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読書の話

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わたしの読書遍歴ー高校生編②ー

わたしの読書遍歴ー高校生編②ー

わたしの読書遍歴ー高校生編①ーの続き。
「オーケンののほほんと熱い国へ行く」大槻ケンヂ著
を手にした私は、そこから本を読むようになった。

1.オーケンの本を片っ端から読む。「高校生の時に読んだ本は?」と質問されて「村上春樹の有名どころから入ったんです」とか答える文学女子になってみたかったものだが、ひょんなことから、オーケンばかりを読む女子高生となってしまった。”なってしまった”といったら、ちょっ

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わたしの読書遍歴ー高校生編①ー

わたしの読書遍歴ー高校生編①ー

高校は電車通学で、電車に揺られている時間は片道50分、往復で100分。
読書をしやすい時間も多かったこともあり、高校の頃はかなり読書をした。

読書の入り口はアガサ・クリスティ?!高校に入ってからできた友達が、よく本を読む子だった。
通っていた高校は別だったので、毎朝の通学電車だけが一緒にいる時間だった。

「ねぇねぇ、これさー、意味わかんないんだけど、どう思う?」と、差し出してきたのは、アガサ・

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わたしの読書遍歴ー中学生編ー

わたしの読書遍歴ー中学生編ー

小学生編からの続き。

中学生のわたしは、全くと言っていいほど本を読まなかった。中学校の時は、ストリートスナップだけのファッション雑誌「STREET」「FRUiTS」と、音楽雑誌「Music Life」「WHAT's IN?」などに夢中だった。読書をした記憶はあまりない。

時折、友人と図書館に行って海外の絵本をよく見ていたが、「文学」「物語」を楽しんでいる訳ではなかった。物語の急な変更に「なんだ

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わたしの読書遍歴ー小学生編ー

わたしの読書遍歴ー小学生編ー

読書好き・・・、とまではかないが、まぁまぁ本は読む。
音楽遍歴に続き、読書遍歴も記していきたい。

│ルドルフとイッパイアッテナ小学校の時、読み聞かせの時間があり、先生が読んでくれた好きになった本。いつもいつも続きが気になって仕方なかった。

この本の著者はルドルフという猫。
人間の字が読み書きできるイッパイアッテナという名前の猫に、字を教わったルドルフがチラシの裏に書き、作家の家の前に運んだそう

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