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家族愛に関する調査(ジブラルタ生命調べ)からわかる県民性

少し前のことになりますが、2023年11月20日、ジブラルタ生命から「家族愛に関する調査2023」が発表されました。

家族愛に関する調査2023 ~配偶者・パートナーとのデートの理想と現実~ジブラルタ生命保険株式会社は、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女4,700名(男性2,350名 女性2,350名)を対象に、「家族愛に関する調査2023」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

コーチング講座の際の参考にしようと結果を眺めながら感じたことを書いていきます。

私の住む青森県は海と山に囲まれた、ご存じ本州最北端の地です。春は県内各地でたくさんの桜が誇り、夏は東北の火祭りの代表格ねぶたやねぷたが行われ、秋には八甲田渓谷から美しい紅葉を眺め、冬は海から山から冷たい風雪が吹きおろし、さらには地吹雪に耐え、次の春を迎えます。

最近はタレントの王林さんの活躍があり、津軽弁がなぜか「かわいい」と言われるようになりました。きっとかわいい人が話すからかわいく聞こえるのでしょうね(笑)。

さて、そんな青森県は調査の結果から、どんなことが分かったでしょうか。

家族の関係性
Q.家族のグループLINEがある
A. 11位(61.0%)
※1位は鹿児島県(73.0%)

Q. 配偶者・パートナーとSNSでつながっている
A. 16位(75.0%)
※1位は長崎県(84.0%)

Q. 子どもとSNSでつながっている
A. 6位(58.7%)
※1位は山形県(61.3%)

Q. 定期的に家族会議を行っている
A. 8位(27.0%)
※1位は埼玉県(32.0%)

Q. 定期的に家族に手紙を書いている
A. 4位(11.0%)
※1位は東京都(14.0%)

Q. 自分の家族愛を100点満点で評価すると?
A. 男性 39位(71.8点) ※1位は宮崎県(83.2点)  
  女性 9位(80.7点) ※1位は沖縄県(86.5点)

Q. 今年配偶者、パートナーに愛の言葉(愛してる・好きなど)を伝えた回数(平均)
A. 6位(38.8回)
※1位は奈良県(45.0回)

Q. 配偶者、パートナーに一日にありがとうと言っている回数(平均)
A. 30位(3.9回)
※1位は福島県(6.3回)

Q. 今年、夫婦喧嘩・パートナーとのけんかをした回数(平均)
A. 1位(18.8回)
※最下位は岐阜県(4.3回)

Q.配偶者、パートナーに1か月にごめんねと言っている回数(平均)
A. 17位(6.9回)
※1位は宮城県(12.4回)

~満足度結果は割愛します~

青森県の状況をまとめると…

➀家族のきずなは強い
家族のグループLINE 11位
家族とSNSつながり 16位
子どもとSNSつながり 6位
家族会議 8位
家族に手紙 4位

➁夫婦・パートナーとの価値観のズレ
家族愛(男)39位
家族愛(女)9位
パートナーへ愛の言葉 6位
パートナーへありがとう 30位
パートナーと喧嘩 1位
パートナーへごめんね 17位

➂女性の不満が多め
家事分担への満足度 男 29位 84.0% 女 32位 52.6%
育児分担への満足度 男 35位 86.5% 女 32位 52.6%

結果青森県の家族って・・・

(想定)青森県のある夫婦
(夫30歳、妻29歳/婚姻時の年齢・R4青森県人口動態統計より)
子どもは1人(R4合計特殊出生率1.24/同上)
年収 345万×夫婦=690万(求人ボックス2024より)

子どものことは夫婦でしっかり話し合いをする
SNSも活用 時には手紙を送り合ったり
でも女性の思いがまあまあ強め
家事・育児への不満は募るばかりよくケンカをするがなかなかお互い素直に謝れずにいる
愛の言葉はよく口にするが離婚率は高い
※10年離婚指数42.9%で全国6位(読売新聞オンラインより)

ちょっと家庭内の衝突が多い感じがする青森県民です。
素直に自分の気持ちを打ち明けるのが苦手なようです。
だからフラストレーションがたまるのでしょう。
パートナー同士、親子同士、会話しやすい環境づくりが必要です。

世の中少子化や、晩婚化、親子関係、ハラスメント、介護、老後2000万円問題、AIなど、いろいろ問題があるのですが、コーチングの知識を持って実践しながら生活していくと、軽減できる部分はたくさんあるように感じます。

雑に言うと、未来に希望を持てるようにすること。
結婚、子育てに不安や不満を持ちすぎないように予防すること。
結婚と子育てに不安や不満が少なければ、働くことにも、老後にもプラスに考えられる余裕が生まれると思います。
自分の考えを持ち、他者と関わり合える(家族も会社も)と、それ以外のことを考えられるようになります。貯蓄、進学、老後…
長く生きられるようになってきたので、先が長い分、見通しが立たない不安がありますよね。
年金だってもらえるんだかどうか。
でも、相手を思いやって、余白をつくって生活し、その中で考えたり、話し合ったり、分かりあったりする、そういう時間が県民のみならず、日本の人々には必要なんじゃないかなぁ?と思っています。

ますますコーチングの知識をお伝えしたい気持ちが高まってきました。まず、コーチング講座にはお母さん方がいらっしゃる割合が高いので、調査の結果を参考にしながらお話してみたいと思います。皆さんもぜひご自分の住む都道府県の結果をご覧になってみてはいかがでしょうか。

家族会に関する調査2023(ジブラルタ生命調べ)


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