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AAPA『トーク・ミーティング』2024(vol.5 / vol.6)

AAPA『からだの対話の場をひらく』では、6月に北千住BUoYで行う展示とパフォーマンスに向けて、月1ワークショップ「触れる/触れられる」体験も振り返りながら、月1ペースで「からだが感じること」について話を聞く『トーク・ミーティング』を行っています。

3/20(水祝)のvol.4に続く、4/14(日)と5/18(土)は2回に渡る形で、アートプロジェクト「ファンタジア!ファンタジア!」の活動拠点でもある東向島 (東京都墨田区) の「藝とスタジオ」で行います。


実施概要 / 予約フォーム

AAPA『トーク・ミーティング』vol.5 / vol.6
日時: 2024年 4月14日(日) 18時~20時、 5月18日(土) 19時~21時
スピーカー: 上本竜平(AAPA)
対話者: 青木 彬(インディペンデント・キュレーター)

料金: 各回 1000円(*月1ワークショップ参加者は500円)
会場: 藝とスタジオ(東武線 東向島駅 徒歩7分)

予約方法: 以下のフォームよりご予約ください。(定員10名程度)

スピーカーより (上本竜平)

今回の2回のトークでは、4月に自分が「AAPAの活動/これから行うこと」を紹介し、5月は対話者の青木さんに「アートの歴史/墨田区での活動とのつながり」を話してもらうことで、誰もが行うダンス(からだが感じること)の見方を皆で広げていきます。

4月の話の始まりを、以下に書いておきます。

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AAPAは、2013年夏に北千住 (東京都足立区) で「日の出町団地スタジオ」をオープンし、クラスを続けるなかで、色んな人と出会ってきました。

クラスの内容は「コンテンポラリーダンス」でしたが、色んな人のからだや動きを見ながら、自分たちがダンスと呼ぶ「からだが感じること」が、コンテンポラリーダンスとして見るときに「見えなくなる」ことが気になっていました。

コロナ禍に入った後、あらためて自分たちがダンスと呼ぶもののルーツを意識し、コンテンポラリーダンスという言葉をクラス紹介から無くして、「ボディワーク」と「コンタクト・インプロビゼーション(CI)」にしました。

コロナ禍で、誰もが「触れる/触れられる」「うつる/あらわれる」ことに敏感なときでした。

体調の様子を見ながら、体温を測り、両手を消毒して、からだの内側の「見えないもの」が他者に触れる場に訪れる。
日々の習慣になっていた振る舞いも、コロナ禍の収束で以前に戻ったかのように見えます。

2023年秋に始めた『からだの対話の場をひらく』では、5月まではワークショップ(両国門天ホール)とトーク(藝とスタジオ)、6月は北千住BUoYの2階ギャラリーで美術家の小野愛の展示と、メーテルリンクの戯曲『Interior (室内)』をもとにしたパフォーマンスを行います。

コミュニティ・ミュージック、福祉と関わるアートプロジェクト、美術のインスタレーション、戯曲を用いた演劇。
それぞれの現場や空間に「触れる/触れられる」とき、誰もが行うダンス(からだが感じること)はどう「うつる/あらわれる」のか。

また一歩、近づくことから始めます。
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過去の実施記録

AAPA『トーク・ミーティング』vol.1~4(2023年12月~2024年3月)の内容は、以下のページでご確認ください。


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