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WannaBeME

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フェミニズムを考える学生団体「WannaBeME」での寄稿記事
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記事一覧

推し と 「恋愛」

皆さんに“推し”はいますか? “推し”という言葉自体は、私が小学生くらいのとき、年に一度のAKB48総選挙が夕方の地上波で生放送されていた時代(いま考えればすごいですね!)に、よく使われていた言葉な気がします。 いまや応援しているアイドルだけでなく、大好きなお笑い芸人や、学校の先生など、好きなものにならなんでも“推し”という言葉を用います。 私は個人的に「アイドル」という分野に関して、小学生のときから男女国籍年齢問わずたくさん応援してきました。 推しに会えるどんなイベ

婦人科通院記①〜生理がツラすぎて夜通し泣いていた私が、婦人科に行ってピルを処方されるまで〜

こんばんは🌝 最近はラジオブームが再燃しているアヤです。 (ワクチンの副反応が辛くて何もできないとき、試験勉強の合間の小休憩のときなど、ラジオだけでもつけておくと気分が晴れます!ぜひお試しを👌) さて今回からは、数ヶ月かけて、わたしの「婦人科通院記」を綴っていこうと思います。 今まで「性教育」や「リプロダクティブヘルス」などについて書いてきたわたしですが、実は先日、数年ぶりに婦人科に来院し低用量ピルを処方してもらったのです。 まだ低用量ピルを初めて数日しか経っていませんが

#中高生の妊娠相談 が溢れる日本の課題

こんにちは!金沢大学WannaBeMEです。 前回は「私たちのフェミニズム」シリーズをご覧いただきありがとうございました🌿 そして!今回からWannaBeMEは、 「メンバーが興味を持った記事から得た学び」「フェミニズムについての知識」をシェアして行きます📮! 引き続きよろしくお願いします👏 皆さんは「一斉休校要請以降、中高生の妊娠相談が過去最多」という日本が直面している現実をご存知でしょうか。 今から6年前の2014年、遠くの国シエラレオネでは、エボラ出血熱の大流行

#子宮の日から学ぶ、「子宮頸がん」

こんにちは!WannaBeMEです。 みなさんは「子宮頸がんワクチン」を接種したことはありますか? 小学生の頃に病院や学校で受けた記憶がある、という方もいる一方で、 「ワクチンは受けたけど、子宮頸がんって結局なんだったの?」 「最近9価ワクチンが承認されたってニュースを聞いたけど、それって何?」 と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 (実は私も詳しく知りませんでした...コソコソ) というわけで今日はみなさんと「#子宮の日」を中心に、 子宮頸がんとそのワ

ご自愛のためのマイルール。

「ご自愛」という言葉をご存知ですか? 「ご自愛」とは、 自分を大切にすること、自身の健康状態に気をつけること。 コロナの影響によるわたしの自粛生活も早5ヶ月目に入り、 世は春を終え、本格的な夏が始まっています。 そんな、いままでの5ヶ月間でわたしが痛感したのが、“セルフコントロールの難しさ”!(ついつい夜更かし朝寝坊を繰り返してしまったり、どうしても1日中やる気が起きなかったり...) そこで今回の記事では、 ご自愛しつつ、充実した自粛生活を行うためのセルフコントロー

“だからわたしはメイクする”を激推ししたい

「だからわたしはメイクする」と言う作品をご存知ですか? 平成元年生まれのオタク女子4人組によって構成される「劇団雌猫」が、2018年に発売したエッセイ集で、今年漫画化+ドラマ化もされる話題の一冊です。 わたし、この本が大大大好きなんです。 今日は、そんなわたしの大好きな「だからわたしはメイクする」推しプレゼンに、少しばかりお付き合いください。 あらすじ日々オタ活に勤しんでいた笑子は、ある日ふとしたきっかけで友達に化粧を施してもらったことで、「ほぼほぼ魔法じゃない!?」

「美白」じゃないのは、女を捨てていますか?

ある日、友達と温泉旅行に行ったときのお話。 朝ごはんをおなかいっぱい食べたあとは市内に出かけようと、ふたりで身支度をして、さあ出かけるぞ!と部屋を出ようとしたとき。 彼女は、大事なことを忘れてた!と、外に出かける前に日焼け止めを塗っていないことに気がついて、急いで全身に日焼け止めを塗り始めました。 わたしは「ある理由」があって、今年は日焼け止めを塗らないと決めていたため、日焼け止め塗りなよと差し出した彼女の手を丁重に拒みました。 そんなわたしに彼女は、「え、女捨ててるじ

「82年生まれ、キム・ジヨン」を鑑賞してきました

みなさん、いかがお過ごしですか? 私の住んでいる地域はずいぶん肌寒くなってきました。雪こそ降っていないものの、ストーブやこたつが欠かせない日々です。 さて、私は先日「82年生まれ、キム・ジヨン」を観てきました。 (都会では10月に公開されていたようですが、金沢は最近になってやっと映画館で公開されたのです💡) そこで今日は、この映画を鑑賞後のわたしの所感を綴っていこうと思います。 ⚠︎なるべくネタバレしないように努めますが、事前知識なしに鑑賞されたい方はここで戻るボタン

受験生のみなさんへ

こんにちは、金沢大学WannaBeMEです。 金沢は先日まで今年最大の大寒波を受け、大雪が降り、わたしに至ってはほぼ1週間一歩も家から出られない日々を過ごしました☃️ 大雪といえば、わたしがセンター試験を受けた2017年を思い出します。 思い返せば、その次の年のセンター試験の日も大雪でした。 そして今年は新しく「大学入学共通テスト」が始まりましたね。 わたしは「二月の勝者」という漫画の中で、大学入学共通テストの予想問題を見たのですが、記述問題が増えただけでなく、その子の

整形についてどう思う?

こんばんは!金沢大学WannaBeMEです😷🌼 最近はだんだんと暖かくなって、黄砂や花粉に敏感なわたしは少し外に出ただけで鼻がムズムズするようになってきました。 ダウンだとちょっぴり暑い。もうすぐ春ですね〜🐝🌱 さて、みなさんは最近こんなニュースを見かけませんでしたか? 中国の俳優ガオ・リューさんは先日、鼻の整形手術を受けたものの違和感を覚えその後皮膚の復元手術を受けましたが、鼻先が黒く壊死してしまったことをSNSで公表しました。 そんなガオ・リューさんには「愚かな女

ワナビーはメンバーを募集します!

題の通り、金沢大学WannaBeMEは今春からともに活動するメンバーを募集します。 ・もともとワナビーに興味があった🤭🧡 ・春から新しいチャレンジがしたい! ・政治やフェミニズムを学生同士で学び合いたい! これらのキーワードに少しでもビビッときたら、ぜひこのnoteをお読みいただき、こちらの運営メンバー応募フォームからご応募ください📮 金沢大学WannaBeMEについてまずは改めて、ワナビーが何を目的にどんな活動を行なっているかをご説明します。 我々WannaBeME

新生活が“ツラい”あなたへ

ワナビーを始動させるずっとずっと前、 わたしがスウェーデンに留学していたとき、 「留学生活が“ツライ”あなたへ」と題したnoteを個人的に書きました。 わたしは留学生活がとても楽しかった(始めての海外生活!初めてのひとり暮らし!自分だけの洗濯洗剤を買うのさえ愛おしかった)ので、日本に帰りたいはおろか、ホームシックを感じたことが一度もありませんでした。 だけど、同じ時期に留学に行った友達の中には、日本に残したパートナーや友達や家族に会いたくて毎日悩んで病んで、泣いている。

就活とルッキズムとわたし

私ごとですが、先日新卒としての就職活動を終えました。 毎週夜行バスに乗って東京に行き、安いゲストハウスや首都圏内に住む 友人の家に宿泊しながら、週末に面接やインターンに参加する。 週が明けたら大学に戻って授業を受け、単位を取りつつ○月までに就活を終える。 留学中からすでに就活を行なっている(!)友人たちを尻目に、「今は留学に集中して好きなことをして、帰国してから存分に就活に励もう!」とぼんやり考えていた私は、そんな就活の定説を思い浮かべ、憂鬱さを感じていました。 しかし

初めまして、Wanna Be MEです。

初めまして。 まず、このページを訪れてくださりありがとうございます。 私たちは金沢大学Wanna Be MEです。 “フェミニズムをもっと身近に”をテーマに活動しようと設立した団体です。 どこか遠いものに感じるフェミニズム。 過激なイメージもあるフェミニズム。 ですが、フェミニズムには多くの人の生きづらさを取り払う可能性があると私たちは信じています。 そんなフェミニズムを通して、自分らしく生きられる人が増えたらいいなという願いをこめて団体名をつけました。 しば