見出し画像

[4]症状の変化と手術の決定


なにやら卵巣付近の様子がおかしい

夏に経過観察を受診した後、いつからか左の腰がいつも痛い事に気付く。
元々腰痛持ちではあるから筋トレやストレッチを頑張っていたし、適度に整体も通っていた。
でも左だけ痛いってことは?もしや、卵巣…お前か?

しかも、以前より卵巣が張っている感じがする。トイレも近いしお通じもよろしくない。卵巣…お前なのか?
ネットで調べると、卵巣嚢腫の自覚症状として腰痛・頻尿・便秘と書かれていたりして、なんとなく不安になってくる。

なんとなく経過観察を続けているけど、私はどうなってしまうんだろうか?突然捻転したらどうする?いやでも10cmになるの待つ?いや…腰痛とか諸々の症状なくなるんだったら、取っちゃったら楽になるのか?でも手術怖い…どうしよう…と、悩み始めていた。


多分“アカンやつ”という感覚

暑さが落ち着いてきた頃、卵巣ってこんな所にあったっけ?と思う事があった。
シャワーが左の下腹に当たった時「ん?これ卵巣じゃない?」という感じがした。普通、ちょっとお腹を触ったくらいでは卵巣なんて全然わからないはず。

…あれ?これアカンやつでは?という不安がどんどん大きくなってきた。

更に、突然の不正出血や腹痛など不穏な症状が急に増えてきた。左卵巣が腫れているからか、身体のバランスも心なしか悪い気がする。
卵巣嚢腫がある左の鼠蹊部の痛みや、脚のむくみも出てきた。

ここまで体調が変化すると、流石にこのままではヤバいなと思えてくる。この際何でもいい、手術して楽になれるならそうしたい…

とにかく次の診察で症状を伝えて、その上で手術になるんだったらもう腹を括ろうと決めた。

そこから手術について情報収集をしたり、今のうちにやりたい事やっておこう!と予定を詰めたりした。

覚悟は決めたものの、手術入院共に人生初…
痛み・費用・有給の残りなど不安しかなかった。

動いとったんかい!

大学病院を予約していた日、午前休を取って診察に来ていた。朝イチからなので昼には出勤できるだろう。多分。

診察では症状を伝えた上で内診があった。カーテンの向こうで先生が「?」となっている様子が伝わってくる。
内診が痛くなくて安心できる先生だけど、今回は明らかに左側が痛い。前回までと違う。
 
先生曰く、卵巣の大きさは少ししか変わっていないものの、移動して子宮より前に来てしまっているらしかった。移動したことによって引っ張られて痛いのかもしれないとの事。
今まで痛かったのはそういうことか!と納得した。
そこで改めて手術するかを聞かれたので、お願いしますと即答。手術が決定した。
痛みなどの症状があるため、なるべく早い日時で手術できるように予定を組んでもらえた。診察から約2週間後。
なかなか急ピッチで手術に向けて動き始めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?