なめらか

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こころや家族についての日々の考察を記しています| 普段はアクセサリーブランドを運営しています| お仕事に関するお問い合わせはこちらから 💌nmrk383@gmail.com

最近の記事

【回答しました】なめらかきっかけでカウンセリングに| おすすめ本とジャーナリングについて

今日は、質問箱に寄せられた「なめらかさんきっかけでカウンセリングに行きました&行く予定です」という2名の方のメッセージへ回答させていただきたいと思います。 なんか…私がコツコツと「カウンセリングはええぞ〜」と書き続けて、こういうお声がいただけるようになったというのはとっても嬉しいものです。 わー! メッセージありがとうございます。 ハローワークに無料カウンセリングがあるんですか。知らなかったー。 そこでお母さまのこと、そこから受けた影響のことなど、整理していく糸口が得ら

    • 【回答しました】カウンセリング前後の感情| 心の境界線の話

      今日は質問箱にいただいた質問へお答えしていきたいと思います。 なめらかさん、こんにちは。 いつもインスタやxでアクセサリーを見させていただき、時々購入させていただたいております。今回の通販がタイミングが合わず購入できなくて残念でしたが、どの作品も素敵でした。 そしてnoteも読ませていただいています。 なめらかさんがカウンセリングを受けていることに正直言うと驚いていて、その経緯を知ってそんなにつらい経験をされたのかと胸が締められるように感じました。 実は私も心理カウンセリ

      • 人生は自分とのデート

        先日、ネットの海にて「人生は自分とのデート」という言葉を見かけて、いや〜全くもってそうよね〜〜と深く頷いてしまったのですが。 生まれてから死ぬまで、自分のそばにずっといるのは自分。 生まれてから死ぬまで、一番たくさん聞いているのは自分の言葉。 美味しいパン屋さんや、行きたかった美術展、目指している未来。足を運んで連れて行ってくれるのはいつだって自分自身。 いつも機嫌よく、心地よさそうに暮らしている人。 何人か思い浮かぶけれど、あの方たちはきっと「自分とのデート」が上手いん

        • 対面カウンセリング11回目| ボワーンとした幸福感に常時包まれている

          朝起きたら雪が薄く積もっていて、終日冷え冷えしていた本日の東京。 身支度をしてアトリエへ行き、少しだけ仕事をしてカウンセリングへ。花粉の影響で、最近はコンタクトをお休みしてメガネで外出している。 カウンセリング室の近くにいいカフェを見つけたので、毎回必ず寄るようになった。 小ぢんまりとしたカフェ。外国人のお客さんも多く、店内には古いジャズが流れていて小粋な雰囲気。 大きな液晶テレビにはなぜかいつも「美味しんぼ」か「スラムダンク」か「エヴァンゲリオン」のアニメが控えめな

        【回答しました】なめらかきっかけでカウンセリングに| おすすめ本とジャーナリングについて

          【回答しました】家を出たお母様が守ろうとしたもの

          「ぬいぐるみ療法」について触れた先日のこちらの記事について、ご感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。 質問者さんが、今ご自分の家庭を築かれた中で「結婚してからは、その心がギューッとしめつけられる感じがなくなりました」と仰っていること、本当によかったなぁ…と思いながら読みました。ご感想ありがとうございます。 ※ 質問箱へのメッセージでしたので、今回特に質問は書かれていませんが「質問者さん」と呼ばせていただきます。 クマの抱き枕が寂しさを受け止めてくれたんでしょう

          【回答しました】家を出たお母様が守ろうとしたもの

          【回答しました】カウンセラーどうやって決めるんだ問題

          このnoteへのご感想やご質問を受け付けてみようと思い、昨日匿名で送れる質問箱を設置しましたところ、早速たくさんのメッセージをいただきまして驚いています。 みんな…私の陰鬱で長文なnote、読んでくれてたんだね… 今日はこちらのご質問にお答えしてみようと思います。 わかる〜わかります! カウンセリングって特に始めたての頃「この先生でほんとにいいのかな…」って不安が湧きやすい気がします。 カウンセリングを受ける側の心理あるあるとして、こうした「不信感」と「先生万能!先生大

          【回答しました】カウンセラーどうやって決めるんだ問題

          「自分を愛おしく思う感覚」が掴めるようになった習慣2つ

          人は愛せる、でも自分は愛しにくい 私は、こんな感じでXに我が子たちのことをかわいいかわいいとよくpostしているし、 アクセサリーの仕事では、お客さんたちのことを常にかわいいかわいい、女神のようだと愛でているせいか、なめらかさんってすごく慈愛に満ちた人なんだろうなと思われることも多く、そしてそれは実際おそらくその通りで、情が深〜い九州女なので愛情表現はかなり暑苦しいほうだと自認してはいるのですが。 が。 「自分を愛する」ことはめっぽう下手で、なるべく自分から目をそらしてい

