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自分が作った料理が、誰かに役立つ喜び

 #01 ,愛食家:横山亜紀さん
今回、インタビューをさせていただいたのは、WEBデザイナー/オーガニック食 料理家の横山亜紀さん。彼女の人生を変えた「食」との出会いとは?世界にたった1つのストーリーのはじまりです。

>>質問1:食のターニングポイント

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小学校低学年の時、初めてお味噌汁を家族のために作った時。自分が作った料理が、役立つ喜びを知りました。子供の頃は、祖父母、両親、きょうだいが私含め、3人の7人家族だったので、作りごたえある量でしたが、作るたびに、「おいしい」「助かる」という声をもらって、嬉しくて作っていたように思います。足りない材料は目の前の畑に取りに行って作ったり、これとこれを組み合わせるとおいしそう。とか、その頃から学んでいた気がします。田舎だったので、ファーストフードも、コンビニもなく、基本的な食材は、結構手作りでした。野菜や米は家で取れたもの、味噌や梅干し、漬物は祖母や母の昔ながらの手作り。そんな中で、自然と「本当においしいもの」の味と共に育ってきたんだと思います。

>>質問2:食に目覚めて、自分の中で何が変わりましたか?

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食に目覚めたという感覚は、大人になってからですが、子供の頃から自然と1食1食を大事にしていたと思います。家で作っていたお米や野菜、農家だったので、「食を作る大変さ」を目の当たりにしてきていたので、色々無駄にはできませんでした。
大人になってからも、その感覚はずっとあって、動物に限らず野菜も命をいただいたからには「良い食材を無駄なく使う。いただく」と思っています。ー ということは、目覚めは自然と子供の時だったのかな。

>>質問3:あなたにとって「食」とは?一言で言うと何ですか?

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私にとって「食」とは「幸せな命の源」です。
生きるためのエンジン「源」であり、無駄にしたり、雑にしてはいけないもの。その日のー食は二度とないー食なので、「意味のある食、幸せを感じる一食」にしたいと毎日思っています。その意味というのは、食の質や、食事の時間の過ごし方だと思います。質の良い栄養ある食事を大事な人と食べられたら最高の幸せですね。

愛食家;横山さんの愛する●●とは

🍽 横山さんの愛おしいお店とは
ふっと思い出したのが、大分の別府にある、「甘味茶屋」の「つきたてもちを大根おろしで食べる」か「揚げ餅をお出汁で食べるやつ」か「天むすセット」とか素朴なものでした。
🍽 横山さんの愛おしい人にあげたい手土産とは
別府の明礬温泉の「地獄蒸しプリン」です。地熱で蒸してるから、説得力ある!

・味がすごくおいしい
・カラメルとの相性が抜群
・普通に蒸したのと違う

なんでしょう、蒸気に何か自然のパワーが含まれているのかも。ミネラルみたいな。マグマのパワー?(笑)

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次回は、#02,愛食家:本屋店主 中村秀一さん


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