッセージをいただきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    シネ・ヌーヴォさんには、監督作を上映していただいたり、トークゲストで呼んで頂いたり、その度に刺激的な出会いや発見に感性を研ぎ澄まされてきました。(ミニシアターを窮地に追いやっている一因である動画配信サービスの代名詞である)Netflix企画の監督作品『マイ・ラブ:6つの愛の物語:日本編』

          応援メッセージが届きました。③

          『名古屋シネマテーク叢書』について

           1982年にオープンした名古屋シネマテークが、7年後の1989年に「企画表現としての上映活動としての上映活動のみに留まることなく、文章表現としての出版活動にも積極的にかかわっていきたい」と『名古屋シネマテーク叢書』を創刊。監督特集の際に来館し講演した監督たちの貴重な話を文章化。   その第一弾となったのは1987年5月21日の鈴木清順監督の講演をまとめた『シネアストは語る―1 鈴木清順』(1990年12月20日発行)。冒頭から清順節が炸裂。「実は昨日から歯が痛みだしまして

          『名古屋シネマテーク叢書』について

          〈ご報告〉8月21日

          7/15(土)よりスタートしました「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」は8/20(日)までに支援グッズとご寄付あわせて8953100円(708人/目標金額800万円の111.9%)のご支援をいただきました。本当にありがとうございます。 おかげさまで目標金額に達成いたしました。これからのご支援につきましては、今後の劇場運営の備えに当てさせていただきます。 情報拡散のご協力、応援メッセージもとても励みになっております。 8/31(木)まで引き続きど

          〈ご報告〉8月21日

          シネ・ヌーヴォの歴史⑥

          これまでの歩み 1997年のオープン以来、数回の改装工事を行いました。オープン直後に35ミリ映写機が不調となり新規購入、また1999年には地下水があふれ、その改修のため休館して工事、2005年には座席の全面リニューアル工事、あわせて女子トイレの洋式化を実施。また2006年には2階に「シネ・ヌーヴォX」をオープン。30席のミニスペースながら「未知なる映画との出会い」を旗印に、ジャンルにとらわれず、より多様な作品を上映してまいりました。 また、映画をフィルムからデジタルへ移行

          シネ・ヌーヴォの歴史⑥

          名古屋シネマテークさんより『シネアストは語る』全5巻をご寄贈いただきました。

          2023年7月28日に惜しまれながら閉館した名古屋シネマテークさんより『シネアストは語る』全5巻をご寄贈いただきました。売上はすべてシネ・ヌーヴォへの寄付とさせていただきます。 1990年により「名古屋シネマテーク叢書」として刊行された『シネアストは語る』シリーズ。 シネアストは語るー1 鈴木清順 600円 シネアストは語るー2 木村威夫 700円 シネアストは語るー3 岡本喜八 700円 シネアストは語るー4 マキノ雅広 700円 シネアストは語るー5 小川紳介 1

          名古屋シネマテークさんより『シネアストは語る』全5巻をご寄贈いただきました。

          〈ご報告〉8月14日

          7/15(土)よりスタートしました「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」は8/13(日)までに支援グッズとご寄付あわせて8269100円(653人/目標金額800万円の101.3%)のご支援をいただきました。本当にありがとうございます。 おかげさまで目標金額に達成いたしました。これからのご支援につきましては、今後の劇場運営の備えに当てさせていただきます。 情報拡散のご協力、応援メッセージもとても励みになっております。 8/31(木)まで引き続きど

          〈ご報告〉8月14日

          シネ・ヌーヴォの歴史⑤

          維新派がつくった映画館 シネ・ヌーヴォの場内は“水中映画館”がコンセプトのアート映画館となっています。その施工にあたったのは劇団・維新派で、その棟梁は維新派座長の故・松本雄吉さんでした。その原点となったのが「千年シアター」です。 映画新聞時代の1987年7月、京都で映画『1000年刻みの日時計』ロードショー専用の映画館として「千年シアター」(100席)をオープンしました。1カ月の興行終了とともに解体したこの映画館の建設にあたっていただいたのが、松本雄吉さんでした。土と藁

          シネ・ヌーヴォの歴史⑤

          〈ご報告〉8月7日

          〈ご報告〉8月7日 7/15(土)よりスタートしました「シネ・ヌーヴォFROM NOW ONプロジェクト2023」は8/6(日)までに支援グッズとご寄付あわせて7333000円(575人/目標金額800万円の91.6%)のご支援をいただきました。本当にありがとうございます。 情報拡散のご協力、応援メッセージもとても励みになっております。 8/31(木)まで引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 #ヌーヴォFNO2023 詳しい経緯と支援グッズ詳細は「シネ・ヌーヴォ

          〈ご報告〉8月7日

          シネ・ヌーヴォの歴史④

          「上映の2つの柱」 当館は、特集上映とロードショー上映を2本柱に、これまでに上映した作品は8000本にものぼります。これは関西屈指の上映本数で、多彩・多様な映画を上映してまいりました。 とりわけ特集上映では皆さま様から大反響をいただいております。オープンした1997年に「侯孝賢レトロスペクティブ」「ジャン・ルノワール映画祭」、翌年の「キアロスタミ映画祭」「ノルシュテイン祭」「ロシア映画秘宝展」に続き、同年夏には第1回日本映画大回顧展として「成瀬巳喜男レトロスペクティブ」

          シネ・ヌーヴォの歴史④

          『アリスのいた映画史』ご寄贈いただきました。

          映画研究家の吉田はるみさんより2023年7月25日発売の最新のご著書『アリスのいた映画史』をご寄贈いただきました。売上はすべてシネ・ヌーヴォへの寄付とさせていただきます。 『アリスのいた映画史』吉田はるみ著 3000円 シネ・ヌーヴォでも上映した『映画はアリスから始まった』をご鑑賞いただいた方も多いと思います。世界初の劇映画をつくった女性映画監督アリス・ギィ、映画史最初期に1000本以上の映画をつくり、リュミエール兄弟やジョルジュ・メリエスと並走していたにもかかわらず、時

          『アリスのいた映画史』ご寄贈いただきました。