          「自分を愛おしく思う感覚」が掴めるようになった習慣2つ

          悲しむべきときに茶化さず「ちゃんと悲しむ」ということ

          今週、20年来の親友であるNっちとランチしていました。 Nっちは、最近私が書き始めたこのnoteを読んでくれていて「カウンセリングの調子はどお?」など色々聞いてくれるので、「いや〜トラウマ治療ね〜すごいよ〜」とあれこれ話したりしました。 ▲トラウマ治療の時の話はこちら 「私さー」 パスタをつつきながら伏し目がちに話すNっち。 「なめちゃんのお父さんの武勇伝、これまでも色々聞かせてもらってたけど、『大変なんだろうけどファニーなお父さんだな〜』くらいの認識で、なめちゃんって

          悲しむべきときに茶化さず「ちゃんと悲しむ」ということ

          思い出さなくなったトラウマ

          トラウマ治療として、先週「ブレインスポッティング」という心理療法を受けた話を書きました。1週間経ってみての感想ですが、私にとってはめちゃくちゃ良かったです。受けられて良かった。 ブレインスポッティングを受けてから、あるトラウマを思い出さなくなりました。フラッシュバックというほど強烈なものではないにしろ、以前はきっかけさえあればわりとひょいひょい思い出していたのに、全然思い出されてこない。思い出されてこないからすごく楽。過去でなく今を生きてる感じがちゃんとして心地いい。 思

          思い出さなくなったトラウマ

          リビングにいられるようになった話

          「どういうわけかリビングに長くいられない」という自分の心情を発見し、以前から不思議だなーとは思っていました。 もちろん子育てをしていますから、リビングに全然いないわけではありません。家族揃って毎日楽しくごはんを食べるし、リビングで家事もするし、たまにみんなで桃鉄でもしようとなればリビングで一緒に遊びます。 でもなんか……長くはいられない。 リビングにいると心がざわ〜っとして、そわそわ冷え冷えした気持ちになってくる。自分の居場所が無いような、所在なく心細い気持ちになってくる。

          リビングにいられるようになった話

          最新のトラウマ療法「ブレインスポッティング」を受けてきた話

          これホヤホヤの、今日の午前中の話なので、あまり自分の中で練れておらず、うまく書けるかなーという感じなのですが記憶が新鮮なうちに書き残したいと思ったので書いてみます。 幼少期から父とのかかわりの中で受けてきた心の傷と向き合い始めて現在7ヶ月。 4ヶ月間のメールカウンセリングや情報収集を経てある程度内面を整理した末に、トラウマ治療ができる対面カウンセリングに通い始めて今3ヶ月です。 「トラウマ」って、なんだか私などが軽々しく用いちゃいけない言葉のような気がずっとしてたんですけ

          最新のトラウマ療法「ブレインスポッティング」を受けてきた話

          生い立ちの陰にミッションあり

          著書40冊以上、海外翻訳本も多数お持ちの、とある著名なカウンセラーさんとお話できる貴重な機会が先日ありました。 カウンセラーの先生ではありますが、私の今後の仕事やライフワークについてコンサルしていただいた場でした。 その中で「家庭内暴力やアルコール依存、借金癖などなど、やんちゃ過ぎて手に負えなくなった父と絶縁した後、父を助けられなかった罪悪感や無力感が10年以上手放せずに苦しい、そのため今も実生活に色々と支障が出ている」という話を聞いていただいたのですが。 先生は「宮崎の

          生い立ちの陰にミッションあり

          実父に関するトラウマを整理したら、子育ての袋小路を抜けた話

          「実父に関するトラウマを一度しっかり消化しておかないとまずいのでは…」とはっきり認識した一番のきっかけは「小4次男としっくりいかないのは自分のトラウマが原因なのかも」と気付かされたことでした。 昨年5月、次男のあまのじゃくっぷりが激しく「行ってらっしゃい」と言えば「行ってきません」、「気をつけてね」と言えば「轢かれます」と答えるような感じでほとんど全ての会話がスムーズにいかず、私は最高潮にストレスを溜めていました。 会話があまのじゃくなだけなら全然いいのですが、返事をしな

          実父に関するトラウマを整理したら、子育ての袋小路を抜けた話

          「こころの家」を建て直している

          自分のこころを家に例えると、私の「こころの家」は築45年ということになります。 幼少期の頃、身を守るために作った小部屋がもう使われていなかったり、思春期の頃に増築したリビングはその幼さゆえに設計がヘンだったり…などなど、その時々の自分の必要に迫られて形を変え機能を変え、増改築を行き当たりばったりに45年も重ねてきた結果の「こころの家」が、今となっては複雑怪奇でいびつな間取りとなってあんまり居心地良くないかも…みたいなことって珍しくないと思うのですが、私の場合は今年とつぜん「

          「こころの家」を建て直